祭 歴史

日本の祭りの歴史! 〇〇を知らなくても祭りは立派な地域の絆!

関東の田舎町ですくすく育った私。

はやりの少子高齢化の最先端を行く町内の中でも、私の育った地区は特に夏祭りにかける情熱がすごかった!

生粋の地元民ほど熱くなる!? 祭りの秘密

私の地元では子供は小学校に上がると、祭り当日朝早くからお神輿担ぎにかり出され、山道をお神輿担いでぐるっと地区内一周。

汗びっしょり、へとへとになりながらも担ぎきりました。

幼いながらに感じた使命感と達成感は何とも言えない誇らしいものでした。

そして中学生になるともっとすごい!

夏休みに入るや否や夜な夜な公民館に集められ、お年寄りたちからお囃子や太鼓の手ほどきを受ける。

学年が上がるごとに笛だけでなく男子は獅子舞を覚え、女子は着物に花笠をかぶりささらをならす。

祭り当日は支度を終えて早朝5時に神社を出発!

笛、獅子舞、花笠の行列になって山道を練り歩く。

獅子頭や花笠で足元は見えないし、何より山を登りながら吹く笛は、酸欠で頭がクラクラしたが使命とばかりに吹き切った!

私や弟たちも含め、その地区に生まれた子供たちは何の疑問も持たず、理由も説明されずに祭りの一員となり老若男女問わず一丸となって楽しむ。

それが私たちの夏祭りだったのです。

そんな私たち父子とは対照的に他の地域からお嫁に来た母はしらーっとしていました。

もちろんお茶くみ当番など役目はしっかり果たしていたけど、神社内での私たちの雄姿?!を見に来ることもなかった。

この温度差は何だったのだろう?

誰も知らない祭りの歴史

夏祭りに熱狂した小学、中学時代を過ぎ高校生になったころ。

少し冷静さ?を身につけ、獅子舞やお囃子の由来、お囃子の中に時々入る歌の意味や祭りの歴史など気になることが出てきたので周りの大人に聞いてみると、答えはいたって簡単なものでした。

“昔からやっていて、神様に感謝するため”

よくよく調べてみると、お祭りの起源など歴史の詳細は不明で唯一わかっていることは、江戸時代あたりに近くの神社で奉納されていた獅子舞を真似して今の形になったらしいということだけ。

よくわからないものだったのになぜこんなに熱狂できたのか?!

と不思議に思ったと同時に、歴史なんてわからなくても、このお祭りは確かに地域の人々を過去も現在もきっと未来までもずっと繋げてってくれるものだと気がつきました。

日本三大祭りとその歴史

私の地元のお祭りのように歴史がわからない祭りもありますが、わかっている有名なお祭りもあります!

あなたは日本三大祭りというと何祭りを思い浮かべますか?

一般的には日本三大祭りとは京都の祇園祭、大阪の天神祭、東京の神田祭の三つのお祭りを指しています。

それぞれの歴史を簡単にご紹介します!

【京都 祇園祭】

京都八坂神社の祇園祭は、7月1日から7月31日までの1か月間祝われます。

そのはじまり西暦869年、なんと平安時代にまで遡ります。

この年、京の町には疫病が流行り、それを鎮めようと現在の八坂神社にお神輿を奉納し祈りを捧げたのが始まりです。日本人は昔から信心深いですね。

見どころは山鉾巡行とその前夜祭にあたる宵宮で、この動画を見ただけでも毎年多くの観光客がこのお祭り目当てに国内外問わず訪れるのがわかります。

【大阪 天神祭】

大阪天満宮の天神祭は毎年7月24日、25日の2日間行われます。

はじまりは西暦951年、この時も疫病や天変地異が重なり

これは非業の死を遂げた菅原道真公のたたりと恐れられました。

その道真公の霊を鎮めるために行われるようになりました。

見どころは25日の19時半ごろから行われる天神祭奉納花火大会。

毎年5000発の花火と大川に漕ぎ出す約100艘の船の明かりが幻想的です。

天満宮のシンボルともいえる梅の形に夜空に咲く“紅梅”という花火も必見です!

勇壮な花火は圧巻!

【東京 神田祭】

東京の神田祭は毎年5月中旬に行われ、その歴史は江戸時代にさかのぼります。

徳川家康公が天下統一をする際、神田明神に戦勝祈願し見事に天下統一を果たしたことから家康公の加護を受け、天下祭として盛大にお祝いするようになりました。

見どころは山車や神輿の行列や騎馬武者行列などの古い歴史と現代との融合!秋葉原に近い立地も手伝って、ラブライブ!などのアニメとのコラボも見どころの一つです。

大都会を練り歩く!歴史とアニメのコラボ!

まとめ

お祭りは歴史があろうがなかろうが、無条件で地域の人々を繋ぎ、受け継がれていくものであります。

とは言えあんなに熱狂していた私も、大学生になるころから“見物人”としての参加しかしなくなり、不思議に思っていた母の様子が理解できました。

現在、お祭りを盛り上げている面々は主に地元に残った友達とその家族。

あの当時と顔ぶれは大きく変わっても私も彼らも“伝統を引き受け、引き継いだ仲間”には変わりません!

こんな伝統があちこちにきっとある日本。とても素敵な国に生まれたと思います。




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