すだれ

失敗しない簾(すだれ)の屋外での活用方法!〇〇するだけで涼しくなる驚きの裏技とは!?

日本の夏は世界的に見ても特殊な夏です。

単純に気温が高い日が続くだけではなく、湿度が高く、「モワッ」とした蒸し暑さがあります。

この蒸し暑さが発汗を促しすぎて熱中症を引き起こすことも多々あります。

そんな厳しい暑さを上手く乗り越えたいものです。

一方で、クーラーや扇風機などの暑さ対策はお財布には優しくありません。

そこで、お財布に優しい暑さ対策として「すだれ」の屋外での活用をお勧めします。

意外と手軽に準備できますので、ぜひ参考にしてください。

すだれの屋外での活用方法教えます!!!

すだれ

「すだれ」という言葉を聞いてもピンとこないあなたもいるでしょう。

通常、あまり注目されるグッズでもないので仕方ないです。

下記の記事にて「すだれ」自体がどういうものかについて詳しく説明しています。

合わせて読んでみてください。

【取り付ける場所は??】

まずは屋外のどこにすだれを設置するかで、選ぶべきすだれの種類が変わってきます。

一般的な設置場所として、窓の屋外側に垂らして設置する場合ベランダ及び軒先に立て掛けて設置する場合の2つが挙げられます。

まず窓の屋外側に垂らして設置する場合は窓枠にてフックを取り付けて、すだれを掛けます。

この使用法において注意点が2つあります。

1つ目の注意点は窓の縦横の寸法を測って置くことです。

すだれの主な役割は日光を遮光し、室温の上昇を防ぐことです。

この役割において窓の外に設置する事は正しい使用法です。

しかし、窓のサイズよりも小さいすだれを使用してしまうと遮光しきれません。

必ず窓のサイズよりも少し大きめのすだれを準備すべきです。

2つ目の注意点は夜には透けやすくなっていることです。

周辺が暗くなり、室内の電気をつけて過ごす時間になると、すだれの目隠しとしての効果が薄れます。

そのため、大きな窓外に設置している場合は、夜にはカーテンを引くと良いでしょう。

日中のようにすだれのみにしていると生活の様子が丸見えになります。

次にベランダや軒先に立て掛けて使用する場合の注意点についても説明します。

この注意点とは風や雨などで動かないように設置方法を工夫するということです。

すだれ自体はとても重量の軽いものになります。

そのため、屋外の風や雨によって、すだれ単体は動きやすくなっています。

軒先のプランターや置き石やテープで、すだれのズレ防止対策を行いましょう。

【どんな素材を選ぶ??】

ここまですだれの屋外での設置方法について説明しました。

次にすだれの素材選びについて説明します。

すだれは従来、竹や葦などの天然素材のみが使用されていました。

現在では主にプラスチック素材を中心とした化学素材も使用されています。

天然素材とプラスチック素材のそれぞれのメリット、デメリットについて説明します。

まず、竹や葦などの天然素材のメリットは、なんといってもその風合いの良さです。

天然素材にしか出せない、日本らしい風合いは家の雰囲気をより良いものにします。

一方でその耐久性はプラスチック素材に比べて劣るというデメリットがあります。

屋外で日光や雨風に晒されるため、天然素材だと少なからず綻びが生じます。

また、乾燥や清掃せずにしまっておくと、虫やカビが湧いてきてしまうなんて事もあります。

家の雰囲気作りを重視する場合や、こまめに手入れが出来るので有れば天然素材をお勧めします。

次に化学素材のすだれのメリットについて説明します。

化学素材のメリットは耐久性の高さと多機能さです。

化学素材ですのでカビや虫には強いものが多く、遮光率が高いものや紫外線カットなどの機能を持ったものもあります。

天然素材のものに比べて、手入れの楽で、かつ長く使えます。

化学素材のデメリットとしては見た目の安っぽさと価格です。

選んだ素材によってはプラスチック特有の安っぽさが目立つものがあります。

家の雰囲気やカラーのバランスをよく吟味して選ぶべきです。

また多機能なすだれであるほど、その価格が高くなります。

天然素材の素朴なすだれの方がリーズナブルな価格である場合が多いです。

とにかく長く使える、便利なものを求める場合は化学素材の方が良いでしょう。

【涼しさを感じるための一工夫!!】

最後に屋外のすだれを生かした暑さ対策を1つご紹介します。

すだれは主に通気性維持、遮光による遮熱や目隠しを機能として使用されます。

屋外のすだれに水をかけて使用すると涼しい風を室内に送り込むこともできます。

原理は打ち水と同じで、すだれ上にて水の気化熱が発生して温度が下がり、涼しい風が発生します。

大きなすだれを軒先等で使用予定の方は、ぜひ試してみてください。

すだれを屋外で有効活用して暑さを乗り切ろう!!

すだれ

ここまで屋外でのすだれの使用方法について説明してきました。

それぞれ使用する場所や使用方法に合わせたサイズや素材のすだれを買うことが重要です。

また、すだれを使用することで家の雰囲気も大きく変わります。

暑さ対策だけではなく、夏を乗り切る模様替えの一環としてすだれを上手く活用しましょう。

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