伝統芸能と言えば、あなたは何を思い浮かべますか???
歌舞伎や能楽、文楽や短歌、その他多くありますよね。
ところで、この伝統芸能は、なぜ存在するのでしょうか?
この記事では伝統芸能の”意味”を分かり易く要点を絞って解説していきます☆
神への捧げもの
最古の伝統芸能と言えば『短歌』です。
7世紀後半〜8世紀後半頃には既に『万葉集』がありました。
昔から「話し方に知性が出る」と言われる様に、言葉を知っていて上手く使える人が教養のある人だと考えられていたのです!
他にも、古代では歌や踊りは神への捧げ物として用いられ、それが続けられていくうちに流派が生まれ、いつしか『芸術・芸能』として扱われる様になりました☆
科学も発達していない頃の人々は、生活の行事がほとんど神様頼りでした。
なので、神様のご機嫌を取るために歌や踊りを捧げるということは、当時の人たちにとってとても大事な儀式だったのです。
儀式に使う古代舞踊はこんな感じだったのだと思います。
文化を広めて嗜む
神様のご機嫌を取っちゃうくらいですから『芸術・芸能』は、とても影響力があるものでした。
しかも、人の習慣がそのまま音や踊りになりますから、地域性も豊か!
なので、時代が進むごとに『芸術・芸能』は神様やお偉いさん方だけのものではなく、庶民の間でも流行り始めます。
祭りや余興として皆で楽しむという目的もありましたが、人間性や規則を学ばせるための教育としても使われていきました!
現在の『伝統芸能』
日本人が漠然と知っている伝統芸能。
今現在、認められているものはどれくらいあるかご存知ですか?
•和歌 •俳諧 •日本舞踊 •能 •歌舞伎 •人形浄瑠璃 •写し絵
•雅楽 •邦楽 •浄瑠璃節 •唄 •講談(講釈) •落語 •浪花節(浪曲)
•奇術 •萬歳 •俄 •梯子乗り •女道楽 •太神楽 •紙切り •曲ゴマ
•花火 •彫金 •漆器 •陶芸 •織物 •茶道 •香道 •武芸 •書道 •華道
伝統芸能とは、日本に古くからあった芸術や技能のことを指します。
上記は一例ですが、流派や細かい分類分けを除いても、こんなにたくさんの種類があるんです!この多さには本当にビックリです!
伝統芸能のこれからの意味
伝統芸能はたくさん種類があり、習慣や環境、歴史と共に歩んでいることが分かります。
まさに日本文化の歴史そのものが反映されていますねッ!
昔の人の「芸能」の意味合いは、平和に暮らして行くための神へのメッセージでしたが、今はどちらかというとファッションや楽しみの要素が多いですよね☆
そうすると、国問わず多くの人が伝統芸能のことを知り、理解し、楽しむことで、日本の文化を途絶えさせずに守ることができるのでは?と私は思います!
なので、これからもどんどん伝統芸能に触れていき、外国人にはもちろん、日本の文化を知ってるようで知らない日本人にも広めて行きたいと思います☆
あなたも是非、日本の伝統芸能の奥深さを体感してみてくださいねッ♫