自分は出していない相手から暑中見舞いが届いたら焦りますよね^^;
返事はどうすればよいとか、いつまでに出せば良いのかとか悩んでしまいます…
そもそも、送っていない相手に送る必要性はあるのでしょうか?
今回はこれらの疑問についてお答えします!
さらに、何より忘れてはいけないポイントについてもご紹介します♪
返事は出すべき?
もちろんのことですが、暑中見舞いを受けとったからといって、必ずしも返事は強制ではありません。
しかし、自分は受け取ったのに相手には出さないのは失礼に当たります。特に目上の方ならなおさらです!
それと、返事を出す際はきちんと受け取ったことなどを書いたほうが良いです♪
また、目上の方の場合は先に受け取っておいて、後から返事を出す形になるのが気になるかも知れません。ですが、暑中見舞いを送る期間は1ヵ月程も有るのですから、その様になってしまうのもやむを得ません。
むしろ、受け取ったことを書いていないと届いたかどうか分からず、心配させてしまうでしょう。
失礼にならないためには?
失礼にならないためのポイントは以下の4つです。
- 受け取ったことをきちんと書く
- ハガキにはハガキで返事をする
- 出来る限り速やかに返事をする
- 時期ごとに挨拶を変える
受け取ったことを書くのは、やはり大切です。また、その際には御礼の言葉を忘れないようにしましょう♪
ハガキにはハガキで返すのは、相手がわざわざ手紙を書いてくれたことに対しより感謝を示せるからです。特に目上の方は気をつけておいてください。ただ、友人などは早さを重視してメールでも大丈夫でしょう。
つまり、より丁寧にマナーを重視して送らなければいけない相手かどうかで判断してください。
それから、暑中見舞いを受け取ってからすぐに返事を出すのは、1週間も空けない方が良いです。
時期ごとに挨拶を変えるとは、立秋の日以降は残暑見舞いとして送る必要があるからです。立秋は年によりズレたりするのですが、2018年は8月7日になります。
また、これは送った日にちではなく、相手に届く日がいつかで考えてください。
それと、暑中見舞いに残暑見舞いで返すことがマナー違反かどうかは、返事を出すまでの期間によります。
例えば、手紙が来たのが立秋の2日前程でしたらやむを得ませんが、何週間も前に届いていたのに残暑見舞いになれば失礼です。要は、残暑見舞いになる事自体は問題にはなりません。
ただし、残暑見舞いとして出す場合も8月末までに届くようにしましょう!それ以降はあまり良くないです。
どんなことを書けば良い?
基本的な構成は普通の暑中見舞いと変わりませんが、付け加えたり、変えたりする箇所があります。
まず、「暑中お見舞い申し上げます」といった挨拶の後に送ってくれたお礼を次のように書いてください。
- ご丁寧な暑中お見舞いをいただきまして、大変恐縮に存じます
- 心のこもった暑中お見舞いをいただきまして、厚く御礼を申し上げます
- 先日は暑中お見舞いをいただきまして、大変ありがとうございました
その次に、相手の様子がわかっているので相手の健康を喜ぶ言葉を入れます。例えば次のようになります。
- 暑い日が続いておりますが、変わらずお元気な様子で何よりと存じます
- 厳しい暑さが続いておりますが、元気にお過ごしのようで安心いたしました
また、ここに相手の暑中見舞いを受けての内容や感想があるとより良いです♪
最後に、残暑見舞いとして出す際の注意点ですが、最後の日付を暑中見舞いとは変える必要があります!
元号による年の部分は変わらないのですが、盛夏の部分を「晩夏」、「葉月」、「立秋」にしてください。
なお、暑中見舞いの基本的な構成などは下の記事を参考にしてください。暑中見舞いを出す時期についても詳しく書いてありますよ^^
マナーとは心遣い
人と人が付き合う上でマナーは欠かせません。そして、その根本をなすのが心遣いです!
なので、暑中見舞いの返事においても、すぐに返事を出すことや、お礼を書くことが大切なのです。
また、相手の暑中見舞いを受けての内容が書かれていれば、相手にちゃんと読んだことが伝わるでしょう。さらに、相手の住んでいる所の気候などに合わせる表現をすればもっと良くなります♪
それから、特に誰へ送るかを意識し、目上の方や友達などで書き方を変えることも重要です。
このように、相手に対しての心遣いを忘れなければ、しっかりとした返事ができます。
なので、ぜひ心のこもった返事を書いてみてください。きっと相手との関係がより深まりますよ^^