畳っていいですよね〜♪ 香りを嗅いでいると落ち着きます。
ですが、どんな畳でも古くなってしまい、張替えする必要が出てきます!
しかし、畳の張替えってどんなことをするのか、よく分からなかったりします…
そこで、畳の裏返し、表替え、新調の3つの張替え方法、さらにそれを行う時期についてご紹介します。
さらに、その費用の目安などもご紹介するので、よりしっかりと業者を選べるようになりますよ!
3つの張替え方法
畳の張替え方法を理解するためには、まず畳の構造を知る必要があります!
といっても畳はそんなに複雑な構造ではなく、次の3つで構成されています。
- 畳表:畳の表面を覆っている部分、い草だけでなく化学繊維でできているのもある
- 畳床:畳の中にある芯の部分、昔はわらだったが、今ではポリスチレンフォームなど様々な素材がある
- 畳縁:畳の側面を保護している布の部分、柄などを変えれば部屋の雰囲気が変わる
そして、裏返しと表替えというのはこの内の主に畳表に関係する修繕です♪
- 裏返し:畳表を新品にせず、一度剥がした後に裏返して貼り直す修繕
- 表替え:畳表と畳縁を新しいものに変える修繕
つまり、表替えと裏返しの根本的な違いとは、畳表を新しくするかしないかの違いになります。裏返しは、畳表が両面使えてひっくり返せば新品のようになるため行えるのです。
また、いずれにせよ畳床は変えません。そこも変えることになると、畳全体を買い換える新調になります!
張替え時期の目安
張替え時期は「裏返し→表替え→新調」の順番に行うのが基本です!
まず、裏返しの時期ですが使用し始めてから大体2~3年程度経過した畳に使われます。
次に、表替えは裏返しをしたかにもよりますが、使用してから大体5~7年程度が替える時期です。
最後に、新調は畳の寿命がおよそ10年なのでその辺りの時期に行います♪
ただし、この時期は使用状況だったり、畳の質によっても変わります。また、畳の状態によっては裏返しを行えなかったり、いきなり新調する場合もあります。
裏返しか表替えか?
畳を張替える場合に、裏返しか表替えか、はたまた新調すべきかの判断はやはり難しいです…
基本的には使用してからの年月を目安に考えるのですが、畳の状態によっても考えなければなりません!
例えば畳がへたって凹み踏み心地が悪くなったりすれば、表面を張り替えてもどうにもならないのです。
そういった畳の状態を判断して張替え方法を考える際は、やはり専門家である畳屋さんに相談してください♪
ただし、そのためにはこの畳屋さんは信用できるかどうか見極める必要があります。なので、色々と疑問をぶつけて誠実に答えてくれるかを確かめてみましょう。
相場ってどれくらい?
表替えの値段は、1枚あたりで5,000円は切らないものと考えてください。なお、裏返しの場合はこれよりも安い価格になります。
この金額ですが本当にピンキリで、畳の質などによって大きく異なります。
そのため、一種類しか金額を提示されない畳屋さんは避けるべきです。いくつかの価格帯を提示してもらい、それぞれの説明をしてもらいましょう♪
そうすれば、自分が選ぶべき畳の価格も分かるようになります^^
なので、できれば地元の店舗で畳表のサンプルを見せてもらいながら話を聞いてください。なお、その際に作業場の状態などを見て任せるかどうか判断するのも良いです。
さらに、様々なことを質問した際に、その答えがどれだけ詳しく丁寧なのかも大切な判断基準になります。そこで、値段や畳の質だけでしか答えないようではイマイチです…
また、もっと詳しく突っ込んで教えてくれる畳屋さんだと、畳のことに詳しくなれて一石二鳥です。
あと、この畳屋は信用できると思えない限りは、家に呼ばないことも重要になります!
安さに流されないで!
畳の張替え方法は、裏返し、表替え、新調の3つがありました。この内どの方法を採用するかは、使用年数が一つの目安になります。
しかしながら、使用年数だけでは正確に畳の状態を判断することはできません…
やはり、使用状況なんかで畳の劣化具合などは変わりますので、専門の畳屋さんの意見も聞きましょう。
そして、その際にはしっかりとした畳屋さんを選ぶのが非常に大切です!
例えば、折り込み広告などチラシで安いところはまず信用できません。初め安くても追加料金を重ねられ、最終的には金額が跳ね上がる場合があります。
なので、まずは自分で畳屋さんに行き、そこでサンプルを見せてもらいながら相談するようにしましょう。
その後に、ここなら信用できると思えれば家に上げてください。
この様にしっかりと畳屋さんを選ぶところから始めれば、精神的にも気持ちよく畳の張替えができますよ♪