「猿が温泉に!?」温泉猿が外国人観光客にウケている2つの理由

最近、海外からの旅行客が増えて、むしろ、日本人があまり知らなかったんじゃないかと思える所が人気になっていたりします。

この”温泉につかる猿”も、その内の1つと言えるでしょう。

海外ではスノーモンキーなんて呼ばれたりするんですよね。

では、何故こんなに人気になったのか?その理由について、今回大きく2つのポイントに絞ってご紹介していきたいと思います☆

世界でここだけと言える理由

さて、最近、話題になっている温泉に入る猿というと、地獄谷野猿公苑の猿となります。

ここ以外にも、もしかしたら、動物園などで温泉のようなものに入る猿はいるかもしれません。

しかしながら、野生の猿となるとここだけになります。そもそも、野生の猿を観察できる事自体、珍しいことです。普通は山に分け入って探しに行かなくてはなりません。なので、この公苑では野生の猿を観察するために、餌付けをして猿の群れに山から来てもらっているんです!

そして、その餌付けというのが、非常に絶妙なさじ加減で行っていて、出来る限り野生に近い猿の生態を壊さないよう配慮されています。

つまり、安定的に来てもらいたいけど、あまり美味しすぎるものをあげて、ここに依存されるのはいけない。この2つを上手く両立させなければならないのです。

というわけで、この施設がやっている事自体、難しく、そして珍しいわけなんです。

そこに輪をかけて、猿が温泉に入るということが起きたんですから、世界唯一になるのも頷けます。

それで、ここの猿が温泉に入ることになったのは、実は、全くの偶然なんです。

それは、ある時、好奇心旺盛な小猿が餌を待つ間、すぐ近くの露天風呂に入るようになり、他の猿も真似して入るようになってしまったので、猿用の温泉を作ったのです。

要は、こういう猿の行動が、今後、他で見られるということは考えにくいんです。

さて、そんな温泉に入る猿が観察できる地獄谷野猿公苑ですが、そこへ行くときは、相手が野生であることを忘れず「観察する」ということを常に意識してください! なぜなら、相手は、こちらが敵対行動を取らず、節度ある距離感を保っているから攻撃してこないだけなんです。

人間にとって別になんてない行動も、猿にとっては別の意味に取られることもあります。人間同士だって、そういうことありませんか?猿なら尚更、注意すべきでしょう!

ですので、ぜひ、こちらの公式ホームページで、猿の生態などをよく学んでから行ってくださいね。結構、事細かに載っていて分かりやすいですよ!

地獄谷野猿公苑
 ⇨http://jigokudani-yaenkoen.co.jp

「よく分からないけど面白い!」は拡散しやすい

さて、先程、延々と地獄谷の凄さを語ったところなんですが、結局それだけではここまで海外に広まることはなかったと思います。

そこで、試しに「スノーモンキー」と画像検索してみてください。かなりの数の様々な猿の写真が出てくるかと思います。そう、彼らは、実に写真映えするのです!笑

これは、写真が趣味の私からすると「いいな、撮ってみたいな」と思わせてくれます。なにせ、こんな感じで写真を取れるところは、他にないからです。

なぜなら、動物園の猿だと、撮る方向はほとんど固定ですし、動物達の行動は実に単調です。かといって、野生では、基本逃げられるし、撮ること自体難しくなります。

しかし、ここの猿は、いい感じに近づけるし、それでいて色んな角度から、色んな行動を撮れる、これは写真を撮る上で理想的な環境だといえるでしょう。そして、これらの写真が匿名の広告となったのです。

さらに、この写真が非言語コミュニケーションによるものであったことが幸いしました。

非言語コミュニケーションとは、言葉に頼らないコミュニケーションのことです。

例えば「PPAP」なんかもそうですね。あれ、私にはさっぱり意味がわからなかったんですけど、でも「なんか、面白い」ですよね!? 最近ネットで流行るものは、大体この格好をしているんです。

そしてまた「スノーモンキー」もそうであったというわけです。

スノーモンキー世界デビューはいいんだけど

・世界にここだけしか無い温泉猿という価値
・写真映えしやすく、ネットで拡散しやすい非言語コミュニケーション

この2つが、温泉猿をここまで有名にした大きな要因なんです。

ただ、日本にある多くの観光資源は、言語によって説明されなければ伝わらない物がほとんどです。

これをどうするかが、この温泉猿のような起爆剤を、活かすか殺すかを決めるのだと思います。

今後の日本の温泉業界に期待です!




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