京都にはたくさんの寺社があります。やはり、観光といったら、そこを回ることを考えるかもしれません。
ですが、他にも京都らしい事ができるところがあるのです。それが今回紹介する”京都の伝統工芸”を取り扱う2つの施設です。伝統工芸が好きで、大学で関連する講義を受けていたこともある私としては、ぜひ行って欲しいところです。
京都で一味違うことをしたいと思う方、伝統工芸をどこで買ったら良いのかわからない方、また、伝統工芸の体験をしたい方など必見ですよ!
京都伝統産業ふれあい館
平安神宮すぐ目の前、みやこめっせの中に、この京都伝統産業ふれあい館はあります。
そんなところにある、京都伝統産業ふれあい館なのですが、まさに、名は体を表すといった感じになっています。 なにせ、京都の様々な「伝統産業」にふれあえる触れ合えるになっていますから、本当に様々なことが出来ます。
ちなみに「伝統産業」とは、「伝統工芸」を用いた産業のことです。京都では特にこの言い方がなされます。
それで、まず常設展なのですが、ここでは様々な伝統産業の解説がなされています。しかも、多言語に対応していますので、様々な国の方にも楽しめるでしょう!
特に製作工程の展示では、普段見られないような製作途中が見られたりして、中々楽しめます。
しかも、それだけではなく職人実演もやっていて、実際に作っている過程も見ることが出来ます。
これは、日によって無かったり品目が違ったりしているので、ぜひ確認してから行くようにしてください。
さらに、そんな伝統工芸を、実際に自分で作ることも出来ます。というより、これだけたくさん伝統工芸を見せられると作りたくなるはずです!
体験できるものは、「京こま」、「和ろうそく」、「ミニ提灯」、「摺型友禅染」となっています。
ですが、体験できる人数などバラツキがあって、中には体験できないものもあります。というより、団体様向けが多いです。
最も確実に体験できるものは、「摺型友禅染」になっていて、こちらは個人だと毎週日曜日開催で予約不要になっています。
そして、伝統工芸品も買えます。このショップも充実した品揃えで、最近では「こんな感じのもあるんだ!」と思えるものに出会えますよ。
そんな感じに、伝統産業について、かなり事細かに取り揃えているのですが、公式ホームページも伝統産業の情報に溢れています。ぜひ見てみてください。
⇨https://kmtc.jp/
京都ハンディクラフトセンター
これまた、平安神宮の近くというか、真裏にある施設になります。
ちなみに、ここに行かれたら、ぜひ南禅寺あたりも行ってみてください。京都の中でも中々に風情あるところですよ。あと、湯豆腐が有名です!
それで、ここは伝統工芸品の体験が充実している施設で、結構、珍しい体験もできたりします。
体験できるものは、「京象嵌」、「木版画」、「銀七宝」、「土鈴人形の絵付け」、「京扇子の絵付け」、「七味の調合」、「におい袋作り」、「京こま作り」、「無線七宝」となっています。
本当に盛り沢山と行った感じです。どれをやろうか迷いますね。もちろん、予約していった方が優先されるので、予約をしてください。
また、海外からの旅行客にも、全フロア英語対応など、充実したサービスとなっています。
さらに、ここは伝統工芸品の品揃えもかなり充実しています。ここでは、京都だけではなく、日本各地の伝統工芸品も扱っています。
その為、様々な伝統工芸品がたくさんありますので、これを見て回るだけでも結構楽しいです。
例えば、「和コスメ」なんかもあって、昔から日本人の女性に使われてきたものから、新しい発想を元に作られたものまで、中々珍しくて面白いです。
もちろん、買って誰かのお土産にしたり、自分へのご褒美にしたりするのをお勧めします。特に海外の方に人気になっています。
こんな感じで、伝統工芸を楽しめる京都ハンディクラフトセンターの伝統工芸体験やアクセスは、公式ホームページを確認してみてください。
⇨http://www.kyotohandicraftcenter.com
京都には伝統工芸が盛りだくさん!
・伝統産業とたくさんふれあえる「京都伝統産業ふれあい館」
・伝統工芸体験が充実している「京都ハンディクラフトセンター」
今回、2つの施設をご紹介しましたが、2つとも京都を十分に体感できますよ。
また、この2つの施設は近いので一緒に回ることが出来ます。
ぜひ、京都に来たら、伝統工芸の面白さに触れてみてください!