花嫁と花婿

「花嫁」と「花婿」につく花の意味をご存知ですか?実は色んな説がある「花」をつける由来を徹底検証!

結婚式っていいですよね!

私も友人たちの結婚式は心に残っています。

さて、結婚式の主役と言えば、「花嫁さん」と「花婿さん」ですが、この「花の意味」はなんでしょうか?

本来、「嫁」と「婿」と呼べばよいと思うのですが…?

今回は花嫁と花婿に付いている花の意味について調べてみます。

「花嫁」と言うのはどんな時?

 

花嫁さんいまどきって、小さい子の夢で「かわいいお嫁さんになるのーっ♪」ってのは、あんまりないのかな?

幼い頃からキャリア志向で素晴らしい!

なりたい自分をいろいろイメージするのは良き事です。

さて、この小さい子のように、お嫁さんになった自分を示す時は「お嫁さん」つまり「嫁」ですね。

自分を指して「花嫁」とは言いません。

つまり他者から見て、結婚式でこれから嫁になる人のことを「花嫁」と言うので、敬称のようなもの。

「花」を付けて敬意を表しているんですね。

いかにも敬意が込められてる感じがしますが、こういう表現は他の物事にはありません。

やはり結婚は特別なことなので、特別な表現方法だと思います。

なぜ「嫁」と「婿」にだけ「花」をつけるのでしょうか?

 

「花嫁」「花婿」。その「花の意味」とは…?

結婚式今回、花嫁と花婿につく花の意味について調べてみたところ、いくつかの説があることがわかりました。

<花道を通って嫁入りしていたから説>

こちらの説は、昔は結婚する女性は白無垢を着て、嫁入りする家まで花で飾られた「花道」を歩いて行ったからというもの。

でもこの説だと、嫁を「花嫁」と呼ぶ理由にはなっても、婿を「花婿」と呼ぶ理由にはなりません。

それに個人的には「昔、花で飾られた道を歩く嫁」という情景のイメージが全然浮かびません。

どっちかってぇと、私のイメージは…。

うつむき加減の嫁の後を、親類縁者が黙ってずらずらついてきて、その親類縁者も黒紋付と黒留袖。花嫁も白無垢だから、白黒のモノトーン。

畑の畦道を、黙って歩く行列の足元には、彼岸花…。って感じ^^;

これも、私の一方的なイメージですし、どのくらい前の昔を指しているのか分かりませんが、結婚に差し当って「花で道を飾る」なんて風習があったのかなぁ…と少々疑問。

 

しかもですよ。「花道を歩く花嫁」という言葉になんか違和感があってちょっと調べたら、「花道」は花で飾られた道のことじゃなかったんですよ。

花道は、歌舞伎で使われます。

舞台から客席を突っ切って客席の後方まで延々と伸びる廊下の事。

役者は花道でも演技をしますから、近くに座った観客はド迫力の演技を間近で見ることが出来ます。

これが推しの役者だったりしたら卒倒します笑

花道の名前の由来は、役者がこの廊下を通っている時に、観客が客席から「花(ご祝儀)」を渡したから…、と言われています。

…「花道」の「花」って、もはやフラワーの花の事でもないじゃん…笑

歌舞伎の他にも、相撲で力士が土俵まで向かう道も花道と言います。

でも、どちらも、花が飾られた道というわけではありませんよね。

 

それでも、「花道を歩く花嫁」と言われてしまった理由は、多分なんですけど…。

現代の結婚式では、外国式のライスシャワーにならって、フラワーシャワーというのがあります。

フラワーシャワーは、こんな感じの花びらをゲストに撒いてもらうものです。

フラワーシャワーはたくさんの花びらを友人たちに撒いてもらって、幸せを実感する瞬間になります。

ちなみにこれ、造花なんですが、あえての造花です。

生花だと、踏みつけてしまったらお掃除が大変になるし、慣れないヒールや草履のゲストが踏んで滑ってしまったら大変です。

だからあえて造花を選ぶのが賢い選択!

 

こんな感じで、こんなにたくさんの花びらを撒いてくれる友人たちの間を歩くイメージが先行してしまって、「花道を歩く花嫁」って言っちゃったのかなあ…って思います。

というわけで、「花道を通って嫁入りしていたから花嫁」という説には無理があると思うのです。

他の説も見ていきましょう。

<花は美しいから説>

これは美しい女性を花に例えたという説です。

この説は納得。美しい物を花に例えるのは、日本だけでなく世界の文化にあります。

人に対しても「あの人には華がある(例えで用いる場合は「華」の漢字を使う)」と言いますね。

「花婿」の方も、美しい花嫁の横にいるからまとめて「花」と表現したのだったら、まあ理由になります。

花束の中に一緒に入ってる葉っぱがあるじゃないですか、アイビーとか。婿はそれってことで

<人の一生に例えた説>

こちらの説は、人の一生を花に例え、種から芽吹き成長して花を咲かせて枯れる、という一生の中で、花を咲かせる瞬間を結婚に例えたというものです。

こちらの説なら、婿を「花婿」と呼ぶ理由にもなりますね。

でも、一生を花に例える時は、日本ではちょっと独特の感性が働いてまして、その後儚く散っていく所もひっくるめて美しいと捉える向きがあります。

いつか枯れる花を結婚のおめでたい時にあえて付けた…って事になりますね。

結婚っていい時も悪い時もあるから、教訓ですね。

 

というわけで、「花嫁」と「花婿」の花の意味をいろいろ調べてみたんですけれど、どれもちょっと信憑性に欠けてしまい、「こういう意味ですね!」とガッテンできる説が見つかりませんでした…すみません汗

でも「花」を捧げる気持ちなら、わかります!

花嫁でも、花を捧げる気持ちっていうのは、普遍的なものですよね。

少なくとも石器時代には、お墓にお花を供えていた事が分かっていますし。

だから、難しい発想ではなくて、自然に結婚の主役に花を付けたんではないかな、と思います。

お祝いの席で普段よりも花が多く飾ってあって、そのまん中に座ってるから「花嫁」「花婿」…っていう感じだったりしたんじゃないかなぁ…って私は思いました☆

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