落語って地味なイメージがあるかもしれませんが、実際に見てみると、とっても面白いものです。
ただ、なかなか見る機会が無いというのも現実ですよね。
今回は、機会が無いなら作っちゃおうということで、落語を動画で見る方法をご紹介します!
テレビだって動画です
一番お手軽な動画は何と言ってもテレビですよね。
特にNHKは国営放送で、CMも入らないありがた~いチャンネル。活用しないのはもったいない!
そんなNHKで時々放映する、POPな落語番組があるのを知っていますか?
その名も「超入門!落語 THE MOVIE」。
落語家の噺に合わせて、有名な俳優さんが演じている、目と耳で楽しむ落語番組です。
落語のことは知らなくても、ドラマ仕立てだから分かりやすく、とっても面白い番組♪
例えば、こんな感じです。
こういう人って、いつの時代にも居るものなのですねぇ〜笑
このような感じで、世代を問わず楽しめるようになっていますので、是非ご覧になってみて下さいね^^
NHKの長寿番組
さて、NHKにもう一つ、長寿番組があるのでご紹介します。
その番組の名は「日本の話芸」。
落語だけでなく、講談も時々放映されますが、プロの落語家の素晴らしい噺が無料で見れちゃいます♪
本格的な落語なので、ビギナーさんだけでなく、ツウの人も十分楽しめますよ~。
Youtubeは動画の宝庫!
次にお手軽なのはYoutubeです。
Youtubeがおススメな理由は、素人の落語も閲覧できること。
落語はプロが演じるだけでなく、大学の落語研究会、いわゆる落研(オチケン)の人や、社会人落語など、素人の人も演じて楽しんでいます♪
そんな隠れた落語も見ることが可能なんです。
腕前はともかく、落語を見るには手っ取り早いツールですよね。
著作権の問題もありますが、有名な落語家さんの噺もたくさんあります。
DVDだってたくさんあるよ
落語は「名人」と呼ばれる達人が大勢います。
今は無き、昔の名人の噺も、DVDなら見ることが出来ちゃいます。
例えばこんなのとか↓
良い時代になりましたねぇ〜。
昔は一度見逃したら見られなかったんですから…。
そのまた昔はラジオしか無かったのに、今は動画でいつでも見られるなんて♡
動画で見る時のメリット
寄席やホールなどで見る場合は、生の迫力や、その場だけで話す「来た人だけの特典」が得られます。
でも、動画で見る場合のメリットもちゃんとありますよ。例えば…
・真正面で見られる
画面で見れば真正面で、しかも近くで見られますね。
・停止や巻き戻しができる
動画の良い点は、好きな所で停止したり、巻き戻したりできること。聞き逃したセリフも、見逃した箇所も見直すことができちゃいます。
・何度でも見られる
寄席や独演会などは、また見たいと思ったら料金を払い直さないと見られませんが、動画なら何度でも同じ落語を見ることができます。好きな落語家さんの噺も飽きるまで見られますよ。
・安価でお手軽
テレビやYoutubeなどの動画なら、寄席に行くより安価で気楽です♪あぐらでも横になってでも、好きな姿勢で見られますし、トイレも好きな時に行けますね。
図書館を利用しよう!
最近の図書館は、書籍だけでなく、CDやDVDの貸し出しも行っています。
落語は日本の伝統芸能ですので、教育の面でもオススメの教材なんです。
特に名人と呼ばれた歴代の落語家のDVDが、無料で貸し出されているのですから、これは利用しない手はありませんねッ!
古典落語は内容が少し難しいかもしれませんが、大丈夫♪
例えば、桂 枝雀(かつら しじゃく)さんの落語は、噺の内容が分からなくても、顔や所作を見ているだけで、つい笑っちゃいますよ。
古い噺が苦手な人へ
落語は時代背景が古くて、言葉が分からない…という人には、「新作落語」をおススメします☆
新作落語は、受け継がれる古典落語と違い、現代を舞台にした新しい落語噺のこと。
これなら時代は現代なので、古くて難しい言い回しは出てきません。
筆者のおススメは立川志の輔さんの「緑の窓口」です♡
上記はCDですが、他にも、現在活躍している落語家さんの名前をYoutubeで検索すると、意外とたくさん見つかりますよ♪
動画で学ぼう!
落語初心者さんは、まず動画で落語を学びましょう!
最近人気の落語家さんの噺を見てみれば、落語は古臭い、地味といったイメージが変わると思います。
だって、演じているのは現代の人ですから。笑
座布団に座って、着物で座っているから地味って訳ではないですよ~。
スーツで落語を話したって違和感あるでしょ? 漫談になっちゃいますよぅ…。
動画で落語の楽しさが分かったら、是非、生の落語にも足を運んで見比べてくださいねっ♡