4年に一度やってくる“うるう年”。
4年に一度と聞くと、漠然とオリンピックやアメリカ大統領選挙の年だと思っていませんか?笑
この記事では、知っているようで実は曖昧なうるう年の秘密をご紹介します(^_-)-☆
“うるう年”ってなぜあるの?
4年に一度やってくる2月29日がある年がうるう年ですが、なぜ、このような日があるのでしょうか?
その理由は地球の公転と関係があります。
地球はご存知の通り1年間で太陽のまわりを一周し、これを公転といいます。
昔々…理科で習いましたね(^^)
この公転をカレンダー上でいうと、1年・365日かけて1周していることになるのですが、実際の地球は365.2422日をかけて太陽の周りを回っているのです!
1年で0.2422日の誤差が4年経つと0.9688の誤差になるので、この誤差を埋めるために考え出されたものが”うるう年の2月29日”なのです。
うるう年の計算方法!“西暦÷4”で割りきれる年だけではない⁉︎
うるう年は4年に一度、ということは西暦÷4で割りきれる年がうるう年と思っていませんか?
ほぼそれで正解なのですが、4年に一度一日増やしてもどうしても残ってしまう誤差があります。
それを修正するために、以下の三つの条件が決められています。
条件1. 西暦を4で割って、割り切れる年がうるう年
条件2. うるう年でも、100で割り切れる場合はうるう年としない
条件3. 条件2の場合でも、400で割り切れる場合は例外としてうるう年とする
この条件にオリンピックイヤーを当てはめてみると、1900年に行われた第2回パリ大会は、条件2に当てはまるためにうるう年ではありませんでした。
しかし、2000年に行われたシドニー大会は、条件2に当てはまるものの、条件3にも当てはまったためにうるう年でした。
…とてもややこしいですねf(^^;
補足として、オリンピックとうるう年の関係は、たまたま1896年に第1回のアテネ大会が行われ「その年がうるう年だった」ということだけで、とくに深い意味はないのです^^;
2月29日生まれの人の誕生日はどうなるの?
2007年11月生まれの娘には、2008年2月29日生まれの友達がいます!
その子とは赤ちゃんの頃から仲良しなのですが、誕生日が近づくと毎年いつどのタイミングでお祝いの声をかけてあげれば良いのか悩みます…f(^^;
日本の法律では誕生日の前日をもって1歳加算されるので、2月28日「“誕生日だね!おめでとう♫」とお祝いするのですが、小学生になったその子は、娘の話によると誕生日については辛口コメント。
「どうしてこんな面倒な日に私を生んだのだろう⁉︎」と、言っているそうです(^^;;
2月28日ではまだ気分的に誕生日の前だし、3月1日では3月生まれになってしまうようで、何となく気持ちが悪いのだとか…(^^;;
彼女の言い分もわかるけど、どうしようもできないこの辛さ(*_*)
せめて次の2月29日には一緒に盛大にお祝いしたいと思っています☆
Leap Year(うるう年)昔のイギリスの風習では…
うるう年について調べていたら、興味深い風習が昔のイギリスにありました。
1288年当時のイギリスでは、2月29日には女性がプロポーズをしてもいい日とされ、男性はそのプロポーズを受けなければならないという法律があったそうです!
しかも、断る際には罰金の支払いを命じられていました!Σ( ̄□ ̄;)
何とも恐ろしい法律…。
もちろん、現代ではそんな法律はもうありませんが、2月29日は女性からプロポーズする日としての風習は残っています。
次のオリンピックイヤーではないうるう年を想像すると
うるう年についてご紹介してきましたが、地球の公転とカレンダーとの誤差を埋める知恵だということ。
そして、オリンピックだからといってうるう年とは限らないこともわかりました♫
少し未来を考えてみると、次に来る“うるう年ではないオリンピックイヤー”は2100年です!
この頃は私の子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんになっている頃だと思うのですが、
車は空を飛んでいるのか?
外国語は勉強する必要がなくなって、スマホを誰もが持つように超小型同時通訳機を持っていて、誰とでも普通に会話できるようになっているのでは?
テクノロジーがさらに進化して、AI機能を搭載したロボットと人間が共存して生活をしているのかな?
などなど…想像は尽きません^^
しかし、今よりももっと平和でより良い世界であってくれたらと心の底から願います(^_-)-☆