潮干狩りと聞くと準備が大変なイメージがあります。
車での移動、そして何か専用の道具が必要で、初心者には難しいと思うあなたもいるでしょう。
しかし、この潮干狩りへのイメージは間違っています。
意外にも行ってみると親子連れや初心者も多くいます。
なにより必要な道具はすぐに揃えることができます。
つまり、誰でも気軽に参加できるレジャーイベントなのです。
家族でのお出かけ場所に困っているあなたは是非、潮干狩りを検討すべきです。
本記事ではそんな潮干狩りに必要な道具について分かりやすく説明します。
潮干狩りに持っていくべき道具
まずは最低限、コレさえ持っていけば大丈夫なグッズについて解説します。
【必ず持っていくべきもの4選】
必ず持っていくべきものは全部で4つあります。
まず1つ目は着替え、もしくは水着です。
潮干狩りでは何かと汚れや水濡れが付き物です。
初めて潮干狩りをすると、砂浜の泥に足を取られて転んでしまうことも多いです。
そのため、潮干狩り後に着る着替え及び、潮干狩り中に着用する水着があると安心です。
次に2つ目は貝を入れる用のネット袋です。
砂浜で土を掘って貝を取るのが潮干狩りの醍醐味ですが、その貝を入れておく袋が必要です。
その中でもネット袋は貝の泥や水が落ちていくし、潮干狩りの場所には必ずと言っていいほど売っています。もちろんビニール袋での代用も可能です。
そして3つ目はサンダルもしくは長靴です。
クロックスのようなマリンシューズやサンダルだと安心して砂浜を歩けます。
長靴でも可能ですが、予想以上に深さがある場所に行くと長靴の中に泥が入ってくるので注意が必要です。
最後に4つ目が大きめのタオルです。
潮干狩り中に使う汗拭き用と最後に足を洗う用の最低2枚はタオルを持っていくべきです。
なんと言っても泥汚れを持ち込んだまま、帰路につきたくはないものです。
最低限のマナーとして、自身についた汚れをしっかり拭いてから帰りましょう。
【持っていくと便利なもの3選】
次に持っていくとより、あるとより快適に潮干狩りが楽しめる便利な道具をご紹介します。
まず1つ目はゴム手袋または軍手です。
砂浜の泥の中に素手を突っ込むと割れた貝殻や水中生物によって手を怪我してしまう可能性があります。
百均に売っている薄手の工業用ゴム手袋だと、手を切る心配もなく、指先の感覚も残ります。
あまり厚手のものを選んでしまうと指先で貝殻の感覚を感じれないことがあります。
軍手でも代用可能ですが、水に濡れると重くなり、潮干狩りには不向きです。
次に2つ目は熊手です。
潮干狩りと聞くと熊手で掘っている姿をイメージする人は多いのではないでしょうか。
この熊手があると砂浜の泥を掘る効率が格段に上がります。
オススメの熊手は木製の柄が長く、掘る部分は鉄製で先が丸くなっている忍者熊手です。
木製の柄は海水で腐食しにくく、柄が長い方が力が込めやすいです。
また、掘る部分が強度の高い素材の方が掘りやすく、先が丸いと貝や手を傷つける心配もありません。
注意点として網付きの熊手は場所によっては使用禁止の場合があります。
必ず事前に確認しましょう。
熊手の使用方法としては、砂浜の土全体を掘るのが主な役割です。
熊手で土を広い範囲掘る内に貝を発見したら、貝の周辺を手で掘り進めると効率よく貝を取れます。
最後に3つ目は持ち運び可能なバケツです。
砂浜に持ち込みたい道具などをまとめて入れておけるバケツがあると便利です。
潮干狩り後にはこのバケツの中で貝を洗うこともできます。
水にも強いプラスチックのバケツで、持ち手が付いているものが良いです。
最近では座れるバケツ、折り畳めるバケツというのも出ているので、ニーズに合わせたものを買います。
【家で新鮮な貝を楽しみたい人向け】
次に捕った貝を家で新鮮に食べたいという人向けのグッズをご紹介します。
貝を新鮮に楽しむためのポイントは2つです。
帰り道のうちに貝の周りの水温の上昇を防ぐことと、家での貝の砂抜きを行うことです。
貝は周りの水温が上がってしまうと弱ってしまい、鮮度が落ちます。
1時間程度の移動時間なら常温での持ち帰りも可能ですが、それ以上は工夫が必要です。
ここでのオススメのグッズはクーラーボックス、新聞紙、保冷剤です。
貝を水で洗い、濡らした新聞紙に包みます。
その後、保冷剤1〜2つと一緒にクーラーボックスに入れるだけです。
そして家での砂抜きに役立つのが2リットルのペットボトルです。
このペットボトルに海水を入れて持ち帰り、砂抜きの際はこの海水に貝を漬けます。
海水だと貝の砂の吐き具合が抜群なのでオススメです。
レベルにあった道具を持って潮干狩りへ行こう!
ここまで潮干狩りの道具について説明しました。
もちろんそれぞれの熟練度や想定している費用も人それぞれ異なります。
ですが、どれもそれほど負担になるようなものではありません。そして、必ず必要ではないものもありますので、それぞれ選択して自分だけの潮干狩りグッズを揃えてみましょう。
そんな道具集めを考えるところから潮干狩りの楽しみは始まっています。
さあ!休日は家族で潮干狩りへ繰り出しましょう!