富士山の山道は通年空いているわけではなく、登れる時期は限られています。
もちろん、山開きの時期でなくても特別な許可が出れば登れますが、絶対にお薦めはできません。
なので、普通の登山者でも登れる山開き期間と、おすすめの時期や決める時のポイントをご紹介します♪
特に登山初心者ですと、時期選びは非常に重要ですので是非参考にしてみてください!
山開きの初めは要注意!
まず、各ルートの開く日付は例年通りであれば以下のようになっています。
・吉田ルート:7月1日
・須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート:7月10日
つまり、山梨県側は7月1日、静岡県側は7月10日になっていると覚えてください♪
ただし、残雪状況や気象状況で変更になる場合があるので、最新情報をよく確認するようにしてください。そういった富士山に関する最新情報は、以下の富士山オフィシャルサイトで知ることができます。
また、閉山日はどのルートも共通していて9月10日になっています。
なお、山開きだからといって全ての施設が開業するわけではないので注意してください!
例えば、7合目と8合目の救護所は山開きよりも後になります。この情報も先のサイトで発表されます。
また、山頂付近のほうが、より高山病など体調が悪くなる恐れがあります。なので、初心者の方は救護所が空いている日を確認して登るようにしてください。
さらに、山頂を一周するお鉢めぐりですが、これも全部開通するのは年によって違いますので要注意です。
天候が安定しているのはいつ?
富士山の天候が1番安定しているとされるのは、7月下旬から8月上旬くらいまでです。つまり、その辺りでの登山が1番おすすめです。
なぜなら、7月中旬くらいまでは梅雨の時期で天気が崩れやすく、天候を予測することが難しいからです。
そのため、山開きの日はだいたい天気が悪いと言われています…
なので、富士登山は梅雨明けの時期を調べてから計画を練るようにしましょう。雨の日だと、ケガや体調を悪くするリスクが高まりますし、景色も全く楽しめません。
さらに、山開きして直ぐは道に雪が残っている場合があり、軽装備での登山や初心者の方には危険です。
また、8月中旬頃から雷が発生しやすくなり、8月下旬以降は天気が崩れやすくなります。さらに、9月以降は気温がぐっと冷えていきます。
そのため、その時期は山の天候をよく確認し、8月下旬以降の登山を初心者の方は避けたほうが良いです!
それから、山の天気は非常に変わりやすいです。麓が晴れでも、山頂では天気が崩れることがあります。
ですので、念のために登山口で登る直前に気象情報を確認するようにしてください^^
混んでない日を狙おう!
富士登山は最近人気で大体混んでいます。そのため、出来る限り人の少ない日を狙ったほうが良いです。
ただ、少ないと言っても比較的と言うだけで、順調に登れるとは限りません。時間に余裕を見るのは必須と考えてください!特にご来光を見たい場合は、その時間帯の山頂付近はすごく込みますので要注意です。
それで、富士山の混雑が激しくなるのは梅雨が開けるくらいの7月中旬以降になります。
しかし、その時期を避けようにも梅雨なので天候は安定せず、結局その辺りで登らなければなりません。
なので、平日の登山がおすすめです。休日やお盆の時期はやはり混んでしまいます…
また、混雑していると自分のペースで登れないなど、よりきつい状況になってしまいます。
そのため、特に初心者の方は、出来る限り混雑を避けられる計画をねったほうが良いでしょう☆
この混雑予想も、富士山オフィシャルサイトで情報が発表されます。ぜひ確認するようにしてください!
山の都合を考えよう!
まとめると、初心者の方におすすめの時期は7月下旬から8月中旬辺りです。よりベストな天気を狙うなら8月上旬までが目安になります。
そして、山の都合をよく考え、調べることは大切です。天候や混雑状況をよく確認するようにしましょう!
むしろ、自分たちの都合を山の都合に合わせるくらいの方が良いです。
また、初心者の方であれば登山ルート選びも重要です。以下の記事で、初心者にもおすすめな登山ルートを紹介していますので参考にしてみてください^^
富士登山は初心者向けとは言っても、やはり山なので侮ってはいけません!
入念に計画を立て、しっかりと準備して、楽しく登山してくださいね♪^^