華道と聞くと、ちょっと敷居の高いイメージを抱きませんか?
私の家もですが、友達の家に遊びに行っても華を活けている家はありませんでしたし、お花という存在も、誰かにあげるものという特別なものであるという認識です。
そのため、わざわざ華道を習うのは、心にもお金にも時間にも余裕がある、お嬢様が習っていそうです。
しかし、昨今ではステイホームが長引き、華道もオンラインで学ぶことができます。
ここでは、華道をオンラインで学ぶメリットについて紹介します。
華道をオンラインで学ぶ方法
華道をオンラインで学ぶというのは、実際に華道を行うよりもハードルは低め。
しかし、どんな人が利用しているのか、どんなものが必要なのかを紹介します。
≪華道のオンラインレッスンはどんな人が利用しているか≫
華道のオンラインレッスンは、やはり流派によって特徴があります。
初心者の人であれば、草月流がおすすめです。
「いつでも、どこでも、だれにでも、そして、そのような素材を使ってもいけられる」がモットー。
そのため、敷居も低く会員登録を行えば受講が可能です。
オンラインレッスンもクラス別で分けられているので、気軽に申し込みができます。
流派によって特徴は様々ですから、この機会にいろんな流派を調べてみるのもよいでしょう。
≪華道のオンラインレッスンで必要なもの≫
・受付用メールアドレス
・ZOOMが使える環境
・通信量増加のためWifiはあった方がよい
・その流派のテキスト
・規定サイズのお花
・花器
・レッスン代(だいたい3,500円~5,000円)
レッスンを行っている団体によって、必要なものが変わってきますので確認が必要です。
華道オンラインレッスン メリット・デメリット
華道のオンラインレッスンのメリットは3つあります。
メリット①:分からないことをすぐに聞ける
携帯でもZOOMやTeamsを利用ができるので、カメラもマイクも準備不要。
録画された動画を見ての受講ではないので、分からないことはその場ですぐに質問ができます。
オンラインレッスンに慣れていない人だと、質問のタイミングが分からないということもあると思います。
私の実体験的には、普通の会議と同じように声を掛ければ問題ないと思います。
メリット②:他の受講者とのやりとりもできる
オンラインで参加者ともマイクとカメラがつながっています。
そのため、先生だけの声しか聞こえないということはありません。
自分以外の受講者の意見や感想を聞いて、より学びが深くなるでしょう。
もちろんオンラインレッスンには、カメラやマイクをオフにする機能があることもあるので恥ずかしがりやな人は使ってみてください。
メリット③:遠方の先生のレッスンも受けることができる
コロナ禍により、移動が制限されている中オンラインレッスンが活発になりました。
そのため、コロナ前でも距離があって受けることができなかった先生のレッスンを受けることができるようになりました。
移動時間やお金もかからないので、コロナ禍での数少ないメリットと言えるでしょう。
続いて、オンラインレッスンでのデメリットです。
デメリット①:テキストを用意しなければならない
その流派によって、配布されているテキストがあるので、それを購入しなければなりません。
華道と言っても、流派は複数あります。
自分が学びたいと思う流派について調べることから始めなければならないので、少し大変ですね。
それぞれの流派の違いについては、下記の記事を参考にして下さい。
デメリット②:お手本が見えにくい
実際に教室に行ってレッスンを受けることができれば、お手本をいろんな角度で見ることができます。
そのため、細かいところまで確認したい時に不便です。
デメリット③:準備を自分でしなければならない
実際に自分で手を動かすことで習熟されるものですから、お花や道具を準備するのは当たり前。
そのため、オンラインレッスンを受けるための準備に時間と労力が必要です。
オンラインとはいえ、あくまでレッスンですから、やはり余裕のある人でないと難しそうだと思いました。
敷居を低くするならYouTubeがおすすめ
華道のオンラインレッスンについて調べてみましたが、やっぱりいきなりお金がかかることはしんどい…。
もう少し華道のイメージや、実際にどうやって教えてもらえるのかを知りたいという人にはYouTubeなどの動画共有サイトがおすすめです。
実際にお花を活けている動画もあれば、華道とはと言った基礎から教えてくれる動画も多くあります。
レッスンではないので、準備するものはなく、自分の好きな時間に見ることができます。
見てみると、すごく丁寧にゆっくり教えてくれるのでとてもわかりやすかったです。
YouTubeを見てからオンラインレッスンや実際に教室に足を運んでみるのもおすすめです。
もっと華道を楽しもう!
華道を楽しむためには、まずはその敷居の高さを無くすこと。
オンラインレッスンでも勇気が出ない時は、YouTubeを見て雰囲気をつかみましょう。
テキストや準備する物もなく、自分の好きな時間に気軽に見ることができます。
いつかは華道を趣味にして、綺麗な作品を作り出すことが出来たらいいですよね。