生け花通販

生け花に使う生花は通販でも買える?今すぐ始めたいあなたに生け花の材料について解説!

日本の伝統である生け花は、古い歴史があり、年齢問わず人気があります。

生け花を楽しむためには、材料としてお花を準備しなければいけません。

お花というとまずお花屋さんのイメージですが、実は通販を使うこともできるんですよ。

生け花に使う生花を通販で買うために注意すること、取り扱っているサイトなどをご紹介します。

ポイントをチェックしてみてくださいね。

生け花とは?

生け花と女性

生け花は日本の伝統工芸として、その歴史は500年にも上ると言われています。

仏教の供花が元とされ、歴史とともに床の間を花で飾る華道という文化として定着しました。

当初は貴族や武家の間だけの文化でした。

しかし、時代の流れとともに庶民にも広まり、現代では多くの人に生け花は親しまれています。

生け花についてはこちらもチェックしてみてください。

生け花に使われる花材について

花を持つ女性

生け花はその名の通りお花が使用されます。

このお花のことを花材(かざい)と呼びます。

花材には以下のものがあります。

・木物(きもの)

松・梅・桜などの木の枝などを使用した材料になります。

枝物(えだもの)とも呼ばれることもありますね。

・草物(くさもの)

葉や花などの草花を総称して草物と呼びます。

流派によっては、花を別に花物(はなもの)と呼ぶ場合もあります。

・通用物

竹や藤、牡丹など、木と草の中間的な材料を指します。

生け花では、通常の植物の分類ではなく、草木の姿や特徴から材料を分けるんですね。

花材の購入方法

花屋

生け花に使う花材の購入方法は主に以下になります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

・切り花専門店

お花を買うときに真っ先に思い浮かぶのはお花屋さんですよね。

しかし、お花屋さんと一口に言っても、実は違いがあるんです。

主な違いは切り花と園芸花です。

切り花は文字通り、お花を切った状態で販売しています。

生け花に使う材料は、切り花店で買われることが多いです。

園芸店は、花を育てるためのお店で、花よりも鉢や肥料や道具などの取り扱いが多いです。

自分で育てた花をいずれ生け花に使いたいという人には園芸店という選択もあるでしょう。

・スーパーやホームセンター

手ごろな価格でお花を買うには、スーパーやホームセンターが便利です。

専門店に足を運ばなくても、日常の買い物のついでに変える利点がありますね。

しかし、スーパーやホームセンターは、花の専門店とではありません。

なので、花の環境としてはあまり良いとは言えません。

スーパーなどではよく出入り口付近で販売されていますよね。

しかし、場所的に空気の出入りが多いため、花に風が直接当たってしまいます。

また、ほかに販売されているもの、特に果物から出るエチレンガスの影響も受けてしまっています。

なので、買って間もないのにすぐにしおれてしまうということがあります。

・農協などの直売所

農協や道の駅などの直売所などでもお花は買えます。

生産者さんが持ち込んでくるので、鮮度は抜群です。

ただ、市場には出せない訳アリのお花である場合もあります。

また、種類が非常に限られてくるので、生け花には使えないお花であることもあります。

・通販

意外かもしれませんが、お花も通販で購入できます。

生け花用のお花など、ある程度指定して購入することもできます。

近くにお花屋さんがなかったり、仕事で毎日帰りが遅くて買い物に行く時間がないという人もいますよね。

そんな人には通販はとっても便利。

受取日の指定も可能なので、自分の都合に合わせられるのも嬉しいところです。

生け花用のお花の主な通販サイトは以下になります。

はなどんやアソシエ
日本最大級の花材通販のサイト。

会員登録して注文をすることができます。

生け花だけでなく、フラワーアレンジメントなどあらゆる花のスタイルに対応しています。

青山花茂本店
生け花の諸流派に対応した花材を販売しています。

お稽古用から普段使いのお花まで、幅広い種類を取り扱っています。

三田花店
一般のお花屋さんには流通しない花材の取り扱いがあるサイト。

展示会などに合わせて材料を集めることができます。

専用ダイヤルがあるので、気軽に相談できるのも嬉しいですね。

生け花の生花を通販で購入するメリット

花の配達

生け花の生花は通販で購入可能です。

まずはそのメリットを確認していきましょう。

・出来上がりに合わせて注文できる

生け花はある程度型が決まっており、出来上がりの姿があります。

通販では、出来上がりのイメージの画像もああります。

ですので、お稽古などで取り組むときなど自分の目的に合わせて花材を選べます。

花材を選んでみたけど、自分が生けようとしたものとはちょっと違う、といった失敗は避けられますよ。

・色や形、価格を比較することができる

実店舗での買い物は、それぞれの店に足を運ぶ必要があります。

しかし、通販なら複数のサイトを一度に閲覧ができるので、花の色や形、価格を比較することができます。

予算や自分の希望に合わせることが簡単にできるのがいいですね。

・持ち帰りの手間がない

実店舗での買い物は、何より持ち運びが大変です。

特に天気が悪い日だと、荷物も増えて移動も一苦労。

しかし、通販ならその手間がありません。

自宅に直接花材が届くので、とにかく楽ですね。

・決済方法が選べる

実店舗の場合は、お店によっては現金のみしか受け取ってもらえないところもあります。

しかし、通販は決済方法も様々。

カードやバーコード決済なども選べるので、ポイントをためているといった人には嬉しいですよね。

生け花の生花を通販で購入するときのデメリット

通販デメリット

メリットもあれば、当然デメリットもあります。

主なデメリットは以下になります。

・送料が高い

生花はどうしても送料が高くなります。

一般的な通販は、送料無料のサイトも数多く存在しますが、生花についてはほぼ送料必須と言えます。

送料が高くなる要因として、生花は運送中に転倒したり、水切れしないよう、梱包に手間がかかること。

また、サイズや重量もまちまちなので、どうしても運送コストはかかってしまいます。

購入を決めたら、送料についても頭に入れておきましょう。

・生花の価格は高めに設定される

特にホームセンターやスーパーで販売される生花と比べると、価格は高く設定されています。

品種も凝ったものになると、どうしても価格が高くなってしまいます。

通販の購入は便利ですが、ついつい買いすぎてしまいがち。

予算オーバーにならないよう注意してください。

・品質に当たりはずれがある

通販は実物を目にして買うわけではありません。

そのため、届いたものが思っていたものと違っていたということは少なくありません。

また、運送途中でつぼみが開いてしまい、予定していた形と違う形になってしまったということも。

通販サイトによっては、花の状態について詳細に記載されているところもあります。

例えば、花が開いてしまうことや大きさ、葉の数など。

販売ページはもれなくチェックするようにしましょう。

通販を賢く利用して、生け花をもっと楽しもう

桜

生け花に使う生花の購入についてお伝えしてきました。

生け花には欠かせない生花ですが、今は様々な方法で購入することができます。

特に通販は便利に使えますよね。

しかし、生花を通販で買う際には注意するポイントもあります。

生け花を楽しむためにも、通販のメリット・デメリットを理解して、賢く使ってくださいね。

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