仏像って何種類あるの?特徴は?よく見てみたら色んな特徴がありました!

観光で訪れた場所で、その土地の由緒あるお寺へお参りすることも多いと思います。

お寺の本堂には仏像があるのですが、なんとなく拝んで、すぐに立ち去ってしまっているとしたら…ちょっともったいないかも。

仏像には種類が沢山あって、それぞれに特徴があります。

せっかくなので、仏像もよく見てみましょう!

仏像にはどんな種類があるのでしょうか?どんな特徴があるの?

今回は、仏像の種類とその特徴について調べてみました!

そもそも仏像ってなんなの?

観音

仏像は字のまま、仏様の像のことです。

では「仏様」とは誰なのでしょうか。

仏様は、仏陀(ブッダ)とも言い、サンスクリット語で「仏の悟りを開いた人」の意味があります。

この「仏の悟りを開いた人」は、ゴータマ・シッダルタという実在の人物で、北インドのシャーキヤ族の貴族でした。

ちなみに、シャーキヤ族の人なので、釈迦(シャカ)とも呼ばれます。

仏像は、最初はこの仏陀の像の事だけを差していたのですが、そのうち仏陀以外の仏教関連の像のことも、仏像というようになりました。

仏教にはたくさんの人物が登場します。

仏像もそれだけの種類があるのですが、大きく4種類に分けられますのでご紹介します。

仏像の種類

明王

・如来(にょらい)…悟りを開いた姿。
・菩薩(ぼさつ)…悟りを開くために修行中の姿。
・明王(みょうおう)…如来の化身。
・天部(てんぶ)…仏教を守る人。

仏像の姿かたちって色々ありますが、色々種類があるんですね。

では、仏像の種類が分かったところで、次はそれぞれの特徴を見てみましょう!

仏像の特徴

天

【如来】

厳しい修行を経て悟りを開いた釈迦の姿を元にした仏像です。

出家しているので、粗末な布を体に巻きつけただけの衣服を着ています。

また三十二相(さんじゅうにそう)といって、経典の中に、釈迦の見た目の特徴を32の項目として数え上げているものがあります。

その中で、あのアフロのような髪型については、毛上向相(もうじょうこうそう)と記されています。体の全ての毛が上を向いてカールしています。

また、眉間のほくろのようなものは、白毫相(びゃくごうそう)と記されています。

あのほくろのようなものは白い毛が巻いてあるもので、伸ばすと約4.5mもあります。

その他にも三十二相には不思議な特徴が記されています。

如来には、釈迦如来(しゃかにょらい)、阿弥陀如来(あみだにょらい)、大日如来(だいにちにょらい)、薬師如来(やくしにょらい)などがいます。

【菩薩】

菩薩は悟りを開く前の、修行中の釈迦の姿です。

出家する前なので、インドの貴族のきらびやかな装飾品を身にまとっています。

また、さまざまな姿に変わって、現生の人々を救ってくれています。

女性的な体つきになったり、手が千本生えたり、頭の上に顔をたくさん載せたりなど、体の様子が様々で、不思議なのが特徴です。

また、道端に立っているお地蔵さんも、実は菩薩です。

お地蔵さんは地蔵菩薩(じぞうぼさつ)といって、菩薩の中では例外的に、装飾の無い粗末な衣服を身につけ、お坊さんのような坊主頭をしています。

お地蔵さんは、地獄に落ちた人々の苦しみを身代わりになって受けてくれるとか、子どもを守ってくれるとか、とても優しくて親しみやすい感じの菩薩です。

菩薩には他に、聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)、十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)、弥勒菩薩(みろくぼさつ)などがいます。

【明王】

明王は元はヒンドゥー教の神々だったのが仏教に取り込まれたものです。

憤怒の表情で、髪も逆立ち、武器を持っています。

とても恐ろしい姿なのですが、これは、煩悩や悪に対する怒りの現れなのです。

明王はたくさんいますが、不動明王(ふどうみょうおう)、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、大威徳明王(だいいとくみょうおう)、金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)の五人の明王は五大明王といわれています。

【天部】

天部も元はバラモン教などインドの神々だったのが仏教に取り込まれたものです。

非常に数が多く、姿も様々です。

顔が三つで手が六本の、三面六臂(さんめんろっぴ)の姿で有名な阿修羅(あしゅら)は天部です。阿修羅は元は戦いの神でしたが、仏教に取り込まれ八部衆(はちぶしゅう)として仏を守る守護神となっています。

また、上に上げた4つの種類には含めることのできない仏像もあります。例えば釈迦の弟子や偉いお坊さんなどの仏像です。

仏像ってちょっと見づらいけど…でも目を凝らして見て!

地蔵

お寺の本堂の中は自然光しかなく、昼間でも薄暗いところがほとんどです。

また、仏像が置かれている場所は、お参りするところからずっと離れているかもしれません。

だから、仏像って細かいところまでよく見えないんですよね…

でも、これは年月を経た貴重な仏像を光から保護するためでもあるんです。

年月を経ても人々に愛され大切にされ続けている仏像です。

時にはとても貴重で重要な仏像も、お寺では信仰の対象として生で見ることが出来ます。

僅かな光の中ですが、じっと目を凝らしてみてください!

仏像の色々な特徴がだんだんと見えてきますよ!




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