宝くじ

年末ジャンボの歴史は深い!?知られざる宝くじの誕生秘話を解説!!

宝くじで一獲千金なんて夢をあなたもチラッと考えたことがあるでしょう。

誰しもが一度は宝くじの一等当選に憧れます。

特にテレビなどでよく見かける「年末ジャンボ」はとてつもない当選金額です。

自分ももし当たった場合の使い道を友人と話したこともあります。あるあるですよね笑

普段ギャンブルをやらない人でも、年末ジャンボは毎年買う人をよく見かけます。

しかし、そんな親しみのある年末ジャンボのことを詳しくは知らないです。

今回は宝くじ自体のこと、そして年末ジャンボについて簡単に説明します。

まず戦いは敵のことをよく知ることが大切です。笑

年末の大勝負の前に年末ジャンボについてよく知りましょう!

宝くじの歴史

宝くじ

年末ジャンボは俗に言う宝くじの一種です。

まずは、そもそも宝くじって何のために販売されているのかを説明します。

【宝くじの目的って???】

まず宝くじはしっかりと儲かっています。

2016年時点で販売実績総額8,452億円、収益金額は3,348億円に達しています。

これだけの金額を売り上げているからこそ、あの膨大な当選金が出せるのです。

そしてこの収益は公共事業などの費用に使われ、地域の復興に役立てられます。

言わば宝クジは税金の様なものです。

またオリンピックや万博、ワールドカップなどの国民的な行事が行われる際は、その行事に協賛する宝くじも販売されます。

【販売元が違う!?】

宝くじの販売元はいくつかあります。

代表的な販売元を3つご紹介します。

まず1つ目は全国の自治体が販売元の全国自治宝くじです。

これにはジャンボ宝くじが含まれます。

抽選会にて自分の買った券の当選番号と照らし合わせるクジを扱います。

また販売場所によって収益が収められる自治体も異なります。

ちなみにサマージャンボは例外で、政令都市は販売元にはなりません。

サマージャンボは市町村の振興を目的とした宝くじのため、このような形態をとっています。

例えば、横浜のような政令指定都市で買うと横浜市に収益が入ります。

一方で、他の神奈川県の市町村で買うと神奈川県に収益が入る仕組みになります。

次に2つ目は東京都が販売元の東京都宝くじです。

これにはスクラッチなどの当たりがその場でわかるタイプのくじが含まれます。

もちろん収益は東京都に納められます。

最後に関東・中部・東北の自治体が販売元の関東・中部・東北自治宝くじです。

これにはロトやナンバーズなどの数字を選択し、当選番号と照合するくじが含まれます。

収益の入る自治体は販売元の地域の自治体になります。

このように販売元の自治体ごとに宝くじの種類が異なります。

また買う場所によってどの街に収益が入るのかも異なってきます。

筆者のさいたま市に住む友人は、自分の街の公共事業にお金が使われて欲しいので、必ず自宅近くで購入するそうです。これぞwin-winの関係!地元愛が素晴らしい!笑

年末ジャンボの歴史

宝くじ

さて、ここまで宝くじについて説明しました。

ここからは本命の年末ジャンボについて説明していきます。

【年末ジャンボの始まり】

正式名称は年末ジャンボ宝くじといいます。

このジャンボ宝くじは年に5回販売されます。

2月頃にバレンタインジャンボ (旧グリーンジャンボ)
4月頃にドリームジャンボ
8月頃にサマージャンボ
10月頃にハロウィンジャンボ (旧オータムジャンボ)
12月頃に年末ジャンボ

↑このような感じです。

なかでも、サマージャンボと年末はジャンボは2大ジャンボと呼ばれており、大変人気があります。

このジャンボ宝くじが始まったのは1979年のサマージャンボからで、同年の12月に初めての年末ジャンボが販売されました。

このジャンボ宝くじの特徴は2つあります。

まず1つ目は一枚300円で額面が高い代わりに圧倒的に高額の当選金が設定されています。

2015年の年末ジャンボでは当選金の総額が10億円に達して話題になりました。

次に2つ目は販売枚数に制限がないことです。

実は、この正式なジャンボ宝くじ以外は売り切れ御免が存在します。

それだけ購入枚数も他の宝くじよりも多いのです。

特に年末ジャンボはその知名度と年末の購買意欲と重なることもあり、有名なくじ販売店にて長蛇の列ができることがあります。

【過去には死者も出している!?】

実は年末ジャンボの購入において死者が出たこともあります。

1976年の年末に宝くじの購入のために全国各地の販売所に群衆が殺到します。

早朝の販売開始時間まで徹夜で人気販売所付近で徹夜する人もいたようです。

その疲労もあってか、長野県松本市と福岡県福岡市にて各1名が死亡し、全国で40人以上の負傷者が出ました。この対策のために、翌1977年から1995年まで往復ハガキによる事前予約制が採用されました。

現在も販売所に列はできますが、負傷者が出るなんて事はないので驚きですね。

当時はきっと激しい争奪戦があったのでしょう…。

年末ジャンボに夢をのせて!年の瀬に夢を見よう!!

宝くじ

ここまで宝くじ、そして年末ジャンボについて説明しました。

販売元の違いや意外な歴史について分かってもらえたことでしょう。

年末に最後の運試しをするのも良いですが、自分の街の振興の為に購入するのも良いです。

ただ1つ言えるのは、年末ジャンボが圧倒的に当選金が設定されていることです。

ぜひ自分の街の販売所にて夢への切符を購入してみましょう☆

一攫千金も夢じゃないかもしれませんよ笑

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