産まれたときのお宮参りに始まり、七五三、初詣、大晦日、お祭などの行事に加え、最近では御朱印巡りやパワースポットとしても人気の神社。
神社は私たち日本人の生活に密着した存在ですが、あなたは正しいマナー・作法で参拝できていますか?
大人の常識!? 知らないと恥ずかしいですよぅ〜笑
この記事では、神社を訪れるときの服装から、神さまにお願い・感謝をお伝えするまで、参拝の基本のマナーをご紹介します☆
どんな服装で行けば良い?
神社へお参りするとき、どんな服装で行っていますか?
冬の初詣でニット帽、夏の旅行先での神社めぐりでショートパンツにビーチサンダル、なんて服装はしていませんか!?
神さまをお祀りしている神社へお参りするときは、あまりにもカジュアルな服装は避け、目上の方と接するときのような服装を心がけましょう!とくに、お祓いを受けるときや、社殿の中に入るときは、男女ともフォーマルな服装がふさわしいですね(^_-)-☆
キリスト教の教会、イスラム教のモスク、タイ仏教の寺院・・・世界中には様々な宗教とその礼拝所がありますが、どこの礼拝所でも、あまりにもカジュアルな服装や露出の多い服装は控えますよね。
神聖な場所だと認識して、それにふさわしい服装を心がけましょう!
ついカジュアルになりがちな旅行先でも注意しましょう!
…とは言うものの、そこまでビシッと改まわなければならないワケでもありませんので、あまり気負わず、一般的なTPOをわきまえた服装ならばOKです☆
聖域への入り口・鳥居の通り方は?
さあ!服装に心がけ、いざ神社へ到着したら、まずは鳥居があります!
神社の鳥居は、結界のような役割を果たしていると言われています。鳥居を通ると、そこは神さまの聖域なのですね。
なので、その鳥居をくぐるときにはいくつかマナーがあります。
まず、帽子などの被り物はとりましょう。
そして、鳥居をくぐる時は、手前で一礼し、左足から踏み出す(跨ぐ)ようにすると良いと言われています☆
参道はどこを歩けば良い?
鳥居をくぐり、社殿へ続く道を参道と言います。
参道の真ん中は、神さまの通る道と言われています。
そのため、私たち参拝者は真ん中を避けて歩くと良いですね☆
参道を横切るときは一礼するなど、目上の方に接するような態度を心がけましょう。
手水(ちょうず)の使い方は?
初詣のときなど、
「手水って、やり方よく分からないし、寒いし、混んでいるし・・・」
と、ついスルーしてしまいませんか? 正直、私はしてしまいます・・・f(^_^;)
手水(ちょうず)は、神さまの前へ行く前に心身を清める大切な行為です。
意外と(!?)簡単なので、面倒くさがらず行いましょう!
手水の方法を簡単5ステップでご紹介します☆
1.右手で柄杓を持ち、左手を清め(洗い)ます。
2.次に、左手で柄杓を持ち、右手を清めます。
3.再度、右手で柄杓を持ち、左手に水を注ぎ、その水で口をすすぎます。
4.再度、左手を清めます。
5.柄杓を元の場所に戻し、柄に水をかけたら完了です。
手水はなんだか難しいルールがありそう・・・と思っていた方、手水はたった5ステップと意外に簡単です!
ぜひ覚えて、拝礼の前に身も心も清めてくださいね(^_-)-☆
拝礼の方法は?
手水で身を清めたら、いよいよ御神前へすすみます!
お賽銭箱の前に立ち、まずは一礼。お賽銭を入れるときは、お金は投げずに優しく入れてください^^
そして、ついに拝礼です!
神社での拝礼は「二礼二拍手一礼」という方法が一般的です。
その方法は次の3ステップです☆
1.礼(お辞儀)を2回します。
2.拍手を2回してから、神さまへのお願い事・感謝の気持ちなどを念じます。
(この時、手は胸の高さで合わせてくださいね!)
3.最後にしっかりと礼(お辞儀)をします。
「221」と覚えると簡単ですねッ(^_-)-☆
敬う心が一番大切
神社を参拝するときの正しいマナー・作法をご紹介しました☆
「色々なマナーや作法、堅苦しくて覚えられない!」と思っている方もいるかもしれません(^_^;)
どのマナーも、私たちが普段目上の方と接するときに気遣うような、相手を敬う心がけから成り立っていると感じます。
しかし、「作法とか分からないから、参拝にはいかない」というのは一番避けたいところです。
記事ではマナーや作法について書きましたが、神さまを敬う心があれば、個人的にはそれらは二の次で構わないと思います 笑
最低限、神様に粗相のないように参拝しましょうね(´▽`*)