日本の列車は海外に比べ、時間に正確なことで有名です。
そして、日本が誇る様々な観光列車が今人気上昇中なんです♪
列車に、ご当地ゆかりのキャラクターを描いたラッピング車両や周遊列車もあります。
今回は、大人が憧れるリゾート列車・観光列車の世界をご紹介します☆
1.THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レール キッチン チクゴ)
地域を味わう列車旅というキャッチフレーズを掲げて誕生した観光列車です。
運営は西日本鉄道(西鉄)が行っており、運行区間は西鉄福岡(天神)駅~大牟田駅です。
金・土日・祝日を中心に運行する列車で、車両は白地に赤いチェックの可愛らしいデザインです。
車内では地域で採れた新鮮な食材を使った、オリジナルコース料理が振る舞われます。
なんと、本格的な焼き窯を積んで走行しているんです。
SNS映えする美しい料理と景色を存分に堪能できますね☆
⇨ THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レール キッチン チクゴ)
2.TWILIGHT EXPRESS 瑞風(トワイライト エクスプレス ミズカゼ)
大人のリゾート列車の旅を楽しむなら、JR西日本のTWILIGHT EXPRESS 瑞風もおすすめです。
美しい日本をホテルが走るというコンセプトの元、極上のおもてなしと車窓が楽しめます。
車両は落ち着いたシックの深いグリーンで、内装もエレガント!
10両編成なのに定員は30名という、贅沢な空間の使い方に驚きです。
運行区間はJR大阪・京都~下関間で、主に山陽や山陰を巡ります。
豪華寝台列車での旅、いつかは…と憧れてしまいますね☆
3.IZU CRAILE(伊豆クレイル)
淡いピンクで上品なデザインの車両が魅力的な観光列車です。
運営はJR東日本が行っています。
伊豆の景色を眺めながら「食」と「お酒」「会話」を楽しむというコンセプトを元に誕生しました。
運行区間はJR小田原~伊豆急下田駅間です。
熱海、伊東、河津など伊豆の観光名所の最寄り駅で停車してくれます。
鮮やかで豪華なお食事と、和モダンな内装に思わずうっとり…♪
美味しい物と可愛い物に敏感な大人女子なら、是非一度は乗ってみたい列車です。
⇨ 伊豆クレイル
4.SL銀河
レトロな旅を味わいたい人には、このSL銀河をおすすめします。
何といっても「SL」に乗れるのは、現代人にとって浪漫あふれる体験です。
運営はJR東日本が行っており、運行区間は花巻駅〜釜石駅間です。
岩手県出身の宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をイメージしています。
車内はガス灯風の照明やステンドグラスなどで装飾され、レトロモダンな空間になっています。
目をつぶれば銀河鉄道の夜の主人公、ジョバンニやカムパネルラと会えるかもしれません☆
⇨ SL銀河
5.フルーティアふくしま
フルーツ大好きな人のために存在するような観光列車がこの、フルーティアふくしまです。
もぎたて列車、走るカフェなどの愛称を持つ観光列車で、重厚感のあるデザインが特徴です。
雪国であるため、冬場のみ運行区間が異なります。
春~秋は郡山駅~会津若松駅、冬は福島駅~仙台駅を走行します。
りんご・梨・桃・ぶどうなど、豊富に採れるフルーツを名店「fruits peak」が監修し、提供しています。
変わりゆく車窓を眺めながら、極上のスイーツが食べられる贅沢、たまりませんっ!
今後も増える観光列車
観光列車・リゾート列車による地域活性プロジェクトは、今後まだまだ増える予定です。
JR北海道では東急とJR東日本の協力により、運営会社が協力して観光列車を走らせます。
これは北海道胆振東部地震の支援の一環として行われるプロジェクトです。
また、JR四国では既に運行している観光列車に加え、土讃線に新しい観光列車が加わる予定です。
その名も「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」
これで四国の「ものがたり列車」シリーズは全て出揃うことになります。
坂本竜馬をイメージさせる文明開化ロマンがベースとなる列車で、歴史好きに人気が集まりそうですね^^
移動中も楽しめる豪華列車
今回は筆者の選んだ観光列車をご紹介しましたが、日本には沢山の魅力的な列車があります。
また、それぞれの観光列車にオリジナリティや工夫があり、一度にはご紹介しきれません。
ぜひ全国の観光列車を検索して、自分が乗ってみたい列車を見つけてくださいね☆