終活中に悩んでしまう項目のひとつがお墓選び。
先祖代々のお墓に入る、自分たちの代のお墓を建てる、中にはお墓は不要という人も。
お墓に対する考え方も、時代と共に変わりつつあります。
そこで今回は、終活とお墓選びについて解説していきます。
海外と日本のお弔いの違い

お墓に入った後は、子孫やお寺等の方々が永代供養を行います。
ところが、海外に目を向けると、土葬が多かったり、永代供養という考えが無かったりします。
宗教によっても異なりますが、火葬は日本が一番多く、葬儀の場所も様々なんです。
日本のお弔い
昭和頃までは自宅やお寺等での葬儀が多かったのですが、近年ではメモリアルホールなども利用されます。
永代供養やお墓参りという考えは根強く、没後も魂は存在し、お墓や仏前で会えるという思想を持ちます。
海外(先進国)のお弔い
キリスト教では、亡くなると魂は神様(キリスト)の元へ帰るという考え方が一般的です。
葬儀は主に墓地で行われ、お花やカードで故人との別れを惜しみます。
土葬か火葬か
土葬、火葬は国や宗教によって異なります。
新型コロナ発生後は、感染対策等の理由から、土葬の地域でも火葬を行うという変化が見られます。
日本と海外の墓石の違い

縦型が一般的で、墓石には主に御影石が使われ、国産、外国産によっても価格が異なります。
一方、海外の墓石は平たい形状に十字架が一般的です。
ハリウッド映画などでは、葬儀のシーンに登場しますね。
墓石には故人の名前や日付のほか、どんな人柄だったか、どんな功績を遺したかなども刻まれます。
所変われば…ですね。
終活でお墓の購入は必要?

近年では、少子高齢化に伴い、お墓の管理が大変、お墓を守る子孫がいないという問題も発生しています。
お墓を守る人が長期間いない場合、いずれは無縁仏として合祀されます。
墓守がいないという理由から、生前に墓じまいをするという人も。
子どもや孫に迷惑をかけたくないと、海や山への散骨を希望する人も増えてきました(勝手行うのはNG)
代々受け継ぐという考え方も、自分たちの代で終わらせるという考え方もある時代なんですね。
お墓の価格は高い?!

墓地を購入し、その区画に墓石を建てるのが一般的です。
つまり、新しくお墓を建てるには、墓地代+墓石代がかかります。
そして、墓地や墓石は選び方次第で、価格が大きく変わります。
また、墓石の設置費用や場合によっては、基礎工事が必要になることも念頭に入れましょう。
終活時のお墓選び案

お墓を選ぶ際の一例をあげると、
①家族と相談して決める(後々揉めないように)
②墓地や墓石選びは自分の目で見て確認する
③見積りは複数社から取りよせる
④信頼できる石材店を選ぶ
⑤墓地の立地を確認する(日当たり、交通の便、傾きなど)
特に墓石は、写真やネットの画像だけでなく、実際に自分の目で見て、触って確かめることが重要です。
筆者も石材店に訪れたことがありますが、墓石の種類や大きさは大変豊富です。
硬さや手触り、光沢などは実際に自分で確かめてみるとよく分かります。
後々の手入れのしやすさなども含めて選ぶと良いですよ!
日本のお墓の歴史

神話に由来する墓石
日本で初めて墓石(のようなもの)を誕生させたのは、イザナギ(男神)とイザナミ(女神)です。
多くの国や神々を生んだ夫婦神として知られ、全国の神社やお寺で祀られています。
イザナミは火の神を生んだ後に亡くなり、黄泉の国へと旅立ちます。
この世に連れ戻そうと、黄泉の国へ行ったイザナギでしたが、腐敗して変わり果てた姿のイナザミに驚愕!
イザナギは、千引岩(ちびきいわ)という巨石で道をふさぎ、追ってくるイザナミから逃げ切りました。
千引岩はこの世とあの世を隔てる意味を持ち、墓石の由来とも伝わっています。
神話後のお墓の歴史

火葬が始まったのは、江戸時代頃からといわれています。
墓石は土葬の頃からありました。
ただし、現代のような立派なお墓が登場するのは、日本に仏教が広く浸透する頃になってからです。
それまでは、大きな漬物石のような岩や石が墓石の代わりでした。
筆者の親類のお墓には、まだ石を利用した墓石が残っていますよ。
終活にお墓選びは重要なこと

土地が狭い日本では、広々とした墓地を所有するのは難しく、管理も大変です。
未来に向け、バーチャル墓地の活用や、故人をAIデータとして残すなど、考え方も変わりつつあります。
従来のお墓を含め、近未来のお墓事情も考慮して選ぶ時代が来ているのですね☆
終活でお墓を選ぶ際の参考になさってくださいね♪












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