城の歴史の大きな流れが丸わかり!抑えておきたい3つの城

城というと天守閣を思い浮かべるかもしれません。

でも、それは日本における城の歴史を考えた時、最後の方に登場するんです。

それで今回、城の始まりから終わりまで、その歴史を見ていく上でポイントになる城を3つご紹介します。

これを知ると、城というものをより詳しく理解できるようになれますよ!

城の原型はこれ!

日本100名城の中でも、一際異彩を放つ存在がこれだと思います。

普通に考えて、おかしいようにも見える「吉野ヶ里遺跡」が城として含まれているのです。

でも、そんなことは全然なくて、これこそ城の原型といって間違いないんです。

なぜなら城における必要最低限の条件とは、守るべき集落などの周りに土塁やら柵を張り巡らせて、防衛拠点としたものなんです!

なので、これでも十分に城といって構わないんです。

ちなみに、こういう周囲に堀などを設けた集落を環濠集落と言います。

こういう時代から、城が築かれるようになって行ったんですね。

あと、吉野ヶ里遺跡は極めて広いです。そして、歩き回れますので、歩きやすい靴で行かれてください。

さらに、詳しい吉野ヶ里遺跡、もとい吉野ケ里歴史公園の行き方などは、公式ホームページへどうぞ!
 ⇨http://www.yoshinogari.jp

天守閣が登場!

城が更に発展したのが戦国時代です。

そして、その城の新しい時代を切り開いたのが織田信長です。

それで、その完成形とも言えるのが安土城なんです。

天守閣の起源には、諸説あるのですが、その1つが織田信長になっています。

また、織田信長は天守閣に住んでいたと言われる戦国武将です。普通の武将は、あんな所に住みません。

それで、織田信長は天守閣に住み、まさにそこを中心とした中央集権体制を築くのです。

そして、おそらく多くの人が思い描く城になったのはこの時なんです。

あと、近世城郭の始まりとされるのも、この安土城です。

この時から、天守閣を中心とした城が政治経済の中心になりました。

つまり、権威の象徴として、織田信長はこれを作ったんですね。その為、超ド派手です。

私も復元されたのを見たのですが、「豊臣秀吉の金の茶室などに影響を与えたんだろうな」と思いました。

ちなみに、普通、単に「天守」というのが正式名称とされるのですが、この安土城は特に「天主」と書きます。ここらへんも織田信長らしいですね。

でも、安土城には仏舎利なんかの宗教施設もあったんですよ。

それと、安土城は、戦国時代に焼けてしまって跡しか残っておらず。そこに行くすべなどは、「安土城跡」などで調べて見てください。

また、安土城の情報得るのでしたら「安土城考古博物館」「信長の館」に行ってみてください。「信長の館」には、安土城天主の原寸大復元があります。

どちらも、隣接していますので行かれるのでしたら両方行かれてみてください。

こちらの「安土城考古博物館」により詳しい情報がありますので確認してみてください。
 ⇨http://azuchi-museum.or.jp

日本最後の攻城戦

徳川の太平の時代になり、一国一城令が発布されると、全国の城は一気に減りました。

まあ、平和な時代になったのでもう必要ないというわけなんですね。

それで、そんな時代になると、城の防衛機能はあまり使われなくなってゆきます。

ですので、城が再び本格的に活用されるようになるのが、明治に時代が移る辺りと、その初期の動乱辺りまで下ります。

その最後の攻城戦と言われる舞台となったのが、西南戦争における熊本城戦です。

もちろん、この後も少しは別の攻城戦があったのですが、あっという間に終わったのでこう言われます。

その時、西郷隆盛が官軍の籠もる熊本城を攻めるのですが、結局落とせませんでした。

西郷隆盛はその後「官軍に負けたのではない、清正公に負けたのだ」と言ったという話が残されています。

これが日本最後の内戦であり、これ以降、城が再びその防衛機能を発揮することはありませんでした。

城の歴史はここに終わるんですね。

城の歴史を見ると日本の戦の歴史がわかる!

・城の原型は環濠集落、代表例は吉野ヶ里遺跡
・天守閣など近世城郭のはじまりは織田信長の安土城
・日本で最後の攻城戦が行われたのは西南戦争における熊本城

城の歴史といってもこんなに長いんです。

このように見ていくと、城のあり方の変化で日本がその時どんな時代背景であったかが分かりますよ!




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