The Tale of Genji Overseas Reaction

源氏物語の海外の反応が〇〇すぎてスゴイ! 千年以上前に書かれた源氏物語が海外で称賛される理由 とは?

日本人で源氏物語を全く知らないという人はいないハズです。あまり詳しくなくても一度は聞いたことがあると思います。そんな源氏物語が今や海を越え、海外で称賛されているのをご存知ですか?

来日前に上司に薦められる書、世界中の大学で課題図書として取り上げられているという源氏物語。

日本を理解する必読の一冊、日本文学を勉強するならコレ!と言わしめたこの源氏物語。

そこで今回は、千年の時を超え、今なお世界中で称賛されている『源氏物語』に対する海外の反応とその魅力に迫ります!

『源氏物語』って? 

What is the Tale of Genji?『源氏物語』は、今から千年以上前の長保3(1001)年には、ある程度完成したと言われる世界最古の大長編小説。文字数はおよそ100万(400字詰め原稿用紙で約2400枚)の大長編。70年余りの出来事が描かれた物語には、登場人物は500名近くにのぼり、約800首の和歌も含まれています。

作者は、あの有名な紫式部さん。作者の紫式部さんについてお知りになりたい方は、こちらの記事を参考になさってください。

あらすじとしては、主人公「光源氏」の様々な女性遍歴を過激なラブストーリーに仕上げ、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安時代の貴族社会を描いています。

下記の動画で源氏物語がどういった小説なのか(雰囲気)おわかり頂けます。

また、この『源氏物語』は、平安時代末期に物語を画題とした『源氏物語絵巻』が制作され、絵画や工芸品など様々な分野に影響を与えました。

外国人から見た『源氏物語』

"Tale of Genji" seen from a foreigner外国語への最初の翻訳は明治15(1882)年、外交官の末松謙澄による英訳本が出版されました。しかし当時は、翻訳の質が悪くあまり注目はされませんでした。

他にも、大正14(1925)年頃に、イギリスの学者、アーサー・ウェイリーによる翻訳本が出版され西洋世界に紹介されました。

その後も、エドワード・サイデンステッカーやロイヤル・タイラーなどが、欧米人に理解しやすいよう翻訳し高い評価を得ました。

現代では、英語はもちろんフランス語や、韓国語、中国語など20ヶ国を超える世界中の言葉に翻訳され愛読されています。

千年以上前の小説が時を超え、しかも、海外で読まれているなんてスゴイことですよねッ!書かれた紫式部さんは想像もしていなかったでしょう。

それでは、インターネットサイトに寄せられた海外の方のコメントを紹介します☆

・世界最古にして最高の長編小説。本当に素晴らしい芸術作品だ。
・凄い物語!千年以上も前にこんなお話が作られていたなんてビックリ!
・文章も内容も素晴らしい
・こんな素晴らしい本を自分の国の言葉で読めるなんて!翻訳者に心から感謝!
・「源氏物語」はとっても面白いよ。日本文化に興味を持つ人にお勧めします。 
・日本のヘイアン時代は美しい!魅力的だ! 
・サムライ以外の日本の歴史を教えてくれてありがとう。

などなど、まさに称賛の嵐。

しかし、反対に否定的な感想もあります。

・長すぎる~!読んでて退屈~
・注釈が多すぎて複雑すぎる
・これが称賛されているとは、耳を疑う

といった声もあります。

感じ方は様々!意見は分かれるところですが、やはり、日本文学を知る上で貴重な一冊と言えます。

私自身は、学生時代に古文の授業で少しだけ読んだことがあるだけで、その後、アニメは見たかなぁ~程度だったのです。

しかし、以前、アメリカの知り合いにプレゼントを贈る機会があり、源氏物語の漫画を贈ったところ、大変気に入ってもらえました。

「本当に理解できているのかな?」と思ったくらいです!?

これをキッカケに、私もその後、慌てて読み直しました!笑

私が贈った源氏物語の漫画、英語訳付きを紹介しておきますね☆  もし、海外の方に贈られる機会がありましたらどうぞッ!

こちらは、漫画ではなく原作の翻訳です。こちらも参考になさってください。

外国人が源氏物語に夢中になる訳!? 

Foreigners become crazyこの小説が千年もの時を越え、世界中で愛され称賛されているのには、こんな理由があるのです。

○魅力的なキャラクター続出

『源氏物語』の魅力のひとつは、なんといっても登場する女性キャラクターたちにあります。世の女性を虜にする光源氏と彼を愛した様々な女性達。その女性達は年齢も階級も幅広くまさに多種多様! 

一人ひとりが見事なキャラクターに描かれ個性的!

アニメの影響もあるのでしょうが、千年を超えた現代でも、チョッとインターネットで検索するとキャラクター診断なるものが続出。

それだけ幅広く魅力的なキャラが多いということなのですね。

○なんでもありの恋愛遍歴

『源氏物語』に登場する恋愛は、非常にバラエティに富んでいます。主人公の光源氏だけでも、不倫、略奪愛など道ならぬ恋から熟女やロリコン、男色など好みも様々。強引に関係を持つレイプまがいのエピソードも多く、まさに下衆!昼メロも真っ青の世界です(・∀・;)

しかし、モテモテの超プレイボーイの光源氏さん♡

あらゆる恋愛パターンが描かれ、予測不能の過激さ!でもこのドロドロの過激さに引き込まれていくのです。いつの世も恋愛事情は難しいものですね…^^;

○自然と情景を表す見事な表現力と美しい文章

この物語のもう一つの魅力は、紫式部の見事な表現力、美しすぎる文章にあります。

鳥のさえずりや虫の音、川のせせらぎ、風の音など感触や匂いさえも言葉で表現し、その場にいるような空気感に包まれてしまいます。

この豊かな表現が織り込まれた美しい文章が、海外の方に称賛される理由の一つではないかと思います。

原文を読むのは、なかなか難しいかと思いますが、現代語訳でも十分にその文章の美しさは分かると思います。ただ、機会があれば、ぜひ原文に挑戦してみてください!

○日本文化の美が満載

海外の方ももちろん、現代に生きる私達日本人にとって、平安貴族の様子を垣間見ることができるのも大きな魅力です。

お屋敷のしつらえや香炉などの小道具、十二単など艶やかな衣装の数々。優美な貴族の世界が満載に描かれています。その様子は現代においても、ひな人形や結婚式、お祭りなどにも受け継がれています。

また、舞いや和歌を用いた恋文など、雅やかな日本文化が凝縮されています。

物語もさることながら、サムライだけじゃない!日本文化の美しさに触れることができる点でも、世界中で愛される理由なのですね♡

日本人なら今一度『源氏物語』を読んでほしい! 

Once again the Tale of Genjiいまや日本の古典文学は世界に通じる文学です。海外から称賛される理由はもうお分かりですよね。

いま一度、『源氏物語』を始め、日本文学を味わってみてください。

私自身がそうだったように、学校の勉強を離れて物語を読んでみると、意外と楽しいものです。けっこうハマりますよ!

かといえ、「あの長い物語を読むのはちょっと無理ッ!」 という人は、漫画の方がとっつきやすいですね♪

下記の記事では、誰でも読みやすくて絶対にハマる!“源氏物語のおすすめ漫画”を紹介していますので、ぜひ、参考になさってください。

海外の人たちが興味を持つ日本文化!歴史ある日本に生まれた私達こそが、日本文化を理解するべきです。

この日本文化を大切に継承し、世界に発信していくべきなのかも知れませんね。

この記事を読んで『源氏物語』に興味を持たれた方は、ぜひ、一度トライしてみてください。きっと、また違った味わいができるハズです♪




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