神棚の処分はどうすればいい?

神棚の処分はどうすればいい?費用の相場と3つの方法で悩みを解決!

人それぞれに様々な事情があり、神棚を処分しなければいけないことがあります。

やはり、ほとんどの方が経験したことがないので悩まれる方が多くいらっしゃいます…

そこで、今回は神棚を処分する様々な方法ご紹介します。

あなたが納得できる神棚の処分方法を見出す参考になれば幸いです。

1番丁寧な方法

1番丁寧な方法1番丁寧な神棚の処分方法は、神社で祈祷やお祓いをしてもらい、その後にお焚き上げをすることです!

まず、祈祷というのは神様に祈ることで、これから神棚を処分するお願いをする意味合いになります。

次に、お祓いをすることによって神棚に宿っている神様の魂を抜くのです。この儀式は、魂抜き(たまぬき)と呼ばれています。

この儀式により、ただの物に戻った神棚をお焚き上げによって天へと還すのです♪

この様に一つ一つ丁寧に行っていく方法なので、心がスッキリとし納得がいきます。

特に、神棚にはやはり神聖なものが宿っていると考える方にはおすすめな方法です。

それで、この方法ができるかどうかは神社によって違います…

なので、神社にある社務所か祈祷受付所に直接行っても断られてしまう場合も考えられます。そこで、予めお願いしたい神社に出来るかどうか確認してから持っていくと良いでしょう。

また、お焚き上げの際に金属、陶器やガラスなど不燃物は持って帰らなければいけない場合もあります。

その場合は、塩でお清めをしてから不燃物として出せば大丈夫です!

そこそこ簡単な方法

そこそこ簡単な方法この方法は、お札を神社に返し、神棚本体は祈祷やお祓いをせずにお焚き上げをします。神社によっては、この様に祈祷やお祓いは不要だと考えるところもあるのです!

この方法では、まず神棚に入っているお札を神社にあるお札返納所に返します。

なお、このお札を返す神社は、できるだけお受けした所にするのが望ましいです♪

ただし、遠方にあるのでどうしても無理という場合は、近くの神社でも受け付けてくれる場合があります。ですが、駄目なこともあるので、念のため事前に聞いておきましょう。

もし、それで駄目ならまれに郵送でも受け付けてくれる神社もありますので確認してみてください。

それで、お札を返した後にはお焚き上げをするのですが、受け付けてくれるかは神社によって異なります。なので、ここも神社に確認すべきポイントです!

ちなみに、お札さえ返してしまえば、神棚自体はどの様に処分しても良いとする神社もあったりします…

費用はどれくらい?

費用はどれくらい?さて、宗教ごとでの一番の悩み事といえば、いわゆるお志しですよね…

やはり、神道にもそれがあって一般に玉串料と呼ばれています。この玉串は榊の枝に紙垂を付けたもので、米、酒、魚、野菜などの神様の食事である神饌と一緒に供えるものです。

しかし、時代と共に供物が用意できなくなり、玉串の代わりに納めるお金として玉串料が生まれました。

つまり、玉串料のお金は神様に供えられるものという意味もあるのです!

そんな玉串料は、祈祷とお焚き上げの場合で3,000円から1万円程度と結構幅があります。さらに、大きさによっても金額が異なる場合があるのです。

また、お焚き上げのみの場合は、無料の場合もあれば有料の場合もあったりします…

この様に神社により対応が違い、費用を明示している場合もあるので、思い切って聞いてみるのが1番です♪

こんな方法も有る!

こんな方法も有る!実は事前準備をしっかりしておけば、かなり簡単に神棚を処分する方法があります!

それが、神棚を販売してるお店の引取サービスを活用するというものです。

例えば、神棚は数年から十数年ごとに新しくして綺麗にすることで、神様に感謝の気持ちを伝える考え方が神道にはあります。そして、この様な時に引取サービスが活用されているのです^^

ちなみに、伊勢神宮でも20年に一度新しいお宮に建て替える式年遷宮が行なわれています。

なので、引取サービスのある店で新たに購入し、古い神棚を処分してもらうと面倒が少なくて済むのです♪

なお、その様なサービスをしている販売店として次のお店があります。

 ⇨ 伊勢 宮忠 神棚引取サービス

流石、お伊勢さんのお膝元で神棚を作っているだけのことはありますね。

納得する方法で!

納得する方法で!神道には、これといった明確な教義を示した物がありません…

なので、こうしなければならないという正解が無いのです!

つまり、自分で心から納得できる方法を決めなくてはなりません。

その際ですが、祟られるとかそういった負の気持ちからではなく、これまで家を見守っていてくれた神棚にどうすれば感謝を示しつつお別れができるのかと考えてください。

神道はそういう感謝する心が、最も根底にある宗教なのです♪

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