遠い昔、母がお手玉を披露してくれたことがありました。
その時のお手玉の感触は…サクサク? ジャラジャラ?
言葉では言い表せないような手触りと音。子供心に何とも言えない良い感触でした。
最近、お手玉を作る機会があり、母に作り方や中身について教わりました。
作っていくうちに面白くなって、色んな形や中身で作り比べてみた結果、その中でも私が音・手触りなど、良かった中身BEST5をご紹介します☆
昔ながらの小豆が1番!
お手玉の中身で真っ先に思いつくのは、やっぱり小豆ではないでしょうか?
やはり、あの独特の感触は使うほど手に馴染みやすい♪
ただ、小豆は虫がわきやすいという難点が…。
なので、一度熱湯に通して天日干しできちんと乾かしてから使うようにしましょう!
ここで1つポイント☆
使い始めは皮が剥げて粉が出やすいので、遊んでいる時袋が破けてバァ~って飛び散るなんてことも…!?
それを防ぐには、お茶やお出汁のパックに小豆を入れてザクザクと直線縫いしてから、お手玉の袋に入れてください。飛び散り防止と通気性もいいので手触りにも影響なし♪
余談になりますが、このお茶パックは中々の優れもの!
水耕栽培の種まきポットや消臭剤、入浴剤入れなどにも使えます^^
100円ショップでも手に入り、枚数もあるので色々使えちゃいます!
機会があれば、お試しあれ☆
数珠玉(ジュズダマ)もおすすめ
数珠玉(ジュズダマ)とは、子供の背丈ほどのススキに似た感じの植物です。
花が咲いて秋頃になると実をつけるので、その実を収穫して乾燥させて使ってください。穴が開いているので、昔はこの実を取り、糸を通してネックレスを作りました。なかなかきれいな実なんですよ!
今はなかなか都会では手に入らないようになってきていますが、郊外だと田んぼのあぜ道や川べりなどで見かけます。(勝手に取ったらダメですよ!持ち主に聞いてくださいね。)
話しは戻りますが…お手玉の中身としては、穴が開いているためか、小豆より軽い感触で音も心地よいですね^^ ただ、都会の方だとなかなか手に入りにくいので、ハンドメイドショップで探すのが良いでしょう。
身近でお手軽! お米
これはどこのご家庭でもあるでしょう!わざわざ探さなくてもいいですね^^
食べるものを少し拝借。これも虫がわきやすいですが、熱湯消毒、または乾煎りをすれば安心です!
数珠玉より若干重みがあり、小豆より軽い!ただ、粒が小さいから飛ばした時に飛びやすい 笑
お米も小豆同様、飛び散り防止にお茶パックを使うのがオススメです♫
手に入りやすいペレット
小豆などと違い虫がわく心配がないので、長く使うにはコチラがオススメ!
ぬいぐるみの中身などに使われるポリエチレン製のペレット!
綿とは違って重みとシャリ感があり、とっても良い感じです♫
インターネットショップや手芸用品屋さんで、1kg入って500円程度で販売されています。
私のよく行く100円ショップでは見つからなかったけど、店によれば探せばありそうな気も…!?
まぁ〜何にせよ手に入りやすくてお手頃ですね♪
小豆のような温もりやしっとりとした重みは感じられなかったけど、軽さと使い勝手では、現在はこれが1番作りやすいです☆
涼しげな音と独特の手触り シジミの貝殻
意外に思うかも知れませんが、シジミの貝殻を入れると、飛ばした時に実に涼しげ良い音がします。カシャカシャ(!?)みたいな感じ。
シジミの貝殻がない場合は、100円ショップでもインテリア用に売っている貝殻でもいいです。尖っていなくて粒の小さい揃ったものを入れましょう。
初心者には少し飛ばしにくいかもしれませんが、涼しげな音と小豆やペレットには無い、独特の手触りと音を楽しめます^^
-番外編- 出来上がってるのを買っちゃう?笑
「別に手作りじゃなくてもいい!」「私はお裁縫が苦手、時間がかかる」という方は、出来上がったお手玉を買っちゃうという手もあります!
インターネットで検索すると5個入りで500円位からで売っていますし、100円ショップでも3個入って100円で手に入ります。
買った方が手っ取り早いかもしれませんね 笑
お手玉中身 BEST5
1.昔ながらの手触り 小豆
2.数珠玉もいい感触
3.手軽で身近なお米
4.虫食いの心配なしペレット
5.涼しげな音の貝殻
番外で、手間と時間が惜しいという方は、既に出来上がったお手玉をおすすめします!
そして、この他ににも、足袋のコハゼや乾燥したトウモロコシなどもイイ感じです!
お手玉の中身って、きっと昔は地域によって手に入りやすいものを使っていたのでしょうね^^
逆に今の時代には、手に入りにくくなっているものもあります。
日本の伝統的な遊びであるお手玉は、体と頭を同時に使って楽しむという、シンプルに見えてなかなか奥が深い遊びです!
ぜひ、手作りでお手玉遊びを楽しんでください♪ッ^^