たくさんのだるま

だるまの目を描くのは左右どちらから?身近なのに知らないだるまの目の基礎知識

だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ♪

子どもの頃、母によく歌ってもらいました。

丸い体に白い顔。そしてまん丸の大きな目。

でも目が描かれていない、白目だるまもありますね!?

今回はその理由と、だるまと目の関係について紐解いてみました☆

だるまの目はいつ描く?

白目のだるま政治選挙のとき、立候補者の事務所に並ぶ多くのだるまを見たことがあると思います。

選挙速報で当選が発表されると、目を描き入れただるまを掲げ、大喜びする光景が放映されますね。

あれ?はじめは目が描かれていなかったのに、いつの間に両目が??

と思う方もいらっしゃるでしょう。

だるまは縁起物で、願掛けのために置かれているものです。

目を描く順番ですが、まず、祈願をしながら左に黒目を描き入れます。

そして願いが叶ったら右に黒目を描き入れます。

これは「目入れだるま」と呼ばれ、江戸時代から続く風習です。

白目をむいて気絶しているわけではないんですよ☆笑

だるまの右目と左目の意味

東大寺の阿形像まず祈願しながら左目を描き、成就したら右目を描くのには理由があります。

だるまの両目は、阿吽の呼吸で知られる「阿」と「吽」を表しているんです。

では、阿吽(あうん)とは何でしょう?

奈良の東大寺で見られる金剛力士像(仁王像)に、そんな名前があったような…。

はい。その阿吽です。

金剛力士像は阿形像と吽形像の2体で1対です。

阿は口を開け、吽は口を結んでいます。

そして、阿は物事の始まりを、吽は終わりを意味すると伝えられています。

だるまの左目は阿、右目は吽ということですね!

目は誰が何で描けばいい?

だるまの目を描く道具だるまに目を描くときは墨と筆でないとダメ…ということはありません。

縁起物で筆で描き入れるイメージはありますが、油性マジックや筆ペンで大丈夫☆

自分用に購入しただるまは、自分が祈願しながら左目に黒丸を描き入れましょう。

贈り物にするだるまは、できれば贈り先の方にはじめに描き入れてもらうのがベストです。

サプライズプレゼントであれば、贈る相手のことを祈念して左目を描き入れて贈ります。

結婚式や金婚式などご夫婦の場合は、夫婦で片目ずつ描き入れます。

黒目は丸く、少しだけ白い部分を残して描きましょう。

最初から目が描かれただるまもある!

始めから両目が描かれただるま縁起物の目入れだるまですが、元々は初めから両目が描かれていました。

願掛けも江戸時代に始まった風習ではありますが、両目が描かれただるまも売られていました。

というより、両目が描かれただるまの方か先に存在していたのです。

医療が発達しない時代、目の病気になった人たちが、目の大きなだるまに願いを込めたのです。

目力というくらいですから、だるまの大きな目には強力なパワーがありそうですね☆

また、宮城県仙台市の松川だるまも両目が描かれています。

初代仙台藩主の伊達正宗が独眼だったことを配慮し、初めから両目を描くという優しさが素敵です♡

左目を描くタイミングは?

だるまはちゃんと供養だるまが一番売れるのは年末で、新しい年の願掛け用に購入する人が多いです。

大きな神社やお寺では、初詣に来る人向けに売っていることもあります。

だるまの御利益の期間は1年なので、年末までにお世話になっただるまを供養しましょう。

だるま市やどんど焼きで供養してもらうのもおすすめです。

新しいだるまを購入したら、仕事始めや大安、天赦日などの良い日に描き入れます。

高崎だるまなどは、早いうちに両目を描き入れて飾ると魔除けの効果があると言われています。

願掛けの際は、1年で達成できそうな目標を祈願しましょう。

いつまでも片目では、だるまさんも悲しくて泣いてしまうかもしれません…^^;

祈願したことが成就できれば、自分もだるまも嬉しいですよね♪

大金持ちになりたい!とか、社長になりたい!など、抽象的な願いではなく、具体的な願いが良いです。

○○までに何キロ痩せたい、○○試験に合格したい、成績を○○アップしたい…などです。

少し怖い目をした立ちだるま

遠くを見つめる立ちだるま一般的なだるまには手足がありません。

丸くてコロンとした形をしています。

ところが、世の中には手足を持つだるまも存在します。

張り子のだるまに手や胴体が描かれているものもあるのですが、筆者が知っているだるまは石像です。

ニュートリノやカミオカンデ、ガッタンゴーなどの観光で知られる小さな町、飛騨市神岡町にいます。

このだるま、しっかりと両目、両手、両足が揃っています。

しかも生年月日まであるんです!

1973年6月3日生まれで、身長は8.9m、体重は何と8トン!

これは達磨大師の立ち姿を表した、富山県高岡生まれの石像です。

さらに驚くことに、ニューヨークの自由の女神に恋をしているんだとか♡

一見の価値があるだるま像なので、近くを訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。

小さいだるまから始めてみよう

小さいだるまから始めてみようこれを機に、是非だるまを購入して、新しい年を迎えましょう。

手のひらに乗るサイズのだるまなら場所も取りませんし、目を描き入れるのも簡単です。

myだるまを玄関に飾り、念願成就、厄除け祈願をしながら愛情を注いでくださいね♡




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