日本の古き良き文化が残る古都。
歴史も風情もあり、観光地としての魅力が盛りだくさんです。
SNS映えする写真を撮影できるということもあり、スマホやカメラを手にしている観光客も多いですね^^
そこで今回は魅力的な写真が撮れる、フォトジェニックな古都をご紹介します!
たくさんある小京都の謎
古都と聞いてまず頭に浮かぶのは、奈良や京都ではないかと思います。
筆者も修学旅行で行き、大人になってからも何度か訪れました。
その他にも、古都として有名な観光地は各地にあり、○○の小京都と呼ばれたりします。
これは「全国京都会議」という自治体があり、小京都の定義を設けているんです。
加盟するには以下の条件を満たす必要があります。
・京都に似た自然と景観
・京都との歴史的なつながり
・伝統的な産業と芸能があること
単に古い街並みが似ているだけではなかったんですね☆
筆者が選ぶフォトジェニックな小京都
ここで代表的な小京都をいくつかご紹介しましょう。
といっても数多くありますので、実際に筆者が訪れた古都ベスト3をご紹介します☆
1.萩・津和野:西の小京都(山口県・島根県)
萩・津和野は出雲大社で有名な島根県より南に位置します。
白壁が長く続く通りがとても印象的で美しかったのを覚えています。
かの吉田松陰が開いた松下村塾や萩焼と呼ばれる焼き物などが有名です。
2.郡上八幡:奥美濃の小京都(岐阜県)
うっかり道を間違えて通った町でしたが、美しい古い街並みに惹かれました。
かつて裕福な家しか造ることができなかった防火壁の「うだつ」で有名な町です。
うだつの上がる町並みとして景観保存されています。
美濃和紙の産地としても有名です。
毎年10月には美濃和紙あかりアート展が開催され、夜の風景は一段と美しい写真が撮れます。
3.犬山市:尾張の小京都(愛知県)
国宝として知られる犬山城とその城下町が美しく、外国人観光客にも人気の古都です。
古い文化と新しい文化が共存する珍しい町としても有名です。
岐阜や愛知は戦国時代の合戦の舞台でもあり、歴史好きな人も多く訪れています。
まだまだある魅力的な古都
他にも訪れた古都でご紹介したい場所はたくさんあります。
金沢市、富山市、松坂市、長野市…美しいお城や城下町がとても素敵です。
また、尾道や鎌倉、道後温泉など、訪れてみたい古都もまだまだあります。
行ってみたい古都をリストアップしてみるだけでも楽しいですよ♪
古都の美しい写真が撮れる場所
観光はもちろん、SNS映えする写真を手軽に撮りたい人は以下の場所もおすすめです☆
・倉敷美観地区(岡山県)
その名の通り、町並みがとても美しい地区で、写真撮影に向いている場所だと思います。
カメラ撮影の技術や知識が無くても、魅力的な写真が撮影できます。
古都の雰囲気に馴染むカフェも是非訪れてみてください。
・飛騨高山・飛騨古川:飛騨の小京都(岐阜県)
その昔、天領地(幕府の管轄地)として栄えた飛騨高山。
古い街並みには実際に生活している人がいて、景観を守る努力をしています。
また、高山から車で15分程の場所にある飛騨古川は、映画「君の名は。」の舞台としても知られています。
瀬戸川沿いの古い街並みを散策しながら、美しい景色を撮影してくださいね。
その他、有名なお城があった場所は武家屋敷や城下町が残っていることが多く、素敵な写真が撮れます。
古都を巡るなら外せないスポットとコツ
写真撮影と観光の一挙両得を狙うなら、以下の場所も訪れてみましょう。
・古民家カフェ(ふるカフェ)
その土地の風土に合った造りの古民家を活かしたカフェや雑貨店は、絶好の撮影場所です。
大きな梁や柱、天井の低さや建築物の構造、材質など、随所に魅力が溢れています。
気になる箇所はお店の人に尋ねてみるのもおすすめです。
・お城と城下町・武家屋敷
日本には世界に誇るお城が数多く残されています。
歴史的な偉人や武士が住んでいたお城や武家屋敷は、重要文化財として守られています。
武家屋敷が並ぶ通りは整備されていて、清閑な雰囲気が漂います。
・宿場町
江戸時代の旅人が通行する要所にあった宿場町。
筆者も妻籠や関宿などを訪れたことがありますが、観光地とは違う雰囲気が楽しめます。
ここでSNS映えする古都の写真にするためのちょっとしたコツをご紹介します^^
【ちょっとしたコツ】
・川と柳・ツタや苔などの自然な景観を取り入れる
・ガス灯や提灯などアンティークな物を撮影する
・石畳や白壁、蔵などを背景に入れる
・夕刻や朝日など、時間を変えて撮影する
などです。
その他、目線を建物の高さに合わせるとか、セピア調に仕上げるなどのテクニックもおすすめです。
テーマを決めて古都を巡る旅も面白い
海外旅行も憧れますが、日本にも歴史的価値の高い場所や、美しい街並みが多くあります。
日本独自の歴史にちなんで、テーマを決めて古都を巡ってみる旅も面白いと思います。
偉人の足跡を辿りながら、古都の風景を楽しんでみましょう!