赤い背景に置かれた七五三の縁起物。鶴と亀、松竹梅が描かれた伝統的な「千歳飴」の袋と、金色の刺繍が施された赤い子供用の草履、可愛らしい花の髪飾りが並ぶ、日本のお祝いを感じさせる華やかな一枚

千歳飴と金太郎飴の違いはズバリこれ!これを読めばあなたも飴博士♪

七五三の季節が近づくと、デパ地下やスーパーに並ぶ千歳飴。毎年子どもに買ってあげているけど、ふと「そういえば金太郎飴とは何が違うんだろう?」と思ったことはありませんか?

私も子どもが七五三を迎えるまで、なんとなく「長い飴=千歳飴」「顔が描いてある飴=金太郎飴」くらいの認識しかなかったんです。でも調べてみたら、形・材料・歴史・食べ方まで、全然違う飴だということがわかってビックリ!

この記事では、千歳飴と金太郎飴の違いを、歴史・特徴・食べ方まで丸ごと解説します。これを読めば、あなたもちょっとした飴博士になれますよ♪

千歳飴と金太郎飴の違い

金太郎飴

【形とサイズ】

千歳飴は、名前の通り細長い棒状の飴です。実はサイズに決まりがあって、直径15mm・長さ1メートル以内と定められています。見た目はシンプルで、色はおめでたい紅白が基本です。

一方の金太郎飴はひとくちサイズ。どこを切っても同じ金太郎の顔が出てくるのが最大の特徴で、断面が同じ模様になるよう、中身がギッシリと詰まっています。

【食べる季節・用途】

千歳飴は七五三の縁起物として、11月に食べるのが定番。健康で長寿を願う意味が込められています。

金太郎飴は季節を問わず一年中食べられ、普段のおやつから手土産まで幅広く使われます。

【歴史と由来】

千歳飴のルーツは江戸時代といわれており、浅草の飴売りがお宮参りのお土産として売り出したのが始まりなんだとか。

金太郎飴の正式名称は「組み飴」。もともと大阪でおかめと福助の柄で作られ、「おたやん」と呼ばれていました。その後、大阪で修行した職人が江戸に戻り、当時の子どもたちに人気だった金太郎を柄にしたことで「金太郎飴」という名前が生まれました。足柄山が近い関東ならではの文化ですね。

ちなみに、金太郎飴の商標登録は「金太郎飴本店」が持っています。店頭でいろんなお菓子が並んでいるのを見ながら買うのが楽しくておすすめなのですが、足を運べない人は是非オンラインをご利用ください。

 → 金太郎飴400g 400グラム (x 1)

【千歳飴と金太郎飴の主な違い】

千歳飴

棒状・長い 紅白カラー 中が空洞 七五三専用 水飴・餅粉 江戸時代発祥 浅草が起源

金太郎飴

ひとくちサイズ どこ切っても同じ顔 中身ギッシリ 通年販売 手土産にも 大阪組み飴が起源 商標登録あり

【こんな人におすすめ】

千歳飴はこんな方に

七五三のお参りをする子どもがいる・縁起物として長寿を願いたい・調味料としても活用したい

金太郎飴はこんな方に

季節問わずおやつに・手土産や贈り物に・職人技の断面模様を楽しみたい

 

千歳飴を持って七五三のお参りへ!でも「そもそも七五三って何歳でやるの?」「男の子と女の子で違うの?」という疑問、実は意外と知らないことが多いんです。お参りの前にこちらの記事もぜひチェックしてみてください♪

千歳飴の食べ方

そのまま舐めるのが一番!

千歳飴は硬くて長いので「どうやって食べればいいの?」と迷う方も多いと思います。私が子どもの頃は、そのままチュウチュウ舐めていました。食べ終わった部分はラップで包んで輪ゴムで留めて……今思うとかなりアナログな食べ方です(笑) あの長い飴をかじる非日常感がたまらなかったんですよね。

割って食べる方法

家族みんなで食べたいときは、袋に入れたままハンマーや包丁の背でたたくのがおすすめ。袋に入れたまま叩けば飴が飛び散らず、ひとくちサイズに割れます。

料理にも使える!

千歳飴は砂糖の代わりに調味料としても使えます。甘みを加えたい煮物などに活用するのも◎。食べきれなかったときの救済策としてぜひ覚えておいてください。

千歳飴で歯が抜ける?材料のひみつ

千歳飴 袋

普通のキャンディとは材料が違う

千歳飴を食べると歯にネットリとくっつく感覚がありますよね。これは千歳飴の材料が西洋式のキャンディ(砂糖が主原料)とは異なるからです。千歳飴はメーカーによりますが、主に以下の原料が使われています。

  • 麦芽から作られる水飴
  • だんご粉
  • もち米の粉

水飴もお餅も歯にくっつきやすいもの。乳歯の抜けかけた年頃の子が食べると、歯を引っ張ってくれる一役を担いそうです。ただし、歯に詰め物をしたばかりの方は要注意です!

金太郎飴気分を家で楽しむ方法

「切っても切っても同じ柄」をおうちで再現

金太郎飴のあの「何度切っても同じ顔が出てくる」職人技、映像で見るだけで飽きないですよね。自分でもやってみたい!でも家で飴を作るのはハードルが高い……。

そんな方には、次の2つの食べ物がおすすめです。

アイスボックスクッキーは、生地を棒状にして冷凍・冷蔵で固め、包丁でスライスして焼きます。このスライスする瞬間が、まさに金太郎飴気分!子どもと一緒に楽しめるお菓子作りとしても人気です。レシピ本もいろいろ出ているので、私のオススメ本を貼っておきます♪

 → みのたけ製菓のアイスボックスクッキー

太巻き祭りずしは、千葉県の郷土料理で、切るたびに同じ模様が出てくる飾り巻き寿司のこと。最近は「デコ巻き」とも呼ばれています。私は千葉育ちなので子どもの頃から当たり前に食べていましたが、大人になって初めて郷土料理だと知ってびっくりしました(笑)。お米と酢飯好きな私には最高の食べ物です♡切っても切っても同じ模様が出てくるこの太巻きずしは、金太郎飴の太巻きずし版です。こちらもオススメ本を貼っておきますね。

 → 太巻き祭りずし新作フルレシピ集

金太郎飴を家で作るのは難しいですが、アイスボックスクッキーと太巻き祭りずしなら自宅で簡単にできます。しかも、子供でもできるのが良いところ。特別な道具や材料は不要ですので、ぜひ子どもと一緒に「金太郎飴ごっこ」として楽しんでみてください♪

まとめ:千歳飴も金太郎飴も日本の文化が詰まった飴

千歳飴2本

  • 千歳飴は七五三の縁起物。棒状で中が空洞、紅白が基本。江戸時代に浅草で生まれた
  • 金太郎飴は組み飴が起源。どこを切っても同じ顔が出る、中身ギッシリのひとくちサイズ
  • 千歳飴は割って食べる・そのまま舐める・料理に使うなど食べ方もいろいろ
  • 千歳飴の材料は水飴・餅粉が中心で、歯にくっつきやすいので注意
  • 金太郎飴気分はアイスボックスクッキーや太巻き祭りずしでおうちでも楽しめる

どちらも見た目は「飴」ですが、歴史や材料・用途はまったく異なります。

七五三の千歳飴を子どもと一緒に楽しむとき、ちょっとだけ由来を話してあげると、子どもの記憶にも残る特別な体験になるかもしれませんよ♪

 

千歳飴の準備ができたら、次は着物選びですね!「古典柄と現代柄、どっちにしよう?」と迷っているお母さん・おばあちゃんも多いのではないでしょうか。娘や孫に着せたい七五三の着物選びについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

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