キャンプと並び、人気が上昇している登山。
今年こそは登山に初挑戦!と楽しみにしている方もいるのではないでしょうか?
登山に欠かせないアイテムのひとつが登山靴。
そこで今回は、日本の登山初心者の方の靴選びについて調べてみました☆
登山靴を履く理由
登山は、低山から標高の高い山、低くても難易度が高い山など、様々ありますね。
低い山や登山道が整備された山でも、スニーカーではなく登山靴で行くことをおすすめします。
その理由として、
・疲れにくい
・滑りにくい
・足を守る
・マダニや蚊など危険な生物から身を守る
などがあげられます。
近くの低山やハイキングコースなら、履きなれたスニーカーや、解放感のあるサンダルでいいかな?
と考える方もいると思いますが、登山道は天候や季節の影響を受け、日々状況が変わります。
とくに、濡れた葉の上などは滑りやすいです☆
安全で快適な登山を楽しむためには、低山や初心者コースであっても登山靴がベストです。
登山靴の選び方とコツ
自分の身を守る登山靴は、ブランドや価格よりまず、自分の足にフィットし、歩きやすいかが重要です。
登山初心者の靴選びのポイント
①予算を決める
②登山経験者の意見を調べる
③お店で必ずフィッティングする(履いて定員さんにみてもらう)
④靴紐の結び方やソールをチェックする
⑤足首の動きや通気性などもチェックする
を目安にしてください。
正しい靴の履き方と選び方
筆者は、過去に足底腱膜炎(そくていけんまくえん)という、足のトラブルを経験しました。
何度か整形外科を訪れ、ソールを作ってもらいましたが、かかとの痛みは治りませんでした。
ところがある療法士から「正しい靴の履き方と選び方」を学んでからは、足の痛みがなくなりました!
痛みや疲れがない歩きには、靴選びと正しい履き方はとても重要なんですね☆
ポイントは靴紐をしっかり締めて結び、靴を足にフィットさせて足をホールドすること。
フィッティングのプロがいるお店を選ぶのもおすすめですよ。
登山靴の有名なメーカーは?
登山靴のメーカー・ブランドは国内外問わず数多くあります。
価格も機能もさまざまで、登山初心者さんは選ぶ際に迷ってしまいますね。
今回は登山の初心者におすすめの、日本に関係するメーカーの一例をご紹介いたします☆
日本発のブランド
1)キャラバン(caravan):
日本で初めて登山靴を販売した会社で、登山初心者に人気。
日本人の足に合わせた木型を用い、軽量で履きやすく歩きやすい靴作りと定評があります。
2)モンベル(mont-bell):
日本のアウトドアメーカーで、創業者自身もアウトドア好き。
機能性に優れ、アウトドア用品全般を扱っており、実店舗も全国にあります。
3)シリオ(SIRIO):
日本人専用の木型を採用し、低山から本格的な登山まで網羅しています。
有名な登山靴は他にもたくさんありますが、日本人の足型や体型に合った靴選びが大切ですね♪
おすすめはミドルカット
登山靴のカットには、「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」があります。
ローカット:
・くるぶしあたりまでの高さで、スニーカーに近い履き心地。
・足首は保護されないため、岩場が多い登山には不向き。
・低山やトレッキング、ハイキングにおすすめ。
ミドルカット:
・足首まで保護してくれ、整備がされていない山道でも使える。
・富士登山を目指す方にもおすすめできる。
・デメリットはローカットに比べて重量があるので、履きなれる必要がある。
ハイカット:
・本格的な登山におすすめ。(今回は初心者向けなので割愛します)
通気性を考えるならゴアテックス素材
キャンプや登山などアウトドアに興味がある方なら、一度は耳にしたことがあるでしょう。
ゴアテックスは、外からの水分は通さず、汗などの内側の水分は蒸発させてくれる優れた素材です。
登山は、靴下を履いて、歩いて汗をかき、靴の中が蒸れやすくなります。
通気性のよい靴選びは、快適な登山には欠かせない要素のひとつです☆
登る山によって靴を変える方法も
日本で人気が高い代表的な山といえば「富士山」と「高尾山」。
なかでも高尾山は登山ビキナーでも気軽に行けるとあって、近年人気が急上昇!
また、日本一標高が低い山である「天保山」にいたっては、いつ頂上についたか気付かない人も(笑)
初心者向きな山であっても、装備は事前にチェックすることが安全で楽しい登山の必須条件です。
急な悪天候に備え、ウインドブレーカーやレインコート、滑りにくい靴を準備しましょう☆
足が疲れるのは靴のせい?
ソールが柔らかいと、岩を踏んだときに足裏が曲がりますね。
この足裏が曲がることで、足に疲労が蓄積します。
また、日頃から登山靴での歩行に慣れておくことも大切です。
登山はアスファルトとは違う環境。
デコボコしていたり、滑りやすかったり、斜面も階段や段差もあります。
新しい登山靴を購入したら、いきなり登山に使うのではなく、履いて歩いて慣らしておきましょう♪
安全で疲れない登山を楽しもう
毎年、登山による事故やトラブルが後を絶ちません。
ベテランであっても、足を滑らせたり、体力が奪われることもしばしば。
まずはご自分の体力に合った山を選び、疲れない靴と装備で徐々に慣れて上達を目指しましょう。
ぜひ、安全で疲れない、快適な登山を始めてくださいね♪