日本の城の目的とその起源をどこよりも分かりやすく解説してみた!

日本のお城と聞いたらあなたはどのような光景を思い浮かべますか?

綺麗な白い色の壁と瓦と、整った天守閣といった時代劇や映画などで見るお城のイメージが強いのではないでしょうか。

今回はそんなお城の起源や意外な一面なんかを紹介していきます!

今度お城の近くに出かけるよ〜!なんて方は是非最後までお読みください^^

日本の城の起源と目的

日本の城

なんかすごい難しそうな項目だと思った方も大丈夫です!

ここではとっても簡単に説明していきます。

歴史の授業みたいにすごい詳しく説明するわけではないので安心してください。

<城ってなに?>

そもそもお城ってどういうことを指すのか。

お城とは敵の攻め込まれた時に防衛の拠点となる建物のことをいいます。

そんなの知っているよっていうあなたもお付き合いください。

お城は殿様が住む場所と思っていた人もいるでしょう。

元々の意味は前に述べたように防衛の拠点となる建物を指します。

そのため、殿様が住んでいようがいまいがお城であることは変わりません!

<日本の城のはじまり>

じゃあ、その防衛の拠点となるお城はいつ日本で生まれたのでしょうか。

まず生まれたのは弥生時代です。

お米を作って生活していた日本人たちにとって住む土地がとても重要でした。

地域によってお米の取れ高が異なるからです。

ゆえに土地によって豊かな人たちと貧しい人たちが生まれました。

人々は豊かな良い土地を求めて争いました。

この争いの中、外敵から守ることを目的に作られた集落こそ城のはじまりなのです!

はじめの城は周りを溝や柵で囲った簡易的なものでした。

軍事拠点から経済拠点へ

まぁ城が日本で生まれたのは弥生時代だし、いきなり大層な城もできないんです。

城という漢字を見れば一目瞭然です。

元々土から成っているものなのです。

<軍事拠点としての城>

そもそもの起源の通り、最初は軍事拠点を目的として城が存在します。

戦いの時だけ、人が集まって活用するという運用方法でした。

場所も基本は山の中などの防御に適した場所に好んで作られました。

<大きな変化>

大きな変化を起こしたのは織田信長です。

鉄砲が戦いに用いられるようになったことが大きな変化を城にもたらします。

それまでの戦いは弓矢だけ対策していました。

より射程の長い鉄砲の出現によって、城を鉄砲から届かない位置におく必要がありました。

よって大きなお堀を作れる平野に城を作るようになります。

<経済拠点としての城>

平野に作られるようになった城は領地にとって大事な交通や商売の要所に作られるようになります。

城の周りには人が集まり、商売をより活発にすることができたからです。

そして城下町ができ、城が経済拠点の中心という目的も持ち始めたのです。

迫力あるシンボルへ

国宝犬山城

そろそろ大きなお堀や城下町など、私たちが目にしてきたお城のイメージに近づいてきたと思います。

ここからさらにお城が違う目的を持つ存在へと変化していくんですよ!

<一国につき一つだけの城>

江戸時代に入ると、一つの国(領土)に対して一つの城しか持てなくなりました。

部下の城がどんどん壊されてお殿様のお城だけになります。

結果として人々から城がお殿様が住む場所として認識され始めます。

部下には城の代わりに城近くに役職によって異なる大きさの家が与えられます。

城内ではお殿様のために様々な人がお世話をするという形になります。

<権力を見せたい>

さて、国に一つしかないお城はその国の経済状況や豊かさの象徴としても見られます。

こんなところにこの国のお殿様は住んでいるのかと思われるのです。

大都会の高級住宅やタワーマンションと同じようなものです。

こうなると考えられることはただ一つ、いかに派手で美しい城を作るかということです。

各国のお殿様やお偉いさんが、自国の城を豪華絢爛にして国自慢をしたかったのです。

こうして城の目的はその国を象徴するシンボルかつお殿様の住居となります。

どれくらいの規模のものだったか、イメージしやすい具体例を挙げます。

江戸時代に一番偉い将軍の後継ぎを作るために10人弱の女の人が居ましたが、 その女の人用の建物だけで3000人以上のお世話係が住んでいたそうです。 

<なぜ現在はこんなに城が少ないのか>

さて現在に話を戻すと残っている城の数って少ないですよね。

筆者は海外の友人から侍の国にしては城が少ないと不満を言われたこともあります。

前に述べた一国につき1つの城というルールが原因の一つではあります。

加えて火事や地震によって倒壊してしまったケースも多いのです。

また世界にも城はありますが、日本は意外にも世界に比べて城のある都市がそもそも少ないのです。

なぜなら外国からの侵入が少なかったからと言われています。

たしかにヨーロッパや中国に比べれば、日本は外国と土地が繋がっていません。

よって侵略された回数が圧倒的に少なく、本格的な城壁都市が少ないのです。

美しい城を見に行こう!

迫力ある熊本城

ここまで日本の伝統的な建造物である城について説明してきました。

城がどのようにして発展してきたのかについて、基本的な部分が理解できたでしょう。

日本の城は特殊な構造や色使いの美しさが特徴で、数も少ない貴重なものです。

是非、足を運んで実際に見に行きましょう。

その際にはご友人に胸を張って本記事の内容を説明してあげて下さい。




人気ブログランキング

おすすめ記事

  1. 落語の高座
    日本の伝統的な文化の一つ「落語」。実は落語は関東と関西で違いがあったり、所属する協会が分かれてい…
  2. 江戸時代 馬車
    時代劇を誰もが一度テレビなどで見たことがあるでしょう。水戸黄門をはじめ、暴れん坊将軍など様々な作…
  3. 茶道
    茶道の流派は500種類以上と言われています。意外と多くてびっくりですよね!ただやはり、有名どころ…
  4. Kimono bag
    現代日本の一般人には、そう正装する機会なんて無いものですが、そんな一般人にも比較的訪れる正装の機会が…
  5. 菜の花のおひたし
    ふきのとうやつくしが顔を出し始めると、春が来たなぁと感じます。そして辺り一面、黄色の絨毯のように…
  6. leap year
    4年に一度やってくる“うるう年”。4年に一度と聞くと、漠然とオリンピックやアメリカ大統領選挙の年…
  7. 善哉なのか雑煮なのか
    お正月のご馳走の一つであるお雑煮♪具や味は各地様々で、驚くこともありますね^^大別すると関東…
  8. 満開の桜の下でお花見デート!ロマンチックですよね~♡そしてお花見デートといえば……やっぱり(!?…
  9. Kimono clock
    日本の民族衣装である着物が見直されている昨今、着物でお出かけしようという方も増えています。しかし…
  10. 伝統工芸の特集などをテレビなどで見かけると、そこに出てくる職人さん達って、結構な頻度でご高齢者の方が…
PAGE TOP