日本には数々の伝統的な行事がありますね。
お正月に始まり、雛祭り、お彼岸、子供の日などなど。
それぞれの行事に付き物なのが食事です!
食べる事が大・大・だ~い好きな私は、子供の頃からこちらの方が楽しみでした^^
でも、大人になって…今度は子供に作ってあげる側になると、年次行事の時には一体なにを作ればいいのだろう~と・・・考え込んじゃってf^^;
子供がお友達を連れて来るなんて言われた時には、ホントあせっちゃいます笑
今回はそんな時のために、それぞれの行事にあった行事食をご紹介します。
そもそも年中行事ってなぁに?
食べ物の話しの前に・・・そもそも年中行事って何という疑問が・・・?
日本には数多い年中行事があります。
年中行事とは・・・宮中や民間で毎年決まった時期に風習として行われている、一年のうちの行事や儀式のことを言います。
四季折々の農作業に関わることや神様、仏様に関係すること・・・
日本で生まれたもの、中国など大陸から伝わって変化したものなど・・・平安時代や奈良時代の貴族や武士が始めて、庶民に広がったものなど、それぞれに深~い意味や由来があるんです!
年中行事や節句、お祭りなど特別な非日常を「ハレの日」と呼んで、反対の日常の日を「ケ」と呼びます。
「ハレの日」には、食ベ物や着るもの、室礼(しつらい)なども、特別で日常と非日常を区別するんです。
日本人は古くから季節毎の行事を大切にし、季節の移り変わりを感じてきました。
大切にしたい日本の心ですね^^
なぜ年中行事や節句にはご馳走なの?
行事や節句の時に「なぜご馳走を食べるのかなぁ~?」と思いませんか?食べるのは嬉しいんですけど(笑)
しかも、それぞれの行事によって食べるものが違う!その謎・・・調べました。
季節毎の行事やお祝いの日に食べる特別な料理のことを「行事食」と言うそうです。旬の食材を取り入れて、季節感を味わいます。
今のように食材が手に入らないから・・・季節の食材を味わうんだね。季節の変わり目を感じ・・・「ハレの日」にはお休みをして、ご馳走を食べ・・・生活にけじめをつけていました。
うん!なるほど!だから行事によって違うんだ!昔の人は色々と考えていたんだ! すご~い!・・・さすがですね~^^
年中行事と行事食を一挙紹介!
行事と節句の行事食をまとめてみました。
1月の行事と行事食
正月(1日~7日) おせち料理・お雑煮
人目の節句(7日) 七草粥
鏡開き(11日) お汁粉
小正月(15日) 小豆粥
二十日正月(20日) 小豆粥
2月の行事と行事食
節分(3日) 福豆・恵方巻き・鰯
初午(9日) いなり寿司
3月の行事と行事食
桃の節句(3日) ちらし寿司・蛤のお吸い物・白酒・菱餅・ひなあられ
彼岸(17日~23日) ぼた餅
4月の行事と行事食
花祭り(8日) 甘茶
花見 花見団子
5月の行事と行事食
端午の節句(5日) 柏餅・ちまき
6月の行事と行事食
夏至(20日頃) タコ(関西地方)
7月の行事と行事食
七夕(7日) そうめん
お盆(13~16日) 精進料理・白玉団子・そうめん
土用の丑(23日頃) 鰻・土用餅・土用しじみ
8月の行事と行事食
お盆(13~16日) 精進料理・白玉団子・そうめん
9月の行事と行事食
重陽の節句(9日) 菊酒・栗ごはん
彼岸(20日~26日) おはぎ
十五夜(中旬~10月初旬頃) 月見団子・里芋
10月の行事と行事食
十三夜(中旬~下旬頃) 月見団子・栗ごはん・豆
11月の行事と行事食
七五三(15日) 千歳飴
12月の行事と行事食
冬至(22日頃) かぼちゃ・小豆粥
大晦日(31日) 年越しそば
本当にいっぱいあって・・・季節感たっぷりですね^^
それぞれの行事や食べ物にも意味や由来があるんです。
家族の健康や幸せを願ったり、神様仏様に捧げたり・・と色んな意味も込められています。
まとめ
1.大切にしたい!四季の移り変わりを感じる日本の心・・・年中行事
2.行事によって食べるものは違う!・・・季節を味わおう!
3.こんなにいっぱい行事や節句があったとは・・・驚きです!
でも、ご馳走をいっぱい食べられそう(笑)
なかなか全部手作りするのは大変だけど、特別なハレの日!
今はスーパーなんかに行くと・・・行事にあった食事が紹介されていますね。
ぜひ、季節を楽しみながら・・・手作り料理でお祝いしましょう!
子供と一緒に作るのも楽しいよ!お友達を呼んで、パーティしちゃう?
かっこいい~!出来るママ! きっと・・・あなたの株が上がります。