月に一度の女性の苦しい試練、生理(´゚Д゚`)
痛いわダルいわ不快だわで、この時だけは女やめたーい!って思った事ありませんか?
私は何度もあります(`・ω・´)
ドラッグストアなんかに行けば、科学の粋を集めた生理用品がこれでもかと多種多様に陳列されています。
辛い生理をできるだけ快適に過ごせるよう考え抜かれた商品ですが、それらを用いても辛いものは辛い!
色々な便利グッズを駆使しても煩わしい生理。
そんな生理用品がなかった時代には一体どう乗り切っていたのでしょうか?
今回はそんな、江戸時代の女性事情についてまとめてみました☆
以前ご紹介した江戸時代の性事情もさることながら、江戸時代の女性の生理事情も色々すスゴったのです!
江戸時代の性事情の記事はコチラ↓
江戸時代の生理用品
もちろん現代のように生理用品として売られていた便利グッズがあったわけではありません。
女性が生理の時に使うふんどしのようなものがあって、浅草紙(和紙の再生紙)やボロ布をナプキンのようにはさんで締めて使用したのだそうです。
画像は昭和初期のものですが、江戸時代はこれ以上にお粗末(?)なものだったと予想されます…え(・◇・。)? ガクブルですね…(((゜д゜;)))
このふんどしが馬の顔に似ている事から「お馬」と呼ばれました。
都市部では浅草紙や布を使いましたが、農村部ではそうもいきません。
綿やススキの穂など、やわらかい天然素材を使用しました。
また、あてがうだけの方法もあれば、丸めて膣に詰め込む処理法もあったそうです。
柔らかい和紙などをツバなどで湿らせて丸めたものを使い、「赤玉」とか「込め玉」と呼ばれていました。
出血をコントロール
江戸時代の女性はその生活様式のせいかインナーマッスルが発達しており、キュっと力を込めて膣を締める事で出血をコントロールできたと言われています。
キュっと締めて溜めておいた経血をトイレで用を足す時に一緒にドバっと排出していたとか…。
そのため、詰め物をする際にもタンポンのように奥まで入れて吸収させるのではなく、ごく浅い位置に詰めて異物感をもたせました。
詰め物はそこを意識して締めるようにする事と栓のような役割だったそうです。
普通の紙や綿じゃそんなに吸収力ありませんもんね(´・ω・`)
この「経血コントロール」ですが、実は現代人でもできるそうです!
実際やっている人もいるようですし、その為のトレーニングを行っている所もあるとか!?
多い人なんかは習得してみるのも有りかと思います(゚▽゚)
そもそも出血が少ない
昔の人は今みたいに生理が重いという事がなかったそうです。
一説によると、月経のときの出血量や症状は体内の毒素と関係があるとか。
江戸時代だと今のような農薬も食品添加物も大気汚染もありませんものね〜(´д`*)
便利家電も交通機関もないですから、体は鍛えられ至って健康だったでしょう^^
そのせいか、出血量は現代人よりも随分少なく期間も短かったそうです。
つらい生理痛も無かったとか!(´゚Д゚`)
特別な手当をしなくても、意識して気を付けるだけで過ごせたという証言もあるようですよ。
大気汚染などはしょうがないですが・・・
現代人でも、食べ物など気を付ければ軽くなったりするんでしょうかね?
…ストレス社会じゃ無理ですかね!?(;´・ω・) 誰かその辺教えて下さーい^^;
女と生まれたからには
生理休暇ってご存知ですか?
“生理で辛い時には働くことを免除します”という感じで労働基準法に定められています。
まぁ、実際にはなかなか休む事もままならないと思いますが・・・(;´Д`A
江戸時代でも生理中の女性は働かず隔離されました。
安静にするため・・・ではなく、血の「穢れ(けがれ)」を忌んで隔離されたわけなんですけどもね。
その仕組みが分かっている現代人としては「穢れとはなんじゃー!」と思ったりもしますが、昔はしょうがないんでしょうね(´・ω・`)
最近は「生理を疎む事は女性性の否定」みたいな風潮もあるようです。
どうしたって毎月やってくるものですから、プラス思考で見たほうがそりゃ健全です。
可愛い子供を産むために必要な事ですからね(`・ω・´)
いつの時代も女性を悩ませた生理、うまく付き合っていけたらいいですねッ^^