突然ですが、あなたはカルフォルニアロールは好きですか???
お寿司屋さん以外でも販売されており、新たな巻物の種類として人気を呼んでいますよね☆
ところで、寿司なのになぜ『カルフォルニアロール』と、横文字なのか…?
美味しいからすっかり気にしていませんでしたが、謎の巻き寿司ですよね!?笑
この記事では、そんなカルフォルニアロールの謎に追っていきたいと思います!
いつ頃、どこで作られたの…?
カルファルニアロールは名前の通り、アメリカのカルフォルニア州ロサンゼルスのリトル・トーキョーが発祥地のようです!他にも、カナダや他地域の説もありますが、『カルフォルニアロール』という名の通り、カルフォルニア発祥が有力ですね☆
1960年頃、日本人移民のために日本食の海外進出が進み、『寿司』も1960年代後半からお店が徐々に増えていきます。今ではネットの普及により、日本食のイメージはある程度普及していますが、その当時は全く知られていませんでした。
寿司を見て外国人は、
「なんだこの黒い気味悪いものは!!!(海苔)」
「魚を生で!?…しかも米と一緒に食べるのか??」
と、驚かれながら認知が広まりました。びっくり故って感じですかね…^^;
確かに、そんな衝撃的なカルチャーショックを、現地ですぐに受け入れられる訳がありません(汗)
そこで「なんとか現地の人にも寿司を食べてもらえないか?」と考えたスシ・バーの日本人が、カルフォルニアロールを作りました☆
最初の中身は…?
ところで、現地の人が受け入れられるように作られたカルフォルニアロール、当初はどんなものだったのでしょうか?
最初のカルフォルニアロールは意外とシンプルで、タラバガニの身とアボカドをマヨネーズであえて、巻き寿司にしたものでした。
その後、見た目も受け入れられるように、裏巻き(海苔が内側になる巻き方)になったのです☆ よく考えてありますね!
現在では他にも、キュウリを入れたり、ツナを入れたり、たくさんのアレンジがされています!
お店や職人さんによってもまちまちですが、どこのお店もカルフォルニアロールと言えば、マヨネーズがどこかしら入っているということと、海苔が裏巻きになっているのは変わりないようですね♪
まさかの逆輸入…!
1980年代にアメリカでスシブームが起こり、カルフォルニアロールは勿論の事、生魚と米の組み合わせが注目されました!
そこで、実際の日本で食べられている寿司というより、向こうの人が食べやすいものがネタとして多く使われます。例えば、サーモンなんて日本だと生で食べる機会はあまりなかったのですが、アメリカでよく獲れて馴染みのあるということから、いつの間にか『サーモンの寿司』ができていました(笑)
おや?なんだか日本の寿司文化が注目されてるぞ、向こうでは『寿司』を不思議なアレンジをしているぞ!
という事で、日本でも多くの海外の文化が入ってくる中、カルフォルニアロールも入ってきました!俗にいう逆輸入ですね☆
その後、日本でも普及していったカルフォルニアロールは、今ではお寿司屋さんのメニューに入っているくらい浸透し、人気になりました♪
みんな大好きカルフォルニアロール…!!!
日本人の私としては、『え、これが寿司?』と、最初に知ったときは思いましたが、食べてみたら美味しい!今ではメニューにあれば注文しちゃいます(笑)
こうやって見ると、日本の歴史が海外に渡り、アレンジされてまた新しい文化が生まれていることが分かりました☆きっと文化や歴史の融合が、素敵な文化を誕生させるきっかけになるんですね〜♪
ぜひ、今夜のメニューに迷われているようでしたら、たまには趣向を変えて、カリフォルニアロールを食べてみてはいかがでしょう?
こういった歴史を知って食べると、また味わい深いものがありますよ^^