昭和を代表する子どもの遊びに塗り絵があります。
女の子はメルヘンなお姫様、男の子は憧れのヒーローが描かれた塗り絵。
それが今では大人に人気がある時代になりました。
大人の塗り絵は100円ショップでも扱われているほど人気があります。
そこで今回は、大人に人気の塗り絵と、塗り絵が脳トレに良い理由を調べてみました!
大人と子どもの塗り絵の違い
大人の塗り絵という言葉は、あまり後ろめたさを感じさせません。
大人の事情、大人の遊び場、大人のオモチャなどとはちょっとニュアンスが違いますよね☆笑
❍子ども向けと大人向けの違い
大きな違いはマス目の大きさです。
大人向けの塗り絵は絵柄が細かく、マス目も小さい物が多いです。
子ども向けの塗り絵は、大きめの人物が真ん中にドーンと書かれているので塗り易いですね♪
大人用の塗り絵を見ると、どこから塗れば良いの?と首を傾げたくなるほど細かい絵が多いです。
ハ❍キルーペが必要かもしれません。
「絵が細かすぎて見えないっ!」ってね(笑)
塗り絵は何故脳トレになるの?
塗り絵は自分の好きなように色を塗って楽しめる点が魅力です。
それが脳トレにもなるなら一石二鳥♪
どの色を塗ろうか考えたり、実際に手を動かして塗るので能の活性に良さそうですよね。
ただし、塗るだけでは効果が弱いという実験データも発表されているんです。
三菱鉛筆と、脳トレで有名な川島教授の研究により、前頭前野の機能向上が必要と分かったんです。
塗るだけではなく、グラデーションを付けたり、ぼかしたりといった工夫が必要なんですって!
確かにその方が、絵も立体感や陰影が付いてより美しくなりますね。
ということは一石三鳥ですね~♪
絵心が無い人も楽しめる
塗り絵は下絵が描かれているので、絵心が無いからという心配は要りません。
自分の好きな色で塗って楽しめばいいんです。
バラの花だから、赤?ピンク?などと考えず(考えても良いですが)虹色だってアリです☆
空想しながら色を塗ることも脳トレに繋がります。
使うのも色鉛筆、クレヨン、水彩絵の具、どれでもOK!
工夫を凝らしてちぎり絵にしても面白いかもしれません。
趣味の一環として
歳をとる前に趣味を見つけておくといいと言われています。
定年を迎え、会社に行かなくてもよくなると燃え尽き症候群になる可能性があるからです。
筆者の祖母も仕事を辞めてから認知症状が顕著になりました。
ゴルフや登山、水泳など体を動かす趣味はとても良い趣味です。
それに加えて「手を動かす」「能を使う」趣味もプラスしましょう。
指を使う動作は認知症状の改善に良いとされ、病院や施設などでも取り入れられています。
塗り絵は場所もあまり取りませんし、お金もそれほど掛りません。
色鉛筆もクレヨンも、塗り絵本も100円ショップで揃います♪
一度に仕上げなくてもいい
せっかちな性分の人は、根を詰めて一度に塗ってしまう人もいるかもしれません。
でも、一度に仕上げてしまわなくても良いのです。
例えばジグソーパズルなどは、一日ではなかなか完成しませんよね。
それと同じで「今日はここまで」「ここの部分を集中的に」と決めると飽きずに長続きします。
1時間だけと時間を決めて取りかかるのも良い方法です。
若い人にもおススメ
大人の塗り絵は、高齢者の認知症の改善目的だけではありません。
若い人のストレス発散や、能の活性化にもおススメです。
そして絵もディズニーや四季を感じさせる花など、身近にあるものが多いので取り掛かりやすいんです♪
また、数人で集まって塗りあうのもゲーム感覚で楽しいと思います^^
色彩感覚は人それぞれですから、予想もつかない作品が仕上がるかもしれませんよ☆
世界に一つだけのオリジナル作品
そうして塗り上がった塗り絵は世界に一つだけの塗り絵になります。
芸術作品風にしても良し、奇抜な色使いでも良し、独創的な作品を目指してください。
始めは上手く塗れなくても、慣れてくれば上達してきます。
習うより慣れろという言葉は大人の塗り絵のためにあるのかも☆
まだやったことがない人は是非チャレンジしてみてくださいね!