日本の祭り曲!語り継ぎたい“四季にまつわる”童謡4選!

“日本のお祭り”には、神様や自然への感謝と、これからも見守ってほしいという願いが込められています。

また、四季折々、古くから歌い継がれてきた日本のお祭りにまつわる曲もたくさんあります!

この記事では、親から子供へと、時代を越えて語り継いでいきたい日本の祭り曲をご紹介します☆

春 桃や桜が美しい季節

 
春になるとやってくるのは3月3日、桃の節句のひな祭り♪

言わずと知れた女の子のお祭りです♡

ひな人形を飾り桃の花を添え、ひなあられや菱餅をお供えして女の子の健やかな成長を願います。

そしてそのひな祭りに欠かせないのが童謡 “うれしいひなまつり”

♪あかりをつけましょ ぼんぼりに〜♪で始まるこの歌は、日本人であれば小さいころに必ず聞いたことがあると思います^^

でも実はこの歌、4番まであるって知っていましたか?

それでは実際に4番までの歌詞を聞いてみましょう☆

わが家の小4の娘と年長の息子は、それぞれ幼稚園に入ったときから日本舞踊のお稽古に通っているのですが、ひなまつりの時期がくるとこの曲をおさらいするので、いつまでも忘れず踊れる一曲です^^

しかし、二人とも自分で歌いながら踊るのを見ていると、きっとこの曲を覚えた時からズーッとなのでしょうが、微妙に言い間違って歌っているのも笑えます。

またこの時期、スーパーに買い物に行くとエンドレスでこの曲が流れているため、踊りだしてなかなか買い物が進まず困ったこともありましたw

今は二人ともだいぶ大きいので、他の人の邪魔になって迷惑をかけてさえいなければ、私は無視して買い物を済ませます^^

夏 かき氷や花火に海!楽しみいっぱいの季節

 
夏の定番お祭りと言えば、7月7日の七夕祭り!

天の川をはさんで離れてしまった彦星と織姫が、年に一度お天気が良ければ再会できるというお話は誰もが知っています。

地上ではこの日、笹に飾りを作って願い事を書き吊るします。

ただし、この時の願い事はクリスマスではないので“〇〇が欲しい!”といったものは先生に却下されます。幼稚園あるあるですね(笑)

私の子供たちが通っていた幼稚園では、広い園庭があったので、七夕まつりのクライマックスは童謡 “たなばたさま” を歌いながら笹を燃やして天に願いを届けるという催しものでした。

昼間に燃やすので幻想的という感じはしませんが、しっかり願いが燃えたと毎年とても満足げでした^^

懐かしい“たなばたさま”を聞いてみましょう♪

秋 実りを感謝する季節

 
秋はみのりの季節。

その年の収穫に感謝して行われるのが秋祭り♪

その地方ごとにお祭りの内容は異なりますが、感謝の気持ちは共通です!

そんな様子を歌ったものが童謡 “むらまつり”

“うれしいひなまつり”や“たなばたさま”と違ってピンとこないパパやママもいると思いますが、秋のお祭り曲の定番です。

“ドンドンヒャララ〜 ドンヒャララ〜♪” 太鼓と笛の音をあらわしたこのフレーズが耳に残ります^^

冬 新年の幕開けを祝う季節

 
冬のお祭りでパッと浮かぶ一番は、もしかしてクリスマスかもしれません。

私も一瞬クリスマスソングをあれこれ思い浮かべてしまいましたが、ここではあえて“日本らしさ”にこだわり、童謡 “お正月” をご紹介します☆

お正月のことを“新春”というので「春なのでは?」と疑問をお持ちの方、お許しくださいm(._.)m

この曲は、もうすぐやってくるお正月を楽しみにしている子供の様子を歌ったものです。

私も子供の頃は待ちわびました^^

今は大掃除など忙しく、キリキリしながらこの曲を聞いていますw

「歌詞に出てくる“おいばね”ってなんだ⁉︎」と思ったことはありませんか?

おいばねとは羽根つきのことだったんですよ〜!

四季それぞれの祭り曲

子供に歌い継いで行きたい、四季それぞれのお祭りの曲はまだまだ沢山あります。

どの曲にも共通していることは、”日本人は昔から神様や自然に感謝しながら生きてきた”ということです^^

幼稚園や保育園でも歌いますが、これらの曲を通して、ご家庭でもぜひその心を一緒に感じてください!

それにフッと出てくる子供の“言い間違った歌詞”が、なかなかオリジナリティ溢れていて面白いですよ(笑)

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