作務衣 着方

作務衣の着方ってどうすればいいの?おすすめの着こなし法をご紹介!

日常的に和服を着るって難しいなんて思っていませんか?

でも、案外そんな大変なことでもはないんです!

むしろ、作務衣なんかは着慣れればかなり楽ちんだったりします。

今回はそんな作務衣の基本から、どうやって着るのかまでをご紹介します。

おすすめの着こなし方法もありますので最後までお付き合いくださいね。

作務衣って何?

作務衣って何?作務衣(さむえ)は、僧侶が庭掃除など日々の作業の際に着ていた服装が由来となっています。つまり、元々は作業着みたいなもんです。

また、作務衣に似た服として甚平がありますが、こちらは庶民の衣服が元になります。その名前の由来は、武士の陣羽織に似ていたのでそこから転じて甚平になったというのが説として有力です。

この作務衣と甚平の基本的な違いは、作務衣が長袖長ズボン、甚平が半袖半ズボンという点にあります。

あと、甚平の方がより夏場など暑い時期に特化した構造になっていることが多いです。

なので、作務衣は一年中着ることもできますが、夏は甚平にするのも良いでしょう。

それで、作務衣にしろ甚平にしろ共通してるのは、普段着やくつろぐ時に着たりするということです。要するに日常的にどこでも着られる服装なのです!

つまり、そこまで着方などを難しく考える必要はありません^^ 程々に見られる格好であれば問題ないです。

例えば、変にヨレヨレじゃないとか、汚れていないとか、その程度のいつもと同じ感覚で考えましょう。

ただし、逆に言うと正装とかにはあまりふさわしくないとも言えます…

それから、作務衣は作業する際にもおすすめです。締め付けが少なく、ゆるく着られて集中しやすいですよ!

着方のポイント!

着方のポイント!作務衣はそんなに着るのは難しくなく、ポイントとして強いて言うなら以下の3つくらいです。

  • 着物は右前
  • 紐を結ぶ長さで大きさを調節
  • 必要なら肌着で調節

着物の前側の重なる部分には、重なり方により右前と左前ができます。この時、左前にしてしまうと死装束になってしまうので注意が必要です。

よく混乱してしまうのですが、右前にするには自分の右手側の部分を先に合わせると覚えてください♪

そうすれば、右手側の身ごろもが手前、つまり自分の体に近い方になり右前が完成します。

しかし、作務衣の場合はそこまで悩まずに済みます。なぜなら、あらかじめ然るべき場所に着るための紐がついているからです!

なので、普通に内側の紐を結んでから外側を結べば、問題なく着ることができます。

また、結び方はちょうちょ結びでも何でも構いません。

次に、この結びの長さを調節してきつくし過ぎず、ある程度ゆるく着られる長さにしましょう。

そして、肌着は着なくてもいいのですが、汗をかいたり寒かったりすれば肌着を着るようにしてください。この肌着に関してなにか決まり様なものはありません。いい感じのを自由に選べばよいです♪

ただ、流石にワイシャツは似合わないとは思いますが…笑

最近では種類も豊富にあり、ストレッチデニム素材で機能的に優れている作務衣もあります。

色々な着こなし

色々な着こなし作務衣を活かしつつ、ちょっと個性を出そうと思うなら肌着を工夫してみると良いでしょう。

特に衿の出方がいい感じに見えるので、タートルネックやスタンドカラーのシャツはオススメです! 冬場なんかはタートルネックを着ると暖かいので機能性も抜群です。

それから、作務衣は機能性インナーとの相性が非常に良くて、組み合わせるといい感じになります。

というのも、機能性インナーの上から作務衣だとゆったり着れて、その機能を損なう感じがしないのです。なので、特に夏場は吸汗速乾系のインナーを着ると作務衣の快適性がアップします。

それと、靴に関してですが、下に着ているのがズボンなので下駄など和風なものに限らず、スニーカーなど、大体なんでも合います。

つまるところ「作務衣なんだから和風で揃えなきゃ…」な〜んて考えず、柔軟にいろいろやってみるのが良いですよ♪ もちろん、和風でビシッと揃えるのもこだわりが感じられ、カッコよく決まりますね!

作務衣を自由に着こなそう!

自由に着よう!作務衣とはつまるところ普段着で、その着こなしは基本的に自由です!

下にタートルネックを着て暖かくしたり、吸汗速乾系のインナーで夏場をより快適に過ごしたり。

快適過ぎてハマっちゃうこと間違いなしです!笑

また、和服を普段から着ていると日本文化の色んな特徴に気づけます。

例えば、よく袖がドアの取っ手に引っかかったり…(´д`ι)

だから和室の引き戸は出っ張りのない構造になってるんだなぁと体感して納得出来るのです。

他にも気候のことなど、色んな所で文化の意味を発見できるでしょう。

なので、まだ作務衣を着たことが無ければ、ぜひ、一度お試し下さい!

きっと、まだまだ知らない日本文化の面白さに気づけると思います。

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