サッカー1

日本サッカーの歴史をエンブレムから学ぶ!JFAの戦績と共にご紹介!

みなさん、日本で人気のスポーツといえば思いつくものはありますか?

きっと多くの人が野球やサッカーをあげるのではないでしょうか。

スポーツ庁が発表している「令和元年度スポーツの実施状況等に関する世論調査」を基に人気ランキングを考えると、やはり1位は野球、2位はサッカーという結果がでています。

野球もサッカーも試合があれば地上波で放送され、また人気な選手はバラエティにも出演するのでどちらも憧れのスポーツ選手ですよね。

特にサッカー選手は野球選手に比べ、華やかな選手が多く女性ファンが多いのも特徴的。

世界戦は日本中が深夜だろうが試合を観戦している状況です。

そんなみんなに人気の日本サッカーですが、実はエンブレムが変化していることに気が付いていますか?

私自身もよくサッカーを見るのですが、最近気が付いたのです。

そこでこの記事では、日本サッカーの歴史エンブレムの変化について紹介していきます。

シンボルマークについて

サッカー3あの特徴的なシンボルマークができたのは、1987年。

日本にサッカーを広めた中村覚之助にあやかりたい!と構想。

中村覚之助の出身地である、和歌山の熊野の伝承「ヤタガラス」がイメージに選ばれたのです。

ヤタガラスとは3本足の烏で、神様の使いとして言い伝えが残っており「幸運を運ぶ」ともされています。

ヤタガラスについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

そして和歌山の熊野と言えば、蹴鞠(けまり)と縁が深いと言われている地域。

そのため、ワールドカップなど大きな国際試合があるときには、熊野三山一寺へ参拝するのだそうです。

ですから、日本代表の選手は神様の使いと蹴鞠から続く日本サッカーの歴史を胸に活躍されているのです。

シンボルマークの歴史

サッカー2【1988年~1991年 赤いユニフォーム

エンブレム1エンブレムを見てみると、今よりも烏感が強く出ていますね。

この頃の日本サッカーの戦績を振り返ってみると、あまり芳しくありません。

エンブレム2そういった背景もあったのか、赤い色は縁起が悪いとされ、青いユニフォームが主流となります。

この年に生まれたのが、吉田麻也選手、乾貴士選手、内田篤人選手ですから、かなり昔の話のような気がしてきます。

 

1991年~1995年 青いユニフォーム】

エンブレム3まだ烏感のあるエンブレムですね。

大まかなデザインの雰囲気も変わっていて、よりスタイリッシュですね。

この当時活躍していた選手と言えば、北澤豪選手やラモス瑠偉選手があげられます。

今では、解説者や指導者として活躍している選手ばかり。

そして当時の日本サッカーで有名な出来事言えば、「ドーハの悲劇」でしょう。

サッカーに興味がない人でも、聞いたことあるという方は多いと思います。

簡単に説明すると、1993年10月に開催されたワールドカップアジア地区最終予選のこと。

本大会への初出場が目の前に迫った最終戦、後半ロスタイムに失点し予選敗退に終わったのです。

この試合の敗因は、多くの人が今でも議論していますから興味がある方は調べてみてください。

 

【1996年~2009年 黄色のエンブレムへ】

エンブレム4キャラクター感の強い烏になってきました。

背景もビビットイエローになり、青色のユニフォームに映えますね。

このエンブレムの時には多くの国際試合で好成績をおさめました。

まずは1998年のワールドカップフランス大会。

日本が初めてワールドカップに出場できた大会です。

残念ながら勝ち進むことはできませんでしたが、日本サッカーが世界に挑戦できた貴重な経験でした。

さらに、日本国内でも日本のサッカーが強くなっている!というのを印象させることができましたね。

続いて2002年の日韓ワールドカップ。

この大会で活躍していた選手は、小野伸二選手、中田英寿選手、稲本潤一選手です。

特に、ワールドカップ初勝利を決めた稲本選手のゴールが印象的。

格上相手に初勝利をもぎとった瞬間を多くのファンが見守りました。

 

【2009年~2017年 ちょっとデザインが戻る】

エンブレム5サッカーの黄金世代が抜けたとされる時代がやってきました。

エンブレムは1991年に使用されていたような雰囲気に戻っていますね。

この期間での日本サッカーで特筆すべき大会といえば2010年のワールドカップアフリカ大会でしょう。

この大会ではなんとベスト16を記録。

日本サッカーの快挙と言ってもいいでしょう。

当時の代表メンバーは、長谷部誠選手、岡崎慎司選手、中村俊輔選手、本田圭佑選手、長友佑都選手などなど。まだ記憶に新しい選手ばかりですね。

 

【2017年~現在 おなじみのエンブレムに】

エンブレム6スタイリッシュさが前面に押し出されたデザインになりましたね。

この期間にも日本代表は輝かしい成績をおさまえています。

2018年のワールドカップロシア大会。

この年は、大敗するだろうという前評判があり、日本のファンもあまり期待していない様子でした。

しかし、ふたを開けてみるとベスト16!

前回と同順位とはいえ、世界のサッカー界からも日本のサッカーを称賛する声が多くありました。

当時の代表メンバーには、大迫勇也選手、 乾貴士選手などがいます。

2022年のワールドカップが楽しみ!

サッカー4次回のワールドカップは2022年11月から!カタールで行われます。

その時にはエンブレムは変わっているのかどうかちょっと気になってきました。

日本代表が好成績をおさめますように!

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