夏だ、フェスだ、ロックフェスだ!!!
この暑さをスカッと飛ばす、夏フェスの時期ですね☆
世界のフェス格付けで、日本の代表的なフェス『FUJI ROCK FESTIVAL』が3位を取ったことも記憶に新しいですッ!!!
そんな、世界からも認められちゃったロックフェス、日本ではいつから始まったか?あなたは知っていますか??? それでは、日本のフェスの始まりから今までの歴史を追って見ちゃいましょう☆
最初のロックフェス
ところでいつからロックフェスってあるの?
そんなことを思った方も多いでしょう。私もその一人でした!
世界初の大規模なロックフェスは、1969年8月にあった『ウッドストック・フェスティバル』で、別名『愛と平和の音楽フェスティバル』とも言われています。
当時はベトナム戦争激化や、ケネディ大統領暗殺事件、日本では学生運動など、世の中が大きな力で動いていた時代でした。
その頃、フォークミュージックやロックミュージックが、劇的に広まっていた時代であり、音楽の力で反体制や反戦争を訴えたのですね!音楽ってスバラシイ☆
そして、日本初のロックフェスは、1969年9月に成毛滋が主催した『ニューロック・ジャム・コンサート』で、驚いたことに入場数は1200人と、現在の『FUJI ROCK FESTIVAL』の総来場者数に比べると、100分の1の人数しか入っていません!!!
まだまだロックフェスの認知すらされていない時代でした…
そんな中、ビートルズの出現により、日本にロックが幅広い年代に認知されるようになりました。
まさに、日本のロックの火付け役はビートルズと言っても過言ではないでしょう。
世界の一世を風靡したビートルズ。この曲のどれか、聞いたことありませんか???
あらゆるジャンル、試行錯誤期??
海外の真似から入ったロックフェス、ここであらゆる音楽ジャンルが登場します!
1979年にソニーが『ウォークマン』を発売、1982年ではCDが発売され、音楽がいつでも聞ける時代になりました♪意外とCDって最近だったんですね!!!
しかもなんと、1980年代後半の日本はバブル景気絶頂期!
そんな時代の日本のロックフェスは、スポンサーが景気良く支えてくれる中、海外の著名なロックバンドやジャズバンドを多く迎え、日本の音楽界は海外から多くを吸収して発展、自国の音楽を成長させました。
フォーク全盛期、ゴシック音楽が流行りだすなど本当に多種多様な音楽が出てきて、フェスの数も上昇、華やかな80、90年代でした!
この時代の人気曲は、今でも歌われる曲が多いですよね☆
80年に最も売れたと言われる『ダンシング・オールナイト』ちょっと聞いてみましょう♪
しかし残念ながら、91年のバブル崩壊と共にロックフェスの潤いは途端に無くなってしまいます…。
さて、それからのロックフェスはどうなったのでしょうか?
新しい時代を開花した1997年
ロックフェスの大きな宣伝力は無くなった1990年代。
これまでは、CDをいかに売るか、曲をいかに普及するかにロックフェスを用いてきました。
しかし、時代が進み、テクノロジーの進化と共に、急速にインターネットや携帯電話が普及。CDが売れなくなる時代の幕開けでした…。
でも逆に言えば、音楽がより身近になり、人々の生活の一部のようになりました☆
音楽も90年代で練り上がったものから派生していき、ロック以外のジャンルも非常に多く増えました。
人々の生活が多様化すると同時に音楽も多様化していったようです♪
そんな時代に『自然と音楽の共生』をテーマに『FUJI ROCK FESTIVAL』が1997年に開催されます!
これをきっかけと言っていいほど、2000年代で日本のロックフェスティバルは急成長していき、2016年には『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』が、総人数27万人を記録!
今もなおフェスの多くは動員数が増えており、まだまだ成長中と言っても過言ではありません♪
発祥時に比べて、アーティストやフェスの数も増え、今の時代は選り取り見取りで、逆に選ぶのに困っちゃいますよね(><)
でも、音楽は一期一会もとい一音一会!行ったことない方も、気になるアーティストやフェスがあれば、ぜひ足を運んでください!!!
まだまだ進化を続けていく、日本のロックフェスティバル!これからも見逃せませんね☆