春になり、桜が咲くか散るかの頃になると入学式のシーズンになります。
そうなると、子供がいなくても準備しなくてはいけなくなったりするのが入学祝い。
今回はそんな入学祝いの包み方を3つのポイントに絞ってご紹介します。
子供たちにカッコいい大人というものを示してやりましょう!笑
まずは祝儀袋選び!
1番肝心要になるのが、ご祝儀袋選びです。これが上手く行けば後がかなり楽になります。なので、祝御入学など、入学祝い向けと書かれているご祝儀袋を探しましょう。もちろん、普通に気に入ったご祝儀袋を使ってもよいのです。ただ、幾つか注意点があります。
まず、包む金額に見合ったご祝儀袋にしてください。おそらくパッケージに、いくら位向けか書かれているかと思います。
次に水引の有るなしですが、目上の方のお子さんに送るのであれば結んだほうが無難です。なお、印刷されているものより、本物の水引のほうがより格式が高くなります。
水引に関しては、より詳しく下記の記事で解説していますので参考にしてみてください。
そして、入学祝い向けのご祝儀袋を選ぶ理由ですが、なにより考えなくて良いのでおすすめです。
ご祝儀袋のたたみ方も、パッケージから取り出したときの状態に戻せば問題になることはないでしょう。
そもそも、たたみ方で間違えやすいのは、上下を折り返して包む多当折形だけになります。
これは上下の折り返しの内、下側から折り返す方が表になるようにすれば大丈夫です。形としては、下に開いている口が上向きになっているのが見えるようになります。さらに、水引は紅白の蝶結びが一番無難で、他にも色々有ります。これも付属のものを使えば良いのです。
中身を準備しよう!
ご祝儀袋一式が準備できたら、次に中身である中袋を準備していきます。
中袋で2重にお金お包むのには、慶びごとが重なりますようにという意味が込められています。
それで、この中袋に住所氏名と金額を書きます。この記入場所は金額の記入欄の有無で決まります。
金額の記入欄があれば、そこに金額を書き裏側の左下に住所氏名を書きます。無ければ表側に金額を書き、裏側の左下に住所氏名を書きましょう。
書く際に注意すべき事として、まず、できれば筆ペンや毛筆を使って濃い墨で書くのがマナーです。
次に金額の書き方ですが、壱、弍、参と難しい漢数字を使って書きましょう。
さて、後はお金を入れれば中袋の準備は完了です。
包み方は、買ったときに戻すことを意識してください。
包むお金は新札を準備し、ご祝儀袋の表側から肖像画が見えるように向きを揃えて入れます。
なお、入れる金額は親戚であるか、知人であるかで異なります。ただ、どちらも相場は1万円程度です。
親戚間であればあらかじめ話し合い決めておけば良いですし、もうちょっと包んでも構いません。
ただ、あまり多すぎるのも返すことがあれば大変なので、その辺を考慮して決めると良いでしょう。
知人の場合は、1万円くらいまでにしておくのが無難です^^;
もし、先に頂いていれば、同額を包むのが良いですよ!
最後に表を書いて包んで完成!
ここまでくれば後は表書きさえ注意すれば難しいところはありません。
包み方は、やはり買ったときに戻すこれが一番なので、開く時はしっかり覚えておくようにしてください。
表書きは水切りで上下に分け、上の段に祝御入学などを書き、下に贈る人の氏名を書きます。
上の段は、全て漢字の方が格式があるとされます。ただ、親しい関係ならひらがなを使っても構いません。
下に書く際、連名にするならば目上の方から順に、右から書くようにします。
そして、これらを書く際には、筆ペンか筆を使い、濃い墨で書くようにしましょう!
デキる大人の姿を見せましょう!
入学祝いは子供に贈るからといって油断してはなりません。大人もちゃんと見ています。
それだけでなく、やはりビシっとキメたほうが受け取る子供もちゃんと受け取ってくれます♪
これは、自分を思ってしっかりと考えて送ってくれたものだと分かれば、子供のためにもなります。
そのためには、しっかりとしたご祝儀袋の準備から確実にこなしていくようにしましょう!