剣道といえばあの剣道着! 袴姿ってカッコイイですよねー!(≧∇≦)
しかし、和服離れの著しい現代日本人ですから、いきなり着ようとしても着方がわからない方が多いんじゃないでしょうか。
道場などでも着方まで懇切丁寧に教えてくれる所は少ないようです(´・ω・`)
この記事では、剣道初心者さんがそんな所でつまずかない為に、道着の着方から片付け方、お手入れ方法までまとめてみました☆
剣道着の着方
【上着の着方】
1.まず、上着に袖を通したら背中にシワができないように前身ごろを前に引っ張って深く重ねます。シワのない綺麗な背中のラインが美しい着こなしのポイントです(゚▽゚)
2.左右の内側の紐を結びます。内側同士を結ぶと自然と合わせが左上になります。蝶結びでしっかり結びましょう。
3.外側の紐を蝶結びします。縦結びにならないようにしっかり結びましょう。
4.最後に道着の前身ごろを引っ張って襟を整えます。
【袴の着方】
1.袴をはきます。足を入れる所が左右ありますから、同じ方に両足いれないように(笑)
2.袴の前部分にある紐を縛ります。紐を後ろで交差させて前にもってきて、また前で交差させて後ろで蝶結びします。少しお腹をへこませてしっかりきつく縛りましょう。
3.袴の後ろの腰板についているヘラを先程縛った紐の所に差し込みます。
4.腰板についている紐を前にまわして2回しっかりかた結びをします。紐の余った部分は前紐に挟み込みましょう。背中側が少しあがるように着ると(前をすこし下げて結ぶ)カッコいいですよ(o´・ω-)b
…
文字で読んでもよくわからないよ…(´;д;`)ウッ・・
って方は、着方を説明している動画を紹介しますので見てみてくださいね↓
おうちで着方の練習がんばってみましょう(+´゚∀゚`)
着崩れ防止策
剣道ってとても激しい競技です。練習や試合で、だんだん着崩れてしまったりします。
特に女性なら胸元の合わせが着崩れたら気になっちゃいますよね。
着崩れ防止に効果的なのがなんと「帯」を使用する事なんです。
本来、袴っていうモノは帯に取り付けるモノなのです。
ですが、帯の結び目が丁度脊椎にあたる為、転倒した時に危険だからと、剣道では帯をしなくなったという説があります。
帯をしたほうが腰が安定して着崩れも防いでくれるんですよ。
使用する帯は居合帯等でもいいですし、なんならお父さんの浴衣の角帯でも大丈夫です。笑
帯を結ぶ際は結び目の大きな結び方は避けましょう。浪人結びとかオススメです!(゚▽゚)
剣道着のたたみ方
きちんとしたたたみ方もしっかり覚えておきましょう☆
特に袴は、きちんとたたまないとヒダが可愛そうな事になってしまいます。。。
なかなか文章では説明し辛いので、良さげな動画を紹介します( ≧▽≦)b
その道場や先生によって微妙に違いがあったりするそうですが、基本のところは一緒だと思いますので、臨機応変に対応してくださいね(゚▽゚)
剣道着のお洗濯
剣道着って藍染なんです。なので、洗濯機で洗剤を入れてジャブジャブ洗うのは避けましょう。
色落ちしちゃうのはもちろんですけど、藍染の様々な機能を損なってしまいます。
ぬるま湯に浸して押し洗いや踏み洗いをしましょう☆
ホントは脱水も洗濯機でかけちゃいけないんですけど、バスタオルにくるんだりして軽く脱水機を使ってる方は多いです。
干す時は天日干ししては絶対にいけません(`・д・´)9m
変色してしまいますので、風通しの良い日陰に干してあげましょう!
袴はヒダを綺麗に整えて逆さまに干すのが正しい干し方です。こうするとヒダが綺麗に保てます。
水分を含んだ袴は重いので、強力な洗濯ばさみを使ってくださいね☆
アイロンかければいいじゃない⁉︎と思うかもしれませんが、当て布をしてもテカりますからオススメできません(´・ω・`)
「そんなん面倒くさくてやってられんわー!」って方の為に、洗濯機で洗える剣道着もあるんです!
化学染料でほぼ色落ちしないうえに、袴なんかはプリーツ加工されてたりします。
練習着なんかはそんなのの方がいいかもしれませんね(゚▽゚)
イイ剣士は着こなしもイイ!
剣道に限らず、日本の武術って作法と身だしなみを重視しますよね。
また、ピシっと着こなして、ピシっと立ってる姿はほんとカッコいい!
まさに「凛とした」という言葉がピッタリだと思うのです(*゚―゚)
正しい着方とお手入れをしっかりマスターして、カッコいい剣士になって下さいね(*≧∀≦)