美しい岐阜城

岐阜城の城主は織田信長だけではなかった!ミステリアスな岐阜城と城主の関係

筆者は、岐阜城を見るたびに「よくあんな高い場所に城を建てたなぁ」と感じます。

岐阜市内から一望できる岐阜城は、金華山(きんかざん)の頂上にあります。

そして、かの織田信長が城主を務めたことでも有名です。

今回は岐阜出身の筆者が、岐阜城の最初の城主から最後の城主まで、とことんご紹介します!

岐阜城はどこにあるの?

金華山の頂上城主をご紹介する前に、まず岐阜城がどこにあるかをご説明します。

岐阜県は日本のど真ん中にある海なし県で、長野県や愛知県などに囲まれています。

有名な関ヶ原の戦いが起こったのも岐阜です。

岐阜という名前は織田信長が命名しました。

また、稲葉山を金華山と名付けたのも信長です。

岐阜城は、金華山(稲葉山)の頂上にあり、難攻不落の城と呼ばれていました。

ロープウェイなどない時代、戦の度に金華山を登ったり降りたりしていたのかと感服してしまいます。

岐阜城を建てたのは誰?

岐阜城を建てたのは岐阜城は山城で、かつては井の口城(井口城)と呼ばれていました。

1202年(建仁元年)に、二階堂行政(にかいどう ゆきまさ)という公家が築城しました。

時代でいうと鎌倉時代に築城された歴史ある城なんです。

その後、稲葉光資という人物が入城し、稲葉山城と改称しました。

ところが、鎌倉時代中期に、二階堂行藤という武将の死後、一度廃城となりました。

そして15世紀の中頃、美濃国守護代である斎藤利永が、稲葉山城を修復して居城としました。

これが後にマムシの道三と恐れられる、斎藤道三へと繋がっていくのです。

岐阜城は22人の城主がいた!

歴代の岐阜城主鎌倉時代から徳川の世になるまでの間、岐阜城は22人の城主がいました。

岐阜は戦国時代の世において、重要な拠点となる地域でもありました。

二階堂から始まった井口城は、稲葉山城、岐阜城と改称されながら、有名な武将が居城としたのです。

特に有名な武将は、斎藤道三、織田信長、織田信孝、池田輝政、豊臣秀勝あたりでしょう。

池田輝政は後に、別名・白鷺城で知られる姫路城を築城した人物です。

マムシの道三の時代はまさに難攻不落

斎藤道三図織田信長の父・織田信秀は、1547年(天文16年)に稲葉山城下まで攻め入り、大敗しました。

その頃の城主は、後の斎藤道三(当時は利政)でした。

さすがは、難攻不落の城を大改修し、戦場では「マムシ」と恐れられた道三です。

そして、1554年(天文23年)に、城と家督を息子の斎藤義龍に譲りました。

その後、1561年(永禄4年)に今度は織田信長が稲葉山城を攻めますが敗退しています。

織田勢はよほど岐阜城(稲葉山城)が欲しかったのでしょうね。

やっと織田信長が岐阜城主になれた

織田信長像ところが、いよいよ織田勢に運が向いてきます。

斎藤勢から謀反を起こし挙兵、稲葉山城を攻めた者がいたのです!

その頃は、斎藤義龍が急死し、息子の龍興が13歳で家督を継いでいました。

まだ13歳の幼い城主・龍興は、城を捨てて逃げます。

半年間は謀反を起こした竹中重治と安藤守就が城主を務めますが、やがて信長に城を譲ります。

美濃攻略を虎視眈々と狙っていた織田信長が攻め入り、小牧城から稲葉山城へ移転したのです。

そして信長は「天下布武」を掲げ、天下統一を目指し、城と町の名を「岐阜」と改めました。

歴史的な戦に翻弄される城主

徳川家康像その後も、本能寺の変や清州会議、賤ヶ岳の戦いなどの度に交代する城主。

中でも本能寺の変は、織田勢にとって痛恨の極みだったでしょう。

やがて、関ヶ原の戦いの前哨戦を経て、難攻不落の岐阜城もついに落城します。

1601年(慶長6年)徳川家康は、岐阜城の廃城を決定し、別の場所に城を建てさせました。

信長が命名した「岐阜」という名前が気に入らなかっと伝えられています。

岐阜城最後の城主

映画清州会議より岐阜城の最後の城主は、清州会議で重要なポジションを担った「三法師」。

信長の孫で、家督を継いだ後は織田秀信と名乗っています。

1600年(慶長5年)徳川勢に攻め入られ、高野山へ逃げた後、追放となり、紀州向副村で亡くなりました。

怪奇!26歳で死亡する城?!

岐阜城は危険?実は、歴代の岐阜城主を調べているうちに奇妙なことに気付きました。

岐阜城の城主を務めた武将は、若くして亡くなる人が多いんです!

戦国の世なので仕方ないとも思いますが、何故か26歳という年齢が一番多いんです。

若くして亡くなった武将を順に挙げてみます。

・斎藤義龍:急死。享年35
・斎藤龍興:戦死。享年26
・織田信忠:戦死。享年26
・織田信孝:自害。享年26
・池田元助:討死。享年26
・豊臣秀勝:病死。享年23
・織田秀信:紀州向副村で死亡。享年26

死因はそれぞれですが、最後の城主も、26歳で亡くなっています。

岐阜城を廃城にした徳川家は、その後繁栄し、300年も徳川の世が続いています。

ミステリアスな城ですね~!

岐阜城に登って町並みを眺めよう

岐阜城下今は再建され、蘇った岐阜城。

令和元年には、日本最古の石垣も発見され、さらに注目を浴びています。

戦国時代のさまざまな武将が行き来した岐阜城。

天下を治めた気分で城下を楽しんで見てくださいね。

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