テレビや雑誌でも、パワースポット巡りや御朱印集めが取り上げられて、若い世代にも神社仏閣巡りを趣味としている方が増えてきたように思います。
毎年の初詣だけでなく、普段から足を運んでみたくなる魅力が、神社仏閣にはあります。
ここでは、神社仏閣巡りの魅力と楽しみ方についてご紹介したいと思います。
厳かな気持ちになる・癒される
神社やお寺の敷地内に、一歩足を踏み入れるだけで、厳(おごそ)かな気持ちになったり、癒されたりします。
明治神宮や鹿島神宮といった、緑に囲まれた神社仏閣も多く、自然の中を歩いているだけで、心身ともにリフレッシュすることができます。
明治神宮は、私も近くに行くことがあれば、リフレッシュも兼ねて杜の中の参道を歩くことがあります。
また、神社仏閣によっても異なりますが、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪化粧といった、四季折々の自然を楽しむことができます。
神社仏閣によっては、敷地が広いこともあり、本殿までたくさん歩くところもあるので、特に目的を持たず、散歩を兼ねて歩くのも、気分転換になって良いですね。
場所によっては、階段が何百段もあったり、小高い山の上に本殿があったり、玉砂利を歩いたりするので、スニーカーやフラットシューズなどの歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
ご利益やパワースポットで運気アップ
神社仏閣は、神様や仏様が祀られているスポットです。神社仏閣ごとに異なりますが、交通安全・恋愛・学業・無病息災など、様々なご利益があります。
自分が願っている事と、その神社仏閣のご利益が合うスポットに行く事で、運気アップが期待できます。
たいていの神社仏閣には、何百年も前からある樹木があり、大木に触ってみると、自然から溢れ出すパワーを感じることができます。
神社仏閣にある、自然などのパワースポットを訪れることもおすすめです。
ちなみに、神社仏閣巡りが大好きな私が、今まで行った神社仏閣の中で個人的にパワーを感じたのは、埼玉県秩父市にある三峯神社です。
参拝した時に、雪が降っていたのもあると思うのですが、標高1100mの奥秩父の山の中にある神社で、雪が降る山の景色は圧巻でした。
神社の敷地に入った瞬間、厳かな気持ちになったことを今でも覚えています。
関東屈指のパワースポットとして知られ、とても人気のある神社なので、ご興味のある方は、ぜひ参拝してみて下さいッ!!
歴史や文化に触れられる
それぞれの神社仏閣には長い歴史があり、神社やお寺を知ることで、その土地の文化に触れられるのも、神社仏閣巡りの魅力のひとつです。
神社やお寺の歴史や文化は、ホームページで調べることができます。これらの情報をあらかじめ調べたり、知っておいたりすることで、神社仏閣巡りをより楽しむことができると思います。
もちろん、神社やお寺に設置してある案内を読むだけでも、勉強になると思います。
神社とお寺の違い
ちなみに、神社とお寺の違いは知っていますか?
神社は、神道の神様たちを祀(まつ)る場所で、神仏を祭る儀式を行うところです。
お寺は、仏像があり、仏教の教えを説く僧侶の住むところです。
神社は祀られている神様から、その地域の歴史に触れることができ、お寺は仏像をはじめ、庭園や建築など見るべきポイントがたくさんあります。
これらの違いについては下記の記事で詳しく解説しておりますので、合わせてお読み下さい。
御朱印集めができる
御朱印集めも、神社仏閣巡りの魅力のひとつです。
元々、御朱印は印刷技術がなかった時代に、お経を筆で写してお寺に納める「納経の証」として、魔除けの朱の色と墨の文字がセットになった御朱印をいただいていたことが始まりとなっています。
御朱印は、お守りやお札とは違い、返納することはありません。
調べてみると、亡くなった時に御朱印帳をその持ち主の棺に入れると、「極楽浄土への通行手形になる」とか「無事天国に行ける」などと言われています。
御朱印は、ご神体やご本尊の分身であると考えられ、ご利益があるありがたいものです。
最近では、御朱印帳も可愛いものが多く、その神社仏閣でしか買えないものもありますし、期間限定の御朱印や月替わりの御朱印を授与している神社仏閣もありますので、本来の意味をしっかり理解して、大切に御朱印を集めていきたいですね。
御朱印の意味や歴史について詳しく学びたい方は、下記の記事を参考にして下さい。
近場でも楽しめる
全国には88,000以上の神社と、77,000以上のお寺が存在します。この数は全国のコンビニ数の58,000軒以上よりも多いです。
わざわざ遠くへ行かなくても、近場でも神社仏閣巡りが楽しめることも魅力のひとつだと思います。
もちろん、伊勢神宮や出雲大社など、有名な神社仏閣を目的に旅行を計画するのも、とても楽しいです!!
私は、2年に1度のペースで、伊勢や出雲、京都へ、神社仏閣巡りをしに旅行へ行っていました。
ただ、ふと訪れた小さな神社仏閣が由緒あるものだったり、雰囲気が自分に合っていたりすることがあるので、知名度にこだわらずに、自分が心から楽しめる神社仏閣を探してみてください。