刀剣といえば…男性のイメージでしたが、今は違います!!
若い女性が刀剣をもとめて博物館に詰めかける現象が全国で起きています!
刀剣女子という言葉も最近、うまれましたよね。
そんな社会現象をおこした刀剣乱舞を筆者なりの独断と偏見で分析します。
刀剣乱舞とは…
DMMゲームズとニトロプラスが共同で作ったゲームです。PC版から始まり、スマホ版も展開されています。
内容は、名のある様々な時代の刀剣を育てて、歴史を改変しようとする敵「歴史修正主義者」と戦うといったものです。
刀剣は、審神者(さにわ)の力によって付喪神として男性に擬人化されます。それを「刀剣男士」と呼びます。
筆者もゲーム自体はやったことがありますが、ひたすら選択して戦うって感じです。
ゲームよりキャラクターの多さやカッコよさに惹かれました。
筆者の押しの刀剣は、加州清光です。
ミュージカル刀剣乱舞
人気ゲームを2.5次元にしてミュージカル化したのが「ミュージカル刀剣乱舞」です。
略して「刀ミュ」です。
“2.5次元”は二次元と三次元の間をさします。
⇒2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作する3次元の舞台コンテンツの総称です。
内容は2部構成です。
1部 歴史上の戦場を舞台に刀剣乱男士が激しい闘い、歌い、優雅に舞うミュージカル
2部 オリジナル衣装を纏った刀剣男士が華麗なパフォーマンスを繰り広げるライブ
人気の理由を考察して筆者なりに考えてみました。
①いろんなオタクが楽しむことができる
アイドルオタク
キャスト・役者さんたちは知名度が低い方も多いですが、イケメンです。
また、しっかり歌えて踊れて、演技力もあるキャストさんが選ばれているので、ミュージカル自体の完成度も高いです。
殺陣もお手の物です。
2部のライブでは、まるでジャニーズのコンサートようにも思えます。
ファンサービス(ファンサ)をもらうために「うちわ」や「ペンライト」の使用が認められています。客席に役者さんが降りてきてファンサをしてくれます。
乙女たちのハートを鷲づかみです。
②まるで自分に話かけられているような感覚でファンを魅了する
刀剣男士たちは、ゲームのユーザーのことを「主(あるじ)」「主殿(あるじどの)」「主様(あるじさま)」と呼びます。
ミュージカルも同じく観客を「主」として呼びかけてくれます。誰でも自分に話しかけられているという感覚になります。
ファンのハートを熱くします。
③キャラクターの再現度が高い
役者さんたちは、化粧やウィッグを用いて本物のキャラクターがまるで現実に現れたかような形で登場します。しぐさ、話し方もキャラクターを忠実に再現します。
原作好きのファンも虜にします。ちなみに筆者は原作派のファンです。
④未来の人気俳優を発掘できる
ミュージカル刀剣乱舞は、チケットの倍率が高くてなかなか当選できない人気の作品です。
その人気から芸能界への登竜門的な位置へきていると思います。
⑤ストーリーが毎回オリジナルで楽しめる
原作がゲームのため、漫画のようにストーリーがありません。なので、毎回公演ごとにストーリーがオリジナルで完結しており、途中からハマったファンも楽しめます。
⑥オリジナルグッズ
公演ごとにキャラクターのグッズが販売されます。即完売になるグッズもあります。
舞台『刀剣乱舞』
刀剣乱舞を舞台化したのが舞台「刀剣乱舞」です。
通称“刀ステ”です。
刀ミュと同様 人気作品であり、チケット倍率も高いです。
①圧倒的な再現率
ビジュアルの高さに注目です。
②刀剣たちの関係・成長した姿
刀剣男士たちが複雑に絡み合う姿や公演回数を重ねることにキャラクターたちの成長した姿を感じることができます。
③兄第愛
この舞台では、兄を想う弟、弟を想う兄、兄弟の絆がよく描かれています。
兄弟の絆にはファンも感動して涙を流してしまいます。
④迫力の“真剣必殺”
深い傷を負った刀剣男士の戦闘服が切り刻まれ、敵にとどめを刺す「真剣必殺」です。ゲーム内でも貴重なシーンを舞台でも再現されています。
⑤研ぎ澄まされた殺陣
舞台「刀剣乱舞」の魅力といえば、“殺陣”です。息つく暇もない戦闘シーンは、迫力満載です。
⑥実力派の役者が多い!!
刀ミュは、若手役者の登龍門的なところがあるのに対して、刀ステは実力派の役者がキャストとして選ばれていると思います。
⑦刀剣男士の本丸
刀剣男士たちが生活を送る場所が「本丸(ほんまる)」です。出陣以外の時間は本丸で過ごし、“内番”をこなしています。「刀ステ」を通じて動いている刀剣男士たちがたすき掛けした姿やジャージの内番衣装をみることができるのは「刀ミュ」と違って大きな魅力です。
⑧ストーリーの構成が深い
刀ミュと違ってストーリーの構成が深いと感じます。舞台で表現できる限界に挑戦しているほど激しい戦闘シーンもあります。
刀剣の魅力
人気の刀剣乱舞ですが、多くの人たちに日本の文化・歴史を知ってもらえるきっかけにもなったので、誇示的にはすごく良かったと思っています。
筆者も刀剣乱舞がきっかけで刀剣が好きになったの人なので…f^^;
今後も刀剣の魅力は研究していきたいと思っています。