華道・生け花が好きで、もう既に習っている方、これから習おうと思っている方、「華道・生け花を仕事にできたらいいなぁ〜」と考えたことはありませんか?
好きなことを趣味で終わらせず、仕事にできたら素敵ですよね〜(*´ω`*)♪
今回は「華道家」のなり方とその仕事の内容、そして×2 気になる年収についてもご紹介しちゃいます☆
「華道家」とは?
よく耳にはするけれど、そもそも“華道家”とは、どういったお仕事なのか知らない人は多いです。
華道家とは、一言で言えば“花をいける人”。
花や植物そのものを用いた彫刻・造形をする人のことを指します。
他にも、フラワーアーティスト、いけばな作家、挿花家、花師なんて呼ばれることもあります。
そして、もっと広い意味で言うと、彫刻家を兼ねることもあるんです!
「華道家」は花を生けるだけでなく、花や植物を用いた作品や、空間の創作者・芸術家と言えそうですね♪
メディアに多く出演している華道家の假屋崎省吾さんが、最初に「華道家」と名乗ったのだそうです!(ホントかどうかわ知りません笑)
假屋崎さんは草月流を学ばれましたが、草月流では「華道」という言葉はあまり使われていません。
なので、他の多くの草月流の方は「いけばな作家」と言われています。
華道家の仕事内容
さて、華道家の仕事とは、どのような内容なのか、簡単にご紹介しますね^^
【華道・生け花教室、カルチャーセンターなどの講師】
自身のお教室を持つことはもちろん、カルチャーセンター、企業や団体、学校などに出向き指導することもあります。
【展覧会への出展】
個展、流派ごとの展覧会、地域の展覧会など、作品を展示する機会は多くあります。
【ホテル、レストランなどの空間デザイン】
ホテルや旅館などの宿泊施設、レストランや料亭などの飲食店、美容院などの施設に出向き、花を活けてその空間のデザインをします。
【イベント会場などの空間デザイン】
上記の施設のような常設ではなく、コンサート、レセプションパーティーなどのイベント会場へ出向き、花を活けて空間デザインをします。
華道家のなり方は?
まずは、華道・生け花の流派に入門し、技術や作法を学びましょう!
花を活ける技術はもちろん、花・植物の特性を知ること、礼儀作法も大切です。
また、英語で生け花の指導を目指すクラスもあります。
そして、師範のお免状を取得します。
師範のお免状と併せて、フラワー装飾技能検定、フラワーデザイナーなどの資格も取得すると、活動の幅がさらに広がりますね!
師範のお免状を取得して、自身が華道家として独り立ちした後も、さらなる技術の向上、先生や華道界の人々との交流のため、お教室に通い続ける方は多いです。
華道家に限ったことではありませんが、日々精進が求められている職業ですね〜^^
大変だからこそ得られる事も大きい、やりがいのあるお仕事だと思います☆
華道家 その年収は?
華道家の年収は、働き方、仕事の内容など、人によって大きく異なります。
個展、メディア出演、出版、講演などを行う一部の著名な華道家の年収は、な、なんと!1億円以上とも言われていますッ!!!華道家、恐るべしッ!Σ(@ ̄□ ̄@;)!!
しかし、多くの華道家は、創作や個展だけではなく、講師業や関連企業に勤めながら作品の創作をしているようです。
具体的な収入源は、
★自身で華道・生け花教室を開いた場合は、生徒さんの月謝が収入となります。生徒さんの人数や、家賃などの諸経費により年収は変わります。
★カルチャーセンターなどに所属して講師をする場合、勤務できる日数などにより年収は変わります。
★花材店や葬祭関連企業などは、華道以外の業務がメインとなりますが、花の知識を生かし、安定した収入を得られます。
ご自身の生活スタイルに合った働き方や仕事内容を見つけてくださいねッ(^_-)-☆
まさに華のある世界
華道家・いけばな作家のなり方、仕事の内容、年収についてご紹介しました。
花、華道・生け花が好きで、それを仕事にする場合、作品の創作だけですぐに大きな収入に結びつくことは難しいようです。
しかし、講師として人に教えたり、花の知識を生かせる仕事をしながら創作を続けることで、より良い作品を創作することができるようになるにつれ、収入も増えていきます♪
好きなこと・趣味を仕事にすることは大変ですが、とても素敵で豊かな人生を送ることができそうですね♫
お花が好きで、日々努力を惜しまず、長い目でみて活動できる方、ぜひ華道家を目指して下さい( ´ ▽ ` )ノ