漫画

漫画の歴史はいつから始まった!?日本文化「まんが」の知られざる歴史を徹底解説!

日本人なら誰しもが漫画を読んだことがあります。

ですが、それほど普及した漫画の起源を知っている人は少ないでしょう。

今回は、そんな漫画の起源と歴史についてわかりやすくご説明します。

そもそも漫画って何???

漫画

そもそも漫画ってどんなもののことを言うのか、はっきり定義させたいです。

すぐに思い浮かぶのは単行本で買うような漫画本や新聞にある4コマのものなどです。

でも、いまいち範囲を絞りきれませんよね…^^;

【漫画はすごい広い意味を持つ!?】

実は漫画の定義は定められていません。

なんなら専門家達の間でも漫画の定義や解釈が異なるほどです。

このような状況には原因があります。

漫画と呼ばれるもののジャンルや表現されるテーマが多岐に渡るからです。

まず扱われるテーマは笑いや風刺、悲劇、喜劇と様々です。

表現方法も馴染み深いストーリー漫画、4コマ漫画や一枚絵漫画など、色々あります。

こんな幅広い表現作品を一つの定義でもれなく表すのはとても難しいです。

定義としては漫画は広い意味で置いておくしかありません。

「笑い」を含む何らかの意思を意図して表現された絵というのが漫画の定義の限界なのです。

結果として落書きや劇画、アニメなどもこの広い定義では漫画に含まれます。

これらを踏まえて、漫画は意外に扱いが難しい言葉なのです。

日本の漫画の歴史を簡単解説!

漫画

さて、何らかの意図を表現した絵を漫画ということにした時、日本最初の漫画はいつ出来たのでしょう。

【日本最初の漫画】

一般的に日本最初の漫画と言われているのが、平安時代の絵巻物の『鳥獣人物劇画(鳥獣戯画)』です。

この絵巻物は動物を擬人化して、平安時代当時の人々の暮らしを紹介している作品になります。

絵巻物という作品自体には現代漫画にも残っている表現方法がいくつか使われています。

一枚絵での場面転換やキャラクターの側に台詞を配置するなど、漫画の原点とも言えます。

【江戸時代の漫画】

漫画が大衆の文化になっていくのが江戸時代です。

絵巻物や書物自体がそれまで貴族や上流階級だけが触れられるものでした。

しかし、印刷技術が進化し、より安価に印刷物が手に入るようになったことで、漫画が誰でも読めるようになったのです。

特にこの時代で有名なのが葛飾北斎の『北斎漫画』です。

この作品から漫画という名前が定着します。

またこの作品が現代にも通じる漫符の元になっています。

漫符とは人の汗や風など、漫画独自の表現記号とのことです。

『北斎漫画』はこの記号に近いものを使用し、ヨーロッパにまで影響を与えたのです。

このほかにもフキダシや原作者と作画者の分業などもこの時代に生まれています。

【明治時代からの戦前の漫画】

江戸時代までは主にユーモアやラブストーリーなど、娯楽の面が強く出た漫画が多くありました。

明治時代に入ると海外からの文化も取り入れながら、漫画は進化していきます。

変化の時代でもあるので扱われるテーマとして風刺が人気となります。

日本初の外国文字を使った風刺漫画雑誌、『ジャパン・パンチ』もこの時期に創刊されます。

その後、様々な漫画雑誌が流行します。

そのおかげで多くの漫画家が活躍していきます。

そして、漫画家達の団体もでき、コマやフキダシの表現が定着します。

1930年代には、田河水泡の『のらくろ』が単行本化、キャラクターグッズの販売もされました。

この作品は、軍隊に入隊する野良犬が昇級していくストーリーで爆発的人気になりました。

現代に至るまでの漫画

漫画

漫画は第一次、第二次世界対戦によって一度発展が途切れてしまいます。

しかし、戦後は紙芝居を中心に再度漫画の発展を支えていきます。

【世界に誇れる漫画の発展】

戦後の1946年には長谷川町子の『サザエさん』が漫画雑誌にて連載を開始し、戦後復興を支える娯楽として現代にまで続くロングセラーになります。

こちらはTV放送もされ、現代まで受け継がれてますね。テレビの前でジャンケンをした人も多いのでは?笑

下記はそんなサザエさんの50年の歴史を詰め込んだ解説本です。

これは一家に一冊レベルで価値のある一冊になっています。ぜひ手に取ってみて下さい^^

そして、1950年代に入るとディズニーのアニメや映画の手法を漫画に取り入れた手塚治虫が 多くの人気作品を出します。

実は手塚治虫の作品が出てくるまで、キャラクターの歳が永遠に変わらないのが普通でした。手塚治虫の作品ではキャラクターも歳を取るリアリティが取り入られます。

そして、その作品を海外へ売り込み始めます。この時、日本の漫画が改めて海外進出するのです。

現代における日本漫画の海外人気は、手塚治虫の挑戦があったからこそなのです。

そして1950年代後半には現代でも人気の少女漫画雑誌、『なかよし』『りぼん』が創刊されます。

加えて日本初の週刊少年誌、『週刊少年サンデー』『週刊少年マガジン』も創刊されます。

ここから漫画が現代にもつながるような進化を遂げる環境が整うのです。

日本の偉大な文化、漫画はこれからも進化していく!

漫画

ここまで日本の漫画の起源と歴史についてわかりやすく説明しました。

現代の美しく、リアリティのある漫画たちは数々の先人たちの作品の上に成り立っているのです。

改めてこのような素晴らしい作品にすぐ触れることができる環境にいることはとても貴重です。

そしてこれから漫画どのような進化を遂げるのか、漫画先進国の愛読者として見続けましょう。




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