海外の温泉文化ってどんな感じ?日本との違いが大きく現れる2つの点

「海外にも温泉ってあるの?」

そんな疑問をお持ちの方もいるかと思います。でも、実はたくさんあるんです!

ただ、日本とは温泉文化が異なっています。その為、温泉の楽しみ方や考え方などが違ってくるのです。

そこで、今回は日本と大きく異なる2つの点をご紹介します。ちなみに、欧米など、キリスト教文化圏あたりの温泉について取り上げます。

これを知ると、日本の温泉の特徴を掴みやすくなったり、外国人観光客に日本の温泉を紹介したりするのに役立ちますよ!

旅館文化とアウトドア文化

日本で温泉というと、旅館でほっこりすることを思い浮かべる人が多いでしょう。

同じ温泉を使っていても、町中にあるようなものは銭湯と呼ばれることが多く、意味合いとしては、銭湯なのに湯船に温泉が入っているという感じですね。

日本の温泉は、そんな浮世の垢も洗い流す銭湯の流れをくむような立ち位置にあります。

つまり、旅の途中で、ゆっくりと疲れを癒す場所としての温泉なんですね。まさに、旅の館と言ったところでしょうか。

対して、欧米では、温泉はアウトドアないし、レジャーとして楽しまれています。

なので、自噴して自然に貯まるままになっているものは、自然を体感することに重きを置いているので、極力手を加えずにしています。ですので、池のように大きな温泉だったり、中々独創的な形をしています。

また、温泉施設として建てられるものも、癒しが目的というよりも水浴びを楽しむ感じになるので、プールのような大きなサイズのものになります。

つまり、彼らにとって温泉というものは、「つかる」ものではなく、入って楽しむものなのです。 ちなみに、温泉に入ることを「swim」で表現したりすることもあります。ここからも如実に違いが読み取れます。

また、水浴と温浴がそこまで区別されていないことも、プールのようになる要因とされています。

これには、欧米の水温が総じて低めであるからという説が唱えられたりします。

ただ、いずれにせよ、温泉が気持ち良いということに関しては万国共通です♪

入浴時は裸?それとも水着?

海外の温泉というと、詳しい方なら水着で入るイメージを持たれるかもしれません。

確かに水着で入るところが多いのですが、それは何も温泉がアウトドアやレジャーとして考えられているからではありません。

そこには、キリスト教における宗教上の理由があるのです!

例えば、古代ローマ人たちは裸で公衆浴場に入っていました。最近では、漫画で映画化もされたテルマエロマエなんかで有名になったアレです。

さらに、その後の時代になっても裸で入っていたようなのですが、キリスト教が裸を忌避したことから、裸で入浴するどころか、入浴することすら減ったのです。

また、文化などを研究したりする人類学によると、恥ずかしいから隠すために服を着るのではなく、服を着て隠した所を恥ずかしく思うと考えられています。

なので、温泉に入る時は、水着という習慣があると、余計に恥ずかしく思ってしまうのでしょう。

加えて、イスラム教徒にもなると、より厳しくなり、多くの人と一緒に入浴することがさらに困難になってしまいます。これに関しては悩ましく、今後の温泉の課題になっています。

さて、そんなわけで宗教上の理由により裸を極力見せない水着で入るようになったのですが、最近では結構多様化しています。というより、キリスト教の影響の濃淡により、元からバラバラであったりします。

例えば、北欧のフィンランドなどでは、サウナに裸で入ります。

また、ドイツの有名な温泉地「バーデン・バーデン」でも裸で入ったりします。しかもここは混浴です。

ちなみに、ドイツは医療大国として温泉の研究をしたりして、ヨーロッパ随一の温泉大国になっています。

ともかく、混浴は日本だけの文化ではないんですね。

こう考えると、日本の温泉は特殊であると強調する気がほとほと失せてきます。

確かに、日本の温泉文化は特筆する点が多々ありますが、海外の温泉と似たところもあるのです。

海外の温泉文化も実に豊か!

・海外では温泉をアウトドアやレジャーとして楽しんでいる
・裸で入浴することはキリスト教の影響で減ったが、今では色々ある

このように、日本の温泉文化との違いがあり、海外の温泉文化もしっかりとあるのです。

ですので、海外の温泉文化を知った上で、日本はどのような特徴があるのかを紹介すれば、外国人の観光客などにより一層、温泉の楽しさが伝わるでしょう!




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