「将来は住職さん・神職さんになりたい!」
「巫女さんの装束を着てみたい!」
「とにかくお寺・神社が大好き!」
そんな方は、お寺や神社でアルバイトをしてみてはいかがでしょうか?
この記事では、お寺・神社の仕事の内容、アルバイトの方法をご紹介します☆
お寺・神社はどんな仕事をするの?
お寺や神社には、初詣、七五三、冠婚葬祭、お盆やお彼岸、最近では御朱印集めでお参りに行く方もいらっしゃいます。
そんなお寺や神社の住職さんや神職さんのお仕事とは、一体どんなことしているのか!? 分かりやすくまとめてみました!
【お寺:住職(僧侶、お坊さん)】
お寺でお勤めされている住職さんの仕事は、主にこのようなものがあります。
・葬儀、法事
故人を弔う葬儀や法事で、お寺や檀家さんのお宅、葬祭施設へ出向き、お経を唱えたり、説法をします。
・幼稚園などの運営
お寺には、付属の幼稚園や保育園などがあることがあります。
・宗教法人の運営
葬儀、法事、墓地の管理など、宗教法人としてお寺を運営しています。
・お弟子さんのとりまとめ
住職さんは、お弟子さんを持っていることが多いです。お弟子さんは、住職さんのサポートをしながら、一人前になるべく精進します。
・修行
仏さまにお仕えする住職さんは、読経や写経をはじめとした日々の修行が欠かせません。
【神社:神職(神主)】
神社にお勤めされている神職さんの仕事は、主にこのようなものがあります。
・祈祷
お宮参り、七五三、結婚式、地鎮祭、厄除け、合巻祈願など、さまざまな行事で祈祷を行います。
・幼稚園などの運営
神社には、幼稚園同様、付属の幼稚園や保育園などがあるところが多いです。
・お祭
氏神をお祀りし、古くは周辺住民(氏子)の中心であった神社は、お祭などを催します。
お寺も神社も、人生の節目節目にお世話になることが多いですが、地域に根差した、人々の拠り所となっています(*´ω`*)
住職(僧侶)になるには?
まず僧侶になるには「得度」という出家をするための儀式を受けなければいけません。
資格はありませんが、仏教の教えや文化の知識、深い理解が求められます。
仏教系の学部のある大学もあり、大学で学んだ後はお寺での修行が求められるそうです。
そして、お寺の代表・責任者といえる住職さんになるには、世襲制のほか、各宗派の本山からの推薦という形があるようです。
僧侶、住職さんになるには、仏教の知識はもちろん、深い信仰、人々に仏教を伝えられる人徳が求められるんですね!
神職(神主)になるには?
神職さんになるには、神社本庁が発給している「階位」という資格を取得する必要があります。
神道を学ぶことができる大学へ進学するほか、神職養成所でも神道を学ぶことができるようです。
階位を取得した後は、世襲制のほか、紹介などでお勤めする(=奉職する)そうです。
神職さんになるのもまた、神道の知識、深い信仰が求められるようです。
お寺・神社でアルバイトをするには?
お寺や神社でアルバイトをするには、求人情報誌、ネットでの求人情報のほか、貼り紙や人からの紹介などがあるようです。
アルバイトの仕事内容は、その施設や求人情報により異なりますが、
・参拝客、宿坊客の案内・接客
・物販
・清掃
・事務
など、多岐にわたります。
初詣などの繁忙期には、臨時のスタッフ(助勤さん)を募集することも多いようです。
お寺や神社に興味のある方は、ぜひチャレンジしてみて下さい(^^)
お寺・神社の仕事アルバイトのまとめ
お寺・神社の仕事の内容、アルバイトについてご紹介しました。
お寺も神社も、仏教・神道の知識はもちろんのこと、深い信仰心と、奉仕する心が重要だとわかりましたね。
そして、この職務に終わりはなく、日々修行・精進が求められる厳しい世界でもあります(>_<)
人々の生活や人生の節目に関わるだけでなく、日本に古くから伝わる文化の伝承者でもある住職さん・神職さんの仕事は、とても深いな~と感じた筆者でした♪(*´ω`*)