現代の日本語と大きく異なる古典・古文は、
「勉強法がわからない…」
「何から勉強したら良いのかわからない…」
と悩む学生さんが多い教科の1つです(>_<)
記事のタイトルに書きました「いとかたし」は、
・いと → 非常に、大変
・かたし(かた・し、難し) → 難しい、困難だ
という意味です。
時間が無限にあれば別ですが、受験生にとってはそうは言っていられません。
そこで、古典・古文の勉強法のポイントを5点に絞ってご紹介します☆
これさえ押さえれば、あなたも古典通になれますので、ぜひ最後まで呼んで下さいね^^
古典・古文の単語はどのくらい?どうやって覚える?
覚え方は、イラストと紐づけたり、ゴロ合わせにすると覚えやすいです。
イラストが多く掲載されている参考書、ゴロ合わせが豊富に掲載されている参考書も売っていますので、自分が見やすいもの、イメージしやすいものを探してください☆
最近では、映画やアニメなどを古文してわかりやすく説明されている本もあります♪
そして、とにかく復習あるのみです!笑
センター試験対策で必要な単語の数はおよそ300語だと言われています。
この数は、英語で必要な単語数と比べると、実はとても少ないのです。
そう考えると、ちょっとやれる気もしてきますよね^^
古典・古文の文法!まずは品詞分解をマスター!
古典・古文の文法の基本は、まずは品詞分解ができるようになることです(^_-)-☆
品詞は、
・動詞
・助動詞
・名詞
・形容詞 or 形容動詞
・副詞
が、とくに重要です!
品詞分解ができるようになることで、おもな品詞の役割を理解することができます。
私の経験上、学校の教科書以外にも、百人一首などの有名な文章で練習するととても効率が良いです♪
活用形を制するものは古典・古文を制す⁉︎
「未然、連用、終止、連帯、已然、命令」 古典・古文といえば、コレです。
覚えきれない・・・と、つまずいてしまう方が多いです。
もちろん全て覚えることがベストですが、「時間がない、難しい」という場合は、最低でも下記の活用形をまず押さえて下さい☆
<動詞の活用>
・下二段 「え、え、う、うる、うれ、えよ」
・四段 「あ、い、う、う、え、え」
<変格動詞の活用>
・サ変 「せ、し、す、する、すれ、せよ」
・カ変 「こ、き、く、くる、くれ、こよ」
・ナ変 「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、ね」
・ラ変 「ら、り、り、る、れ、れ」
<形容詞の活用>
・ク活用 「く、く、し、き、けれ」
活用表は、繰り返し紙に書き、声に出して読んで暗記をしましょう!
尊敬語をマスターして理解力を高める!
日本語、とくに古典・古文では、尊敬語を理解することが特に重要です。
なぜなら、その文章の主語を尊敬語によって見分けることができるからです。
現代の日本語でも、「行幸されました」というニュースを聞いたら、誰が?と言われなくても、天皇陛下がお出かけされたことがわかります。
「行幸→天皇の外出」「賜う→たまう、給う、与える」など、天皇陛下や皇族だけに使用される敬語(最高敬語)などがあります。
古文でも同じです。 尊敬語・敬語を見分けることで、その文章の主語がわかります☆
主語を見分けることが、古文を解く早道です☆
いざ!問題にチャレンジ!
上記でご紹介した4点をふまえ、問題集や過去問に取り組んでみてください。
わからない単語などもあると思いますが、文章の全体像やあらすじは何となぁ〜く掴めるはずです!
問題集や過去問を解くことで、古文の「パターン」を覚えることができます。
この「パターン」を掴むことで、試験でどんな作品が出題されても、おおよそ乗り切れます!
なので、最初は正解にこだわらず、このパターンを掴むことにフォーカスしましょう☆
ポイント5つで古典・古文がスラスラわかる!
古典・古文の勉強法、ポイント5点をご紹介しました!
時間のない受験生の方、ご紹介したポイントから勉強をはじめてみてください。
古典・古文の作品には、今読んでも色あせない魅力的な作品がたくさんあります♪
時間にゆとりのある方は、現代語訳でか構いませんので、ぜひ古典文学を読んでください(´▽`*)
「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り、やはり興味を持つこと、好きになることが、古典・古文においても理解を深める1番の方法です☆