囲炉裏

囲炉裏の使い方を習得して日本の風情を感じよう!囲炉裏の道具の意味も解説します!

囲炉裏には多くのメリットがあります。

例えば囲炉裏を囲んで人とコミュニケーションをとるため、家族間や友人等とのコミュニケーション向上にも役立ちます。

他にも、囲炉裏で作る料理というのは炭の遠赤外線効果で美味しくなります。

また電力等を必要としない自然な暖房効果もあります。

そして揺らめく自然の火は視覚的にも精神的にも私たちを満たしてくれます。

来客があった場合でも囲炉裏を使って料理をしたり、お茶を振る舞ったりすると立派なおもてなしになるメリットもあります。

そこで今回はその囲炉裏の使い方について解説していきます。

断熱効果から装飾の意味まで!重要なアイテム灰

囲炉裏囲炉裏の使い方の解説には欠かせない重要な道具、アイテムがあります。

今回はそれらアイテムを中心に使い方の解説をしていきます。

まずは「灰」です。

囲炉裏を思い浮かべると、灰が必ず出てくると思います。

昔の薪の囲炉裏では、土の上で燃やした薪の灰が自然と溜まったものを使ったり、風呂の灰を移し変えたりしていました。

灰を使う理由は、炭を燃えやすくする事と炭の熱が直接囲炉裏に伝わるのを防ぐ断熱効果のためです。

多くの薪を使い、熱効率にこだわらないなら、土や砂利の上で薪を燃やしてもかまいませんので、必ずしも囲炉裏に灰が必要というわけではありません。

ただ、土や砂利は熱伝導率が高く、どんどん熱を吸収するので木炭の使用は困難です。

特に少量の木炭ではすぐに火が消えてしまいます。

そして灰を使うことによってで出来る灰模様があります。

灰模様とは「灰ならし」という道具を使って、灰に模様を描くことです。

その理由は模様を描くことで囲炉裏や火鉢の火元の清浄を保つことが目的となっています。

また、囲炉裏や火鉢に装飾性を持たせる意味もあります。

火元を美しく装飾して、お客人をもてなすということができます。

招いていただいた家に囲炉裏があって、その囲炉裏の灰に綺麗な模様があれば感動してしまいますよね!

◯◯は現代住宅には向かない!?囲炉裏の燃料について

囲炉裏○薪

囲炉裏の燃料の元祖は「薪」とされていますが、煙とその臭いが強いので現在では薪を使う人は少なくなっています。

そこそこの設備が必要のため、一般住宅の囲炉裏ではまず無理です。

ただ、茅葺屋根の住宅では煙により屋根を燻煙するため、あえて「薪」を使用することもあります。

そもそも茅葺屋根の住宅なんて滅多にないですし、使われなくなる理由もわかりますね。

○炭

そんな薪に代わって現在の囲炉裏の主流となっているのが「炭」です。

煙がなく火持ちがよいので室内での使用に向いています。

一般住宅やマンションなど、ほとんどの囲炉裏で使われています。

ただ、バーベキュー用などの屋外用の炭は、煙や臭いが出ますので囲炉裏には不向きです。

「室内用」と表示されているものがあるので、そちらがおススメです。

火鉢用の炭には備長炭、オガ炭、黒炭などがあります。

それぞれ燃焼時間や香りなどが異なりますので、いろいろ試してお好みのものを見つけて下さい。

そしてその炭に火をおこすのに便利なのが「火おこし鍋」です。

鍋に炭をいれてガスコンロの火にかけて火をおこす事ができます。

ただ爆発する恐れがありますので、カセットコンロは絶対に使用しないでください。

そしてその炭を火おこし鍋から囲炉裏に移すのに必要なのが「火箸」です。

炭の間隔は「詰めすぎず」「離しすぎず」がベストです。

詰めすぎると空気がうまく入らず消えてしまい、離しすぎても火が弱くなり消えてしまいます。

また火がついて赤くなっている面を向かい合うようにして置くと、炭同士が燃やし合うのでよく燃えます。

用が済んだ炭は火のついた炭を灰の中に埋めればゆるやかに消火できます。

また埋めてから短時間であれば、灰から炭を取り出すことで簡単に再着火することも可能です。

囲炉裏でのNG料理は◯◯!?

囲炉裏火の準備が完了するといよいよ醍醐味です。

暖房に使うもよし、五徳という台を置いて料理やお茶を沸かすもよしです。

ただ、料理の中にも注意すべき料理があります。

それは煙が出る料理です。

具体例を挙げれば焼肉、焼き魚、焼き鳥などです。

その煙は部屋中のあらゆる物に強烈な臭いを残します。

また、臭いだけでなく、時には命を奪います。

実際に換気がうまくいかず、一酸化炭素中毒で亡くなった事件もあります。

どうしてもこうした料理を作りたい場合は、焼肉店のように炭火の真上の近い位置に、専用の換気フードを設ける必要があります。

換気フードは数10万円以上の費用が必要で、部屋の雰囲気も変わってしまい、せっかくの囲炉裏部屋の風情をなくすことになってしまいかねません。

こうしたことを考えると、やはり煙が出る料理は、囲炉裏でなく外でやることをお勧めします。

便利な時代だからこそあえて囲炉裏!

囲炉裏暖房から料理まですることができる囲炉裏はかつての日本人には必須の物でした。

しかし、現代ではそうではありません。

より便利なエアコンや、料理器具も多くあります。

ですが私はあえて囲炉裏をお勧めします。

便利さには現代の物には敵いませんが、自然の火の良さや、人と人とのコミュニケーションを円滑にしてくれる魅力があります。

便利になった時代だからこそ、昔の日本人が愛用した囲炉裏を使ってみるのも良いかも知れませんね!




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