年金加入者でも年金ネットを利用している人はまだまだ少ないのが現状です。
政府が運営する公式サイトは何故か人気がイマイチですね(笑)
マイナンバーにいたっては利用率0.02%という驚愕の数字!
国営放送の大河ドラマの視聴率でも数字はもっと上です。
ただ、年金ネットのサイトはかなり使いやすくなっています。
そこで今回は年金ネットと見方、利用方法をご紹介します!
年金ネットで何ができるかを知ろう
年金ネットは、自分の年金の情報を手軽に確認できるサービスです。
わざわざ社会保険事務所に行かなくても、電話で面倒な会話をしなくてもいいんです♪
年金手帳が手元にあれば、今まで払ってきた年金の情報や将来もらえる見込み額なども分かります。
24時間インターネットの環境さえあれば、いつでも使える便利なサイトです。
国が運営するサイトは真面目でお硬いイメージがありますが、年金ネットは親しみやすいサイトです。
運営は日本年金機構で、トップページはやや文字や情報が多く、とっつきにくいかもしれません。
筆者はまず「ねんきんネットとは?」が記載されているページから閲覧することをおすすめします。
⇨ 年金ネットとは
年金ネットの見方
先述したページでは、年金ネットとは何かの他に、操作方法や、よくある質問などが記載されています。
また、楽しみながら学べるように、昔話風のアニメーションも配信しています。
画面を下へスライドすると、自分が知りたいことなどがカテゴリ別に分かれています。
将来受け取れる年金の見込み額や、自分の年金加入状況などが分かるのはとても便利!
登録の方法なども大きな文字で表示され、大切な箇所はマーキングされていて見やすく工夫されています。
筆者が見たところ、国もやればできるじゃん!という印象でした☆
(実際このサイトを作ったのは民間の業者なんだろうなとも思いましたが…笑)
ナビゲーションメニューの活用
年金ネットの上部、オレンジ色の帯の部分には、メニューが表示されています。
年金に加入している人、これから加入する人、年金を受給している人、事業主のページといった感じです。
これらのボタンをクリック(スマホの場合はタップ)すると、該当するページが表示されます。
が!!
このあたりは改善が必要ですねぇ~☆
文字が多めに羅列していて、読む気力を失います。
そういったときは、左のメニュー(サイドバー)を見ましょう。
自分が該当するメニューがカテゴリ別に表示されています。
難しそうな「マクロスライド経済とは」や「各種特例法」などは、興味がある人が閲覧してください。
その他の方は、「通知書の見方を調べる」とか「年金手帳について」などのページが役に立つでしょう。
年金ネットでできること
パソコンやスマホに慣れている人で、ある程度知識がある人は、電子申請が可能です。
従来の紙に記入するのではなく、インターネットなどを使って申請できるようになっています。
他には、年金に関するQ&Aを調べたり、全国の年金事務所の場所を調べたりすることもできます。
マイナンバーへの対応や年金が払えない時などの対処法も調べることができます。
また、障害年金や遺族年金に関することを調べたり、年金機構へ要望を提出することもできます。
年金って何だか難しくて、調べるもの面倒…という方に、年金ネットの見やすいサイトはおすすめです。
年金ネット 詐欺に注意
注意しなければならないのは、情報の漏えいと詐欺に遭わないことです。
特にユーザー名、アカウント、IDなど、さまざまな呼ばれ方をするものは、理解を深めておきましょう。
一般的にユーザー名、アカウント、IDは同じようなものと考えてください。
ユーザー名とID、パスワードをセットにして、年金ネットにログインします。
漏えいを防ぐために
ここで、詐欺防止や漏えい防止のためのコツをご紹介します。
・同じパスワードを使いまわしたり、パソコンに付箋で貼ったりしない。
・他人に教えない、分かりやすい誕生日などの数字をパスワードにしない。
・公共の電波(フリーWiFi)でのログインは避ける。
・ID・パスワードは別のものにメモをして保管する(スマホなどに保管しない)
また、社会保険庁やお役人、銀行や警察が、個人情報を電話や訪問で聞くことはしません。
万が一、電話聞かれたり、訪問されたら即答せず、一度確認しますと言いましょう。
その際、相手の名前と電話番号を聞くこともお忘れなく。
その上で、年金ネットにログインして状況を調べたり、相談窓口の電話番号を調べて相談してください。
パスワードや年金番号を即答しない!
これをお忘れなく☆
年金の制度が崩壊しないために
年金は将来的に減額になる、最悪もらえなくなるのではという疑念が持たれています。
確かに今は少子化が進んでおり、年金を納めてくれる人口も減っています。
しかし、将来はどうなるか分かりません。
戦後のようにベビーラッシュが訪れるかもしれませんし、社会の仕組みも変化するかもしれません。
年金を納めず、年金制度が崩壊してしまうと本当に年金が受け取れなくなってしまします。
そうならないためにも、年金ネットなどを活用し、少しでも年金について正しい知識を身につけましょう!