めんこの種類
先ず、めんこには、おおまかに分けて2つの種類があります!
丸い形の丸めんこと、四角い形をした角めんこ!
大まかに分けて主にこの2種類が用いられています。
おじいさんの世代でも、一番ポピュラーだっためんこは、やはりこの2種類だったようです。
できた順序は、丸めんこが先でその後に小判型や、角型・驚きの力士の形をしためんこまで登場してきたようです笑
大きさは、丸めんこは直径が4㎝位の小さなものから、直径20cm位の大きさの大判サイズまで、様々な種類のめんこがあったようで、決まった大きさなどは特にないみたいです!
大判サイズについてですが、20㎝以上のが出てきたのは昭和も中頃になってきてからのようです。
主流は5㎝から15㎝程度のもので、おじいさんはそれくらいのサイズのものが扱い易かったそうで、一番頻繁に試合に使用していたそうです♪
そして、角メンコは丸めんことは違い、なんと規格が定まっています!
高さ約6㎝のめんこはチーパンと呼ばれ、高さ約7㎝のめんこはカクパンと呼ばれていました。
この2種類のサイズが角めんこのサイズで、当時の人々は呼び名を付けて親しんでいたようです♪
ちなみに、私のおじいちゃんはカクパンも良く使っていたのだそうです!笑
また、角めんこは“角面”とも呼ばれ、古い図柄が多くて先が角張っていることから差されやすいのが欠点だったけど、丸めんこより厚みがあったのだそうです!
他にも色々!めんこレパートリー!
丸めんこと角めんこの2種類以外にも種類の分け方があるようなので教えてもらいました!
先ず30円面。
このめんこは、1枚30円という、当時にしては高額の巨大なめんこです。
“めんこくじ”というくじの一等の景品でもあったそうです!
大きさゆえ、風圧で他の小さいめんこを裏返すことが可能なめんこであったそうです。
しかし、欠点もあって、簡単に差されてしまうところが良くなかったようです・・・(^^;
くじで一等の景品ということもあり、コレクション性は高かったので、試合でそうそう使わないめんこだったみたいです。笑
次に20円面。
このめんこは、30円めんことは違い3枚で20円のめんこです。これが一番使用されていたようで、試合用のめんこであることが多かったみたいです!
特徴として、手のサイズに丁度よくて扱いやすく、これが試合用に多く選ばれた理由です♪
当時おじいちゃんは、近所に小物の遊び道具を売っている小さなお店があったから、30円や50円等で、ちょっとした遊び道具なんかを買っていたようです。
おやつを購入するために使う予定だったお小遣いを、様々な遊び道具に変えてしまい、お腹をグーグーと鳴らしていても、そんなことは気にもせず遊んでいたそうです^^
私も子どもの頃は食欲も確かにありましたが、遊びに熱中していて、母に「ご飯よ〜」と呼ばれても遊びを止めず、飯抜きを数度経験したことを思い出しました笑
他にも、1円面というめんこもあったそうです。
そのめんこは、なんと名前に反して別に1円で販売されていた訳ではなかったようです・・・!?
どうやら、一番小さいめんこであったことから、こんな名前になったのだとか 笑
入手先は30円面と同じく、めんこくじだったそうです。
平ではないところでやっと使える程度で、試合にあまり使えるものではなかったようです。
その他、”自作めんこ”や”牛乳の蓋”などを使って遊んでいたのだそうです!
世代を超えたコミュニケーションツール!
めんこは昭和時代の子どもの遊びとして流行していましたが、現在は細々とルールなどシステムを変えて進化しためんこもあるようです。
めんこの勝敗は、最近のカードゲームのようなポイント等の強さで左右される遊びではなく、己の腕次第です!自分の技磨き、開発していく面白さがあります♪^^
昔の遊びをするのは、年上の方と子どもを繋ぐ、とても素敵なコミュニケーションツールでもあります♫
是非、自分から積極的に歩み寄って仲を深めてみましょう♪
やってみれば、きっと新しい発見があると思います☆