「琵琶湖は滋賀県の6分の1」これは私たち滋賀県民がよく言うことなんですが、観光にとって非常に重要なことなんです!
そう、滋賀県は結構広いんです。しかも、真ん中に琵琶湖があるので、そこを超える手段は限られています。
そんなわけで、ある程度、土地勘がないと「それ、無理じゃない?」という計画を立ててしまいます。
そこで今回、そんな滋賀初心者に向けて、凄くゆっくり回っても1日で大丈夫なコース(場所は大津周辺)をご紹介します☆
硅灰石で有名⁉︎ 石山寺
最初はでっかい硅灰石で有名な石山寺です。
京阪の石山寺駅から徒歩10分程てくてく行くと、立派な山門が見えてきます。
ちなみに、今回ご紹介する施設はすべて京阪線沿いにありますので、それで回ると効率がいいです。あと、京都地下鉄・京阪大津線1dayチケットなんてものもあります。
さて、石山寺ですが、紫式部がここで源氏物語の構想をねったことで有名です。
そんな、境内は凄く広くて、まさに風光明媚、春は梅が咲き誇り、秋は紅葉が本当に綺麗です!ライトアップもしています☆
また、「石山」由来にもなった、巨大な硅灰石が境内にあるのですが、それが凄く勇壮で、紅葉の紅が映える時期は特に美しいです。
それと、紫式部の像が奥の隠れたとこにあるのですが、ぜひ探してみてください。
あと、この山門の近くに、「石餅」と言うものが売っているのですが、名前と違って、もちもちの餅の上に、たっぷりとあんこが乗っていて、甘党にぜひお勧めしたい逸品です!
そんな石山寺の詳細は公式ホームページをご覧ください。
⇨http://www.ishiyamadera.or.jp
名物ゆるキャラに会いに行こう! 三井寺
次は、名物ゆるキャラがいる三井寺。
ここに行くまでに、そろそろ「昼食を…」となるかもしれません。
そんな時は、「大津旧公会堂レストラン」、もしくは「なぎさのテラス」をお勧めします。
「旧大津公会堂レストラン」は、すごく雰囲気の良い建物ですし、「なぎさのテラス」は琵琶湖岸の景色のいいところにあります。いずれも、京阪沿いにあります。ぜひ、検索してみてください!
さて、これまた分かりやすい、京阪の三井寺駅を降りると目の前に琵琶湖疏水が見えます。
ここ、春になると川沿いにずっと桜が咲いて、そのまま山の方に目を向けると、所々桜色に染まっていて、まさに春満開といった感じになります。
また、ここ三井寺は、秋は紅葉の名所としても有名です。ライトアップもしますよ!
そして忘れてはならないのが、ゆるキャラのべんべん!たまに、境内をほっつき歩いています。笑
実はこのお方、法螺貝(ホラガイ)が本当に吹けて、特に子供なんかは、気軽に「べんベん、法螺貝吹いて〜!」なんてねだられています^^
なので、たまに遠くから「ぶおぉぉぅ〜」という感じの勇壮な音が聞こえます。ほんと、凄い肺活量ですね、中の人大変そう。笑
あと、ここの奥の高いところから大津市街を見下ろせて、いい景色なので頑張って行ってみてください!
そんな三井寺、もしくはべんべんの詳しい情報はコチラです^^
⇨http://www.shiga-miidera.or.jp
百人一首の聖地 近江神宮
近江神宮といえば、最近、「ちはやふる」で取り上げられたことから話題になっています。
京阪電車でも「ちはやふる」のラッピングがされた電車が走っていました。
というより、京阪電車では、何かしらラッピングされた電車が結構な頻度で走っているのですが、「あれは最早、趣味も入っているのでは?」と私は睨んでいます。笑
ですので、ぜひ一度、探してみてください。何かしら普通ではない電車が走っていますよ!
それで、ここ近江神宮は百人一首の聖地ですが、それは御祭神の天智天皇に由来しています。
そんな産業や文化に関わる神として信奉されているので、境内には時計館宝物館があったりします。それに、境内には時計にまつわるものが多々あります。
また、ここは創祀(そうし)されたのが、1940年と新しいせいか、建物の朱が凄く映えて美しいです。
それと、ここも京阪の近江神宮前駅という分かりやすい駅名の所から歩いてすぐです。
詳しいアクセスは公式ホームページからどうぞ!
⇨http://oumijingu.org
滋賀もめっちゃ面白いです!
・珪灰石が勇壮な石山寺
・べんべんの特技が凄い三井寺
・時計についても忘れないでね、近江神宮
この3つにお昼と移動時間を込み込みで、1日ぐらいになります。
また、滋賀は、大きな寺社が多く、ゆっくりと巡るのをお勧めします!
きっとその方が滋賀の面白さが分かるかと思います。
地味に凄い! それが滋賀です!^^
あ、ちなみに画像のキャラがべんべんですw